桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

歯列矯正のためにカリエールとリンガルアーチを装着して2週間経った感想

歯列矯正シリーズの話です。

前回の進捗

  • 第一段階としてカリエールとリンガルアーチを装着した

kiryuanzu.hatenablog.com

今回の進捗

すっかり慣れてきたらしく、全く痛みを感じなくなった。ゴムかけをしたまま1日20時間以上装着する習慣も忘れず続けることができている。正直、口に異物を入れてずっと過ごすといったような体験が本当に初めてだったのでかなりストレスがかかることを心配していたのだけれど、1週間経ったあたりから完全に慣れてしまった状態になり、人間の口内の順応力の高さにそこそこ驚いてしまっている。食後のゴムかけは確かに面倒だと思う気持ちはあれど、鏡を見ずにすぐに付けられるようになったので初期の頃にかかっていた負担よりかはずっと軽くなった感覚がある。

他に特筆することがあるとすると、装着から1週間経った際に病院から電話がかかってきて「装置に異常はないかどうか・ゴムかけはちゃんとできているかどうか」について確認されることがあった。特にゴムかけに関しては念入りに確認されたので、この矯正段階においてゴムかけは本当に重要なんだな……と改めて思わされた。

まとめ

次の通院はまだ2週間後なのだけれど、装着してそこそこの時間が経ったので一応現時点での状態を書いておいた。最初はそこそこ痛かったけれど今ではすっかり慣れたことに割と驚きっぱなしなのだけれどもっと時間が経つと何も感じなくなっていそう。口内炎のリスクも心配していたけれど、今のところあまり気にせず過ごすことができている。 次の通院では1ヶ月でどれだけはが動いたかどうかを確認できると思うけれど、鏡で見る限りはまだまだ変化が少ないように思える。この矯正段階がどれぐらいかかるかどうかも聞けるチャンスがあれば確認したいな〜。そんな感じで、次回の歯列矯正シリーズ記事では2週間後の通院の感想を書いていこうと思います。

約7ヶ月の間でホットクックを100回ほど利用した話

今日の夕飯のおかずとしてゆで卵を作ろうとしたら、ホットクックがこれで100回目の利用であることを教えてくれた。

1月から8月までの日数は210日前後ぐらいだと考えると、2~3日に1度はホットクックで調理しているということになり、割と頻繁に使っているのではないかと思われる。

具体的な使い方としては、以下のようになっている。

  • 毎週のつくりおき要員であるチキンカレー・サラダチキンの調理
  • 隔週で準つくりおき要員であるミートソースの調理
  • 多ければ月1,2で魚を丸ごと1匹調理したいシチュエーションが発生するためアクアパッツア・煮付けの調理
  • 思いつきでタンパク質を補充したくなってゆで卵を調理

改めて履歴を見てみると、特にここ数ヶ月は上記のルーティンでホットクックを使うことが多かった。

こう見ると割と偏った使い方になっていると思うけれど、ここ最近は上記のつくりおき以外にも納豆ご飯や豆腐・味噌汁・野菜のおひたしをメインにした和食やそうめん(トマト・ツナ・ネギをかけてよく食べる)・そばなどの夏によく食べるタイプの麺類も頻繁に食べるようになったため、毎日ホットクックを使って調理する必要がないというのが大きい。 ただ、それでも一回で効率よく大量のつくりおきを用意したいときはホットクックを使うのが一番便利なのは変わらないので、今後もこの使用率は継続されると予想している。

さすがに半年以上使っているとなんとなくアレンジの仕方も分かってきて、ビーフカレーの調理メニューで鳥手羽元を入れてチキンカレーにする、水分少なめのカレーにしたいので調理メニューよりも50ml少なく水を入れてみる工夫をする、サラダチキンの味付けを変えてめんつゆやエバラ焼肉のたれを入れてメニュー通りに調理する、などといった方法を試して飽きずに美味しく食べられるよう模索できるようになってきた。

今の使い方以外にも、定期便で届く野菜を蒸し野菜にするなどといった調理方法も試すことができるはずなので実践していきたい気持ちである。

プリティーリズムRL傑作選と大学時代の思い出

同居人(ADをリアルタイムで視聴済み・DMF/RLは未視聴)にプリティーリズムを見せまくっている。

ADは全話見終わって、DMFはキャラクターが分かるレベルで前半の話をいくつか見せてあいらが闇堕ちする回のちょっと前の回から最終話まで一気に見てもらった。その合間に勢いでキンプリ・キンプラの劇場前後編を見せたりアイドルタイムプリパラのみあ登場回も見せている。

RLもDMFと同様に傑作選を考えて見せて欲しいと言われたので勢いで考えたのだが、どの話にも程よく伏線が盛り込まれていて選ぶのがめちゃくちゃ難しかった。 色々考えた結果、一応少し前に最初の数話だけは見てもらってキャラはなんとなく覚えてもらっていたので、りんねの初ライブ回と2クールの中で一番の山場であるベルローズ結成までの話を続けてみてもらった。そこまで見終わったところで面白さに気付き始めてくれたのでそのまま続けて見てもらって31話まできた。

数年ぶりにRLを見ているけれど、AD/DMFとはまた違った魅力があってつい真剣に見てしまう。最初にプリティーリズムというコンテンツを知った作品でもあって思い入れも強いというのもあるけれど、AD/DMFを見た後に改めて視聴するとやっぱり今までのシリーズの良さや反省点をうまく活かして完成度が高く作られているように感じる。

プリティーリズムシリーズの傑作選を考えるのは実が今回が初ではない。大学時代にサークルの先輩や同期と集まって大学のシアターを借りて半日かけて大画面でアニメを視聴する会を定期的にやっており、その集まりの中でプリティーリズムシリーズ鑑賞会も何度かやっていて同好の士で傑作選を編み出していた。一緒に参加していた人たちは大体プリズムジャンプの名前をほぼ暗唱できるようになっており、キャラクターがジャンプを跳ぶたびに一緒にジャンプ名を声に出していて、完全にプリズムヤクザたちの会合と化していたように思う。

それももう4,5年ほど前の話で、一緒に楽しんでいた人たちは就職で散り散りになってしまい気軽に集まれる感じではなくなってしまったけれど、プリティーリズムのコンテンツを摂取するたびに当時の思い出がつい脳裏に浮かび上がってくるぐらいには強烈な体験で、大学時代の忘れられない出来事の一つとなっている。

個人ブログの運用は盆栽に近いかもしれない

昨日ふとそんなことを思った。

なんとなくの思いつきで毎日ブログを書く習慣を復活させたのだけれど、内容のハードルをかなり低めに設定しているのもありぼちぼち続いている。ワクチンの副反応が出てきたときはしんどくて一旦止めてしまったが、元気になってからは書かないでいると落ち着かなくなってまた書くようになった。

なぜブログを書き続けるんだろうかとたまに思うことがあるけれど、自分の過去の状態を振り返れるのが一番大きいように思う。なので自分のために書いているんだろうなという結論に毎回達する。大学時代の自分の記事を読むと「当時の自分はこんなことを考えていたのか!面白い!」といったように自分のことなのに他人を面白がってるような気持ちになれて楽しかったりする。

一応PV数もチェックするようにしているが、2時間ほど頑張って書いたオタク感想文よりもハエを殲滅しようとした時の記事や包丁で指を切ったときに5分ぐらいで書いた記事が前者の2~3倍ぐらいのPV数になることが普通にあるのであまり深く考えないようにした方がいいなとなっている。

人に見てもらったりスターやブクマをつけてもらえるのは確かに大変嬉しいのだが、それを目的にして書いても迷走しそうなので、もし見てもらったり反応してもらったら自分が作った盆栽に対して「今日は綺麗に活けていますね」と声を掛けてもらったときの気持ちで受け止めるようになりつつある。*1

*1:実際に盆栽を活けたことはないので単なるイメージです

わたしとインターネット #はてなインターネット文学賞

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

中学1年生の頃、クラスに居場所がなかった。その当時のことを今でも負の記憶の一つとして強く心に刻まれている。なんでそうだったのか、といった理由を言語化すると胸が苦しくなってうまく吐きだせないけれど、一気に自分が吸っていた空気とは全く変わってしまったように思え、それから輪にかけるように一気に人と話せなくなってしまった。

その頃に出会ったのがラグナロクオンラインというネットゲームだった。 当時うまく話すことのできなくなってしまった自分にとって、テキストだけで話せる世界はすごく気楽でゲームだけの関係だからこそ人格に深く踏み込まなくてもよくて、私の居場所はここにあるようにごく自然に思っていた。周りは自分より一回り離れた大人ばかりの世界なのに対等に話すことができて、みんな自分のことを受け入れてくれていると自信を持ち学校ではできなかった自己開示のコミュニケーションをができるようになっていた。今思えば、それは大人からの優しさに甘えていただけだったりゲームの世界だからこそ現実世界よりも不和の発生する要素が少ないのが大きい理由だったかもしれない。たとえ不和が発生しても関係をすぐに切ることができたりゲームだからそういうこともある、と割り切りやすかったのもあるだろう。

中学2年になって友達と呼べそうな人は増えたけれど、やっぱり孤独感が強くてゲームの世界が自分の居場所だと思っていた。ただ、同じゲームを2年以上やり続ける人は中々少なくて自然と毎日交流することも減り、比例して現実世界で向き合うべきことが増えて自然と離れていった。当時仲よかった人のほとんどの消息は分からないけれど、僅かながらにまだ交流を続けている友人もおり、そのゲームのスマホ版の後継作を遊んだり年1,2で飲むような間柄になった。気付いたら12年も付き合いを続けていて、もうすぐその友人の当時の年齢を追い越しそうだ。 本当の居場所だと思い込めるぐらい膨大な時間を費やして結局やめてしまったけれど、あのゲームと出会ってネットのコミュニケーションを覚えたことは私の人生を変えた一つの大きな出来事だと思う。

中3や高校生の頃はAmebaTwittermixiをやり始めるようになり、そこでもネットコミュニケーションを引き続き楽しくやっていた。でも、大きく違うのは交流する相手は年も住んでいるところも違う大人たちではなく、同じ学校のクラスの友達へと変わっていった。やっとその時から現実世界にちゃんと自分の居場所があるように思えるようになった。 ただ、年頃の中高生によくあるネットで陰口を言うコミュニケーションも増えていき、それがグループの結束力を固める行動になることもわかっていたけれどひどいことをしてしまったな、と当時の行いを後悔している自分もいる。

大学時代に入ってからは更にTwitterでのコミュニケーションが加速し、大学のサークルの知人や学外サークルの知人、社会人の人たちとも繋がるようになり、高校時代とは比較にならないくらい友達を増やすためのツールとしてTwitterをフル活用するようになった。ここから色んな人と友達になることができたと思うけれど、大学初期の頃は高校時代の名残でエッジが効いたつぶやきをしがちで大学のサークルの先輩の何人かからブロックされまくった時代もあったので黒歴史的な側面もある。しょうがないとは思うけれど、割とトラウマ化していて今でも自分の振る舞いは人から不快に思われていないかどうかをすごく気にしてしまう。

この頃から桐生あんずの名義ではてなブログを始め、イベントに参加した話や成果物の話、家族の話、本を作った話などを書いたら想像もしないくらい様々な人に記事を読んでもらえた機会が何度もあって新しい世界が拓けたような感覚を覚えた。この出来事があったことで外向けに発信する楽しさをより知ることができた。

また、この時期に父親に自分のインターネット活動が完全にバレてしまい母親に秘密にしながら自分のネット活動の話を実家に帰るたびに2人でこっそりするようになった。 親にネット活動を監視されるの、客観的に割と渋い話だとは思うのだけれど父親はこの時点まで私がインターネットの世界にどっぷり浸かることをあまり良いように思っていなかったはずで、たくさん心配させてしまったと思うので、やっとこうやって気軽に話せるようになって良かったなとも心の中で感じていたりもした。

就活の頃、面接で自分の志望動機をどう伝えればいいのかすごく思い悩んだことがあった。受けていた企業が学校に関わるサービスの事業をやっており、学校に絡んで自分がやりたいことをどう伝えたらいいんだろうと考えていた時に中学時代のことがふと浮かんできて、「そういえばあの時学校がめちゃくちゃしんどかったけど、インターネットのおかげで心が楽になって人生変えることができたよな」と腑に落ちたのだった。その気持ちを言葉に起こして、「過去の私のように学校で苦しんでいる人たちがインターネットの力で人生を変えられるようにしたいです」と伝えた。 その後、無事入ることができ、社会人になることができた。今でも社内の自己紹介で当時の志望動機を話す機会があると、揺るぎなくその話をし続けている。

去年から一緒に住み始めた同居人とも、やっぱりインターネットがあったからこそ通じ合える会話が多くあり、だからこそ一緒にいられる空気があるように思う。

会社でも家庭でもインターネットにどっぷりと浸かっているのは、別の生活圏の人から見たら不思議な世界かもしれない。ただし、インターネットを使った自己開示が当たり前の世界にずっと前からいたので全く不自然ではなくなっていると感じる。それが普通だと思っている人は私以外にもたくさんいるはずだろう(と思い込んでいる)。

きっとこれからもある程度形を変えることはあれど、インターネットの世界に居続けることは変わらないのだろうなと思う。

休日に一気に寝るよりゲームをした方が個人的な満足度は高い気がする

桐生あんずです。

休日に入るとがっつり昼寝をしたい欲求が高まってしまい14~17時の時間帯は特に寝てしまいがちなのだけれど、後から思い返すと不規則な睡眠だと脳が思い込むのか悪夢を見がちだったり「時間はあったのに生産的なことができなかった……」みたいな後悔が押し寄せがちなのでQOLはあまり高くないのではと思うことが多く、それでも眠気に抗えなくてそのままになっていた。

その最中でハマっているゲームが複数出てきて、楽しくて気付いたら半日ずっとやってしまうようになり、眠気に抗うことができるようになってきた。

また、ゲームがひと段落した後も脳がまだ興奮しているのか謎の高揚感が押し寄せてきて興味のある技術の勉強を進めたりボリュームのある文章を書けるようになることが何度かありこれは「生産的なことができなくて落ち込む病」から抜け出す一つの解決策なのでは……!?と深夜テンションで考え始めている。ただし、身体には絶対よくないので真面目に生活リズムを整えることを意識してちゃんと健康的な時間帯に生産的な活動ができる時間を作れるようになるのが一番なんだろうなと思う。真面目な生活、難しすぎる……。

FE風花雪月1週目(教団ルート)が終わっての感想(ネタバレあり)

桐生あんずです。 先週の金曜にFE風花雪月を購入しました。

フォロワーに助言や応援をもらいながらやり始めた結果あれよあれよとハマっていき昨日1週目が終わったのでその感想エントリです。正直色々書きたいことがありすぎてうまくまとめられる自信はないんですが、とりあえずプレイの時系列順でそのとき思ったことを紹介しつつ総括してみようと思います。

プレイ開始時〜第一部終了まで

FEシリーズはGBA時代の頃からのファンだったのですが、覚醒以降は手を出すタイミングがなく気付いたらFEシリーズに触れなくなって7年ぐらい期間が空いていました。それでも思い入れはやはりあるので、ダウンロード中はわくわくしながら当時の思い出記事を書きながらDLが終わるのを待っていました。 kiryuanzu.hatenablog.com

選ぶ学級はプレイ前から黒鷲にしようと決めていて、理由としては「登場人物に可愛い女の子が多い・百合展開になりそうなキャラが他の学級よりもいそう」というものでした。完全に百合厨の欲望の塊みたいな理由でしかなかったのですが、実際にそのイメージとマッチしていたと思います。

一番好みだったベルナデッタと結婚できないことに序盤で気付いて少しショックを受けましたが、エーデルガルトとドロテアが魅力的な女すぎてこの二人のどちらかを選ぼうとすぐに方針転換することができました。もちろんペトラも可愛い。男の子たちも癖が強いキャラばかりでしたが、順調に強くなっていく姿を見て全員に愛着が湧いていくようになりました。

特に、ヒューベルトのキャラクター性はかなり目を惹きつけられるものでした。見た目が完全に悪役だけれどエーデルガルトのために常に動き時には同級生に対してユーモアを見せる振る舞いがあって、登場するたびに面白くて笑ってしまった。 エーデルガルトを女主人公と結婚させるかヒューベルトとくっつけるか悩んでいた時に女主人公とヒューベルトの支援C会話が発生してエーデルガルトに近づきすぎてはいけないことを忠告されたのを今でも覚えています。可愛い〜。こういう三角関係が好きすぎるんですよね。

そのような感じで、必ずこのカップリングにしたい!!という気持ちはまだ薄いけれどどうにかしてみんな幸せになってほしいな〜と思いながら話を進めていました。

2月に差し掛かった時点で、そういえばフォロワーからこのような助言を受けていたことを思い出してエーデルガルトには話さないようにしました。

…………。

ヒューベルトがこの時期から姿を見せなくなったことで薄々と察してはいたのですが、この選択肢により、想像したけれどやっぱり起きて欲しくはなかった事件が発生します。

第二部

プレイ済みの方はご存知の通り、一部でめちゃくちゃ可愛がっていたエーデルガルトとヒューベルトが学級から離脱しました。

こういう展開はあるだろうな〜と思いつつも、生で見ると正直めちゃくちゃ動揺してこの展開を見てから2~3時間ぐらい布団の中で凹んでいました。

「きっと最終章手前で決着が着いたら帰ってくるのでは!?」と淡い期待を持ってみたりもしましたが、エーデルガルトもヒューベルトも本気で主人公と学級の仲間たちを殺しにかかろうとしている描写が次々とやってきて、この二人は死ぬまで主人公たちを殺しにくるつもりなんだなと悟りました。

最後のエーデルガルトとの戦闘会話では「貴方は今、きっと、私に勝てると思っているでしょうね。けれど、私は絶対に諦めない。手足をちぎられようとも、前に進む。」と語りかけてくるところでもう何も言えなくなりました。あんなに一緒に闘ったヒューベルトも複数の章で敵将として現れて生徒たちを殺そうとするわけで、完全に従来のFEシリーズに出てくる終盤の敵将にしか見えなくなります。

でも、今までのシリーズとは違うのはこの二人はゲーム内で1年の期間で手塩にかけて育てたユニットたちだったんですよね。しかもエーデルガルトは主人公にしか与えられないクラスであるはずのロードです。ロードが永久離脱するFEシリーズ、前代未聞すぎるのでは……? そんなことを思いながら、エーデルガルトを手にかけた時のシーンは情緒がおかしくなって涙目になっていました。

「貴方たちの道は私の屍を越えた先にしかないわ。だからせめて貴方の手で……!」

「二人で歩き、たか……」

このセリフが流れた時、一部でエーデルガルトとのお茶会をしたシーンがふと蘇り「顔がいい女〜!」と思いながらズームで笑顔にさせたりからかうアクションを大量にしていたのを思い出して気が狂いそうになりました。今度の世界では絶対に救いに行くからね……。こんなことを普通に考えてしまうレベルでゲームの世界に感情移入してしまうぐらい感情を揺さぶられるゲームになっていてすごいです。

このシーンでは涙目になるぐらいでなんとか耐えることができたのですが、ヒューベルトの遺書を読むシーンで完全に号泣しました。ここの小西克幸さんの演技すごすぎませんか?ヒューベルトの生き様は物語の最初から最後まで一貫していて本当にかっこいいキャラだと思います。この世界線では共に歩くことはできなかったけれど、絶対にヒューベルトも救いに行くぞ……。

ここまでは帝国勢の想いを殴り書きしてしまいましたが、それ以外では二部であの地獄の戦いが終わった後に幽霊のように現れて消えたディミトリの存在も気になっています。ディミトリはなんとなくこの作品のかわいそうランキング上位層に君臨している気配がすごく漂っているのが印象的なんですよね。

最後は暴走したレア様を倒してなんとか終わることができましたが、倒すのが普通に大変でびっくりしました。それ以外は次回ハードでもなんとかクリアできるレベルの余裕はあったんですが、ここだけはハードだとかなり苦戦をしいられそうで心配しています。ただノーマルでやり続けてもぬるすぎてストーリー見るためだけに進めるゲームにしてしまいそうで勿体無いなとは思うので2,3週目のタイミングでハードにしてもよいかなと考えています。

主人公とのペアエンドは当初の希望通りドロテアを選びました。ただ、もしここにエーデルガルトが生き残っていたら最後まで悩んだように思います。エーデルガルトと共に歩く世界線にたどり着いた際には彼女を絶対に選ぼうと思います。

正直、この時点で3学級の級長は死亡か行方不明の状態でレア様も息を引き取り主人公は統一国家の王様になって責任の重い身になるというあまりハッピーとは言えない状況なんですが、後日談テキストで描かれている主人公とドロテアが結ばれてたくさんの養子に囲まれて最期まで幸せに暮らしたという事実だけでなんとか生きていけます。

また、フォロワーとのドロテア(+イングリット)評の会話が面白かったので紹介しておきます。(ヘテロの権化、キレキレの表現ですごい)

学級の子たちはベルナデッタ × カスパル、フェルディナント × ペトラの組み合わせでペアエンドになり、リンハルトはソロになる結果でした。なんだかんだみんな幸せになってそうで良かった。ベルナデッタとカスパルが子沢山なの本当に好きです。

教団ルートでは帝国勢の喪失を意識してしまいつつも、フレンとセテスがメインキャラの役割を果たしていっぱい喋ってくれたのが面白かったなと思います。この役割は別のルートではみられることはもうなさそうな予感がしています。

総括

なんかつい今まで敬語で書いてしまったんですが、固くなりすぎている気がするので常体文に戻していきます。

いや〜ほんとすごいゲームだった。しかしまだこれは1週目であり、これからディミトリもエーデルガルトもヒューベルトも新しい世界線で救っていかないといけない。クロードはよくわからないけれど、彼は救うというよりも一緒に救っていく側の予感がしている。それを考えるとエーデルガルトもヒューベルトも救われる側というよりかは、死を覚悟した上で信念を突き通しそして死んでいっただけなので救うという言い方はエゴかもしれない。なので彼らは可愛い生徒たちなので殺したくないだけという感情の話になっていく。

ゲーム外の話で面白かったのが、プレイ済みの人々からのいいねやRTがぽつぽつやってきて2年経ってもこんなに新規の感想を求めているのか……!という発見があったこと。我慢できずfusetterで書いた文章がFF外から反応が割ときていて笑顔になりました。

あと、初見で教団ルートを選ぶのを促すのは心がないのではという意見もフォロワーからいただいたのだけれど、もし1週目から帝国側に付いた場合はその後プレイするルートの全てでエーデルガルト達を殺すことになるという地獄が待っているので、教団ルートで耐性をつけておくのは理にかなっているようにも思いました。いやまぁ、どっちみち辛いんですが…………。

その地獄具合が癖になるファイアーエムブレム風花雪月をこれからも楽しんでいこうと思います。ここまで読んでくださった方ありがとうございました。