桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

FE風花雪月のストーリーを全て履修したので色々感想を書いてみる(完全ネタバレあり)

桐生あんずです。

ついにFE風花雪月のストーリーを全て履修したので色々思ったことを書いていきます。本編プレイ済みの人にしかわからない単語を大量に出している記事なのでその前提で読んでもらえると幸いです。

1周目の時に書いた感想はこちらです。

kiryuanzu.hatenablog.com

ルートごとのおさらい感想

最初に説明しておくと以下のような感じで履修をしました。細かい要素に関しては次の見出しで色々言及していきます。

1周目(教団ルート)

  • 上記の記事に詳しく書いていますがフォロワーからもし最初に赤をやるならこちらのルートからがおすすめという助言を受けたのでそうしました
  • 黒主従組がフェチになり出してからの永久離脱展開を喰らってかなりメンタルがやられたけれど帝国ルートを1周目にしちゃうと更にしんどかったので確かにこれで良かったのだろうと今全てが終わって感じています

空白の期間(金鹿ルート)

  • 1周目が終わってすぐに彼氏も風花雪月をやりたいと言い出したので金鹿ルートをやってもらった(私が2周目で青ルートをやる予定だと話してたら「じゃあこの色黒のイケメンの学級にする」という話になった)
  • 一ヶ月ぐらい横で金鹿やってるのをずっと見てたのでストーリーは完全に知っている(ただしプレイはしてないのでこの記事では全部プレイしたとは言わずストーリーを履修したという表現にしてます)
  • 教団ルートとは打って変わってかなりポジティブなノリで話が進んでいくのでめちゃくちゃびっくりしていた……
  • マリアンヌとリシテアにときめきを覚えて2周目ではスカウトしようと思ったのだった

2周目(青獅子ルート)

  • 1部終了手前でディミトリの裏の顔が判明したあたりで金鹿とは違う何かを感じ取ってかなりワクワクし始めた。その期待はかなり当たって闇ディミトリ期からのフレーチェ復讐展開がかなり熱くてずっとゾクゾクしながら進めていた。覇骸エーデルガルトのビジュアルのグロテスクさも話の重さを際立たせてて最後までずっと興奮しながら進めていた
  • GBA3部作を通った世代としては王道的なストーリーを踏襲しつつ絶妙な陰鬱さも入れ込んでいたのがかなりツボになり一番好きなルートになった

3周目(帝国ルート)

  • 1周目の絶望を越えてエーデルガルトとずっとイチャイチャできたのが大変良かった
  • 青ルートでは感じていた重さはこのルートではあまり感じなくて、思っていたよりもカラッとした雰囲気を感じながら進めていた
    • 別学級のキャラの死に様を見させられ続けるのは心辛いのは変わらないけれど……
  • イェリッツアが仲間になってからシリアス要素とギャグ要素が渋滞していて情報過多になっていたのが面白かった
  • 先生が人間に戻る展開やED曲に歌詞が入らなかったり(エーデルガルトが救われたことの暗示だと思っている)と他ルートとは一線を画した世界線となっていて最後に履修するストーリーとしてちょうど良かった

キャラクター・支援周り感想

まず支援周りの感想について。

1周目の黒鷲組にはかなり思い入れがあってベルナデッタやドロテアが関わっている支援A会話は好きなものが多かったです。ベルナデッタが関わるとどんな闇を持ったキャラでも少女漫画特有のおもしれー女空間に投げ込まれてデレていくのがすごい好みでした。カスパル子沢山ENDもフェルディナントの許嫁発覚展開もユーリスの過去のわだかまり浄化展開がかなり好きです。もし次周回やるならフェリクスENDやイェリッツアENDもさせたいぐらいベルナデッタの人間関係模様は好きでした。

ドロテアも同様で黒鷲組との支援Aやシルヴァン・フェリクス・マヌエラ・ユーリスなどいろんなキャラと未来の話をしていく姿が本当に好き。彼女のキャラ背景的に絶対に孤独にさせたくなかったのでどの世界線でも誰かとペアエンドになるように意識的に組ませていました。(1周目主人公、2周目フェリクス、3周目ヒューベルト)

次にキャラクターメインとペアエンド周りの感想について。 1周目はとにかく絶対にこの子が一番!みたいな感情が湧くキャラはいなかったんですが、マリアンヌにじわじわと惚れてしまい彼女をあんな手段(ダンス大会に無理矢理出場させる)やこんな手段(サウナイベントへの大量連行)で可愛がっていました。踊り子の格好のマリアンヌが大変かわいい。回避最強のエピタフにさせたり魔力ドーピングヴァルキュリアになってもらっていました。

突然の思い出シーン紹介

しかし女主人公だとマリアンヌとは結婚できないため、ペアエンドは別のキャラを選ぶ必要があります。 以前書いた1周目の感想記事でも書いているように百合婚ENDを渇望していたのでドロテアを選びました。2周目の青獅子でもメルセデスを選ぼうかと思っていたのですが、一部後半のディミトリの豹変シーンを見たあたりからちょっとこのルートの物語の重さを感じ取り、先生が懸命にディミトリを支えようとする姿を見て「これはディミトリを選ぶしかないのでは……?」と2人の関係性の強固さにやられ始めて気付いたらディミトリとのペアエンドになっていました。

そのような衝撃があり、夜な夜な pixiv のディミレスタグの絵を巡回する女オタクに当時になっていました。

3周目ではエーデルガルトを選ぼうかと一瞬思いつつも、3度の世界線でほぼ最初から行動を共にしているシルヴァンが先生に救われるところを見てみたい気持ちが強くなりシルヴァンENDにになりました。(3回連続で妬憎殺の会話を見ると癖になってきませんか?)

1周目終了時点ではエーデルガルトを選びたいと言っていたはずが気付いたら青獅子勢に飲み込まれたオタクになっていて想定していなかった展開でした。エーデルガルトがリシテアと擬似姉妹っぽくイチャイチャし出してこの2人のペアエンドをみたくなったというのもあるんですが……。

過去の記事でも触れたように、異性との恋愛要素のあるゲームだとまだキャラに思い入れがない時点で異性のキャラをがんばって選ぶのがどうしてもしんどかったんですが風花雪月ではそういった不安やしんどさを全く持たずプレイできてすごい良いゲームだなと思いました。 百合展開を摂取したい気持ちで同性婚プレイも選ぶこともできれば、物語に馴染み始めてから特定の異性キャラが主人公とどう未来を歩むのか気になり出して相手に選ぶことができたりと、幅広い選択肢を持ってプレイできたのがかなり満足感が高かったです。(風花雪月の場合は先生のキャラがちゃんと確立されているので自己同一性をあまり感じずプレイングできるというのもありそう)

総括

こう振り返ると戦略シミュレーションゲームというよりかはがっつりシナリオゲー・キャラゲーとして遊んでいる感じがある……(実際早くストーリー追いたくて全部ノーマルでプレイしてまっていた)。

ただしすごい満足感はあって、高校生の頃に装甲悪鬼村正を半年以上かけて全ルート攻略した時の余韻と同じかそれ以上のものが得られた気がしている。村正のシナリオやキャラに対しても未だに強く思い入れがあるけれど、風花雪月に対しても同じくらい作品愛が持続していく自信があるぐらい良いゲームだった。

メインシナリオは全部見てはいるけども、まだまだ周回要素は楽しめる自信があるので時間ができたら触り出そうかなと思っている。さすがにハードぐらいは一回クリアしたいし、無双青ルートを先日クリアしてから本編もまたやりたい気持ちが湧き出してきている……。

無双に関しての感想もまた別エントリで書こうと思います。プレイすればするほど愛が高まってくるゲームってなかなか出会えないと思うのでやってみて本当に良かったです。

麻雀を再勉強したら思いのほかハマって2日半溶かした

数年に一回麻雀をやりたくなる周期があって、ちょうど連休で時間があったのでやり出していた。昔はMJモバイルというアプリでやっていたけれど今は雀魂という萌え萌えソーシャル麻雀ゲームが世に出てきたおかげでそっちの方で遊んでいる。

今までの麻雀経験の話

麻雀を知ったのは大学1回生後期の頃。サークルで麻雀好きな友人が何人かいて、家飲みをやるついでに宅麻*1をしようという企画が持ち上がり何度か開催されていた。他にも、麻雀サークルに通っていた友人に誘われて自動卓のある施設にも行って教えてもらった記憶もぼんやりとある。

どれも6,7年前ぐらいの話で、その記憶を頼りにしてネット麻雀を触ってみても基本的なルールを覚えておらず役を作れないまま負けまくっていた。具体的な例を挙げると、試しに鳴いてみようとするもののタンヤオか役牌の揃え方を覚えてなくて死ぬといったパターンである。

麻雀を再勉強してみる

ルールをほぼ全て忘れきっていることに気付いたので、適当な本を一冊選んで一から覚えることにした。 Amazon で良さそうな本を調べてみたところ以下の本が目に入ったので Kindle で買ってみた。

麻雀に対しては「役が色々ありすぎて覚えられない〜」みたいなイメージを抱いていたのだけれど、この本ではまずは最初に覚える3つの役として「リーチ」「タンヤオ」「役牌」を上げていて丁寧に解説されていた。その後に覚える役として「ピンフ」「メンゼンツモ」等の役を紹介していて、最終的にレア役に対して言及されていてこういう序列があったのか! と頭の中が整理されていった。

とりあえずそのページを横に見ながらゲームを繰り返すと役を覚えていって上記の具体例で述べたミスは全くしないようになった。そもそもリアル麻雀を友達とやっていた頃はちゃんと上がれていたはずなのでおそらく覚えていたはずなのだけれど、あまりにも忘れすぎててびっくりしてしまう。

本の中では役の説明の後にゲームが一巡するまでの解説・点数計算の説明・攻め守りの際の基本的なテクニックも紹介されていて一通り読むことで麻雀の解像度をかなり上げることができた。

再勉強した結果

基本的なムーブとして、牌を揃える時にできる限りドラを押さえておくこと・対戦相手がリーチをかけていたりテンパイになってそうな時は安全そうな牌を捨てて守りに入ることからまず意識し始めるようにしたところ、ロンされる確率が以前に比べて減り、アガった時には満貫や跳満も普通に取れるようになっていった。

今までは適当に役を作ってしょぼい点数を稼いでいたところから、意識的に高得点が取れるようになるとここまで気持ちが良いものなのか……とアガる度に脳から快楽物質が出ているような感じがする。自分の点数が低い時点から高得点でアガって一位になった時が恐ろしいほど気持ち良い。

プレイを重ねていく中で、点数が既に高くて逃げ切りたい時は鳴きをとにかく活用して早くアガる戦法を目にしたり、流局前にテンパイに揃えておくことでほんの少しでも点数を稼いだりする小技など、一つ一つの所作の意味を理解していくようになっていった。

麻雀の面白さ

先ほど述べたように高得点が出た時や逃げ切れた時の気持ちよさやもあるけれど、個人的には頭の回転をとにかく早くして牌の並びを整えていく時間もかなり好きな気がする。特に雀魂はリアル麻雀よりも時間制限がきついので短い時間で決断する必要があるのでその中でより良い選択ができた時が大変気持ち良い。

アガりやすさを考えるならリャンメン待ちを意識した方が良いのだけれど、思い切ってそれ以外の待ち方を試した時に成功した時もかなり好き。 こうやって改めて言語化していくと、麻雀の仕組みの各所に気持ちよさを感じてしまっていてこれは知れば知るほどやばいな……と感じてしまった。

まとめ

という感じで、上記に書いたことをやってたら2日半ぐらい溶けていた……。

これ以上のめり込むと他のことができなくなりそうなのでGW中はアプリを開くのをやめようと思いました。ここから更にやり込めばもっと段位が上がりそうな気がするけど大事なものを喪ってしまいそうな気がする……。

自分の手で麻雀に触れる代わりに、ピザラ雀やMリーグを見ながら作業しようと思います。(それで麻雀やりたくならないのか?という気もするけれど……) ピザラ雀は途中まで見たところ、解説の土田さんがもこうに対して色々ツッコんでいるのがめちゃくちゃ好き。

www.youtube.com

麻雀の熱がある程度落ち着いてきたら、お勧めされた科学する麻雀を読む予定です。

せっかく再勉強できて楽しさがわかってきたので麻雀好きの友人たちとも遊びたいな〜と考えていますがきっとみんな既にこの道を通っていて普通に強いんだろうな〜という予感がしています。でも遊んでみたい……。 そんなわけで、桐生あんずを麻雀でボコボコにしてみたい人もそうでない人もぜひ誘ってください!!!!

*1:家で麻雀をやること

HELLO WORLD 観た

GWに突入したことによるノリと勢いで NetFlix を再契約して観た。

hello-world-movie.com

ストーリーは一旦置いておいて、見覚えのある京都スポットが破壊されまくるシーンが大量に出てきたのが懐かしさと新鮮さが入り混じっていてよかった。鴨川と京都駅はよく見るけれど、出町柳駅前と201番系統のバスが出てきたのが個人的に懐かしさMAXだった。あの201番系統は3桁回数は確実に乗っていたはずで、作中の映像を通して捏造された記憶を見ているかのようで面白かった。京都は関係ないけれど髭男の知ってる曲が突然流れてきて青春っぽさを出していたのも印象的。

ストーリーに関してはまだどう受け止めたらいいか分からないけれど、電子世界にいる過去の自分に対して現実世界にいる現在の自分が介入するといったシチュエーションは大学時代に何か小説ネタを出そうとした時に思いついたものと近くてちょっとテンションが上がった。ただ、中盤にかけてテンションが上がったところで後半につれてどんどん難解になっていて追いつかない感じになっていた。話は追いつかないけど破壊シーンがたくさん出てきて楽しい〜と思っていたら終わってしまった。

観終わった後に感想記事を調べたところ、重厚感ありそうな考察記事が色々出てきたので繰り返し観て理解することで楽しむタイプの作品なのかもしれない。スピンオフとかもあるっぽい。ちゃんと原作やスピンオフ作品を追うまでのモチベーションはちょっとないのだけれど、考察記事は暇な時に読んでおこうと思う。

2021年クレしん映画「謎メキ!花の天カス学園」がすごく良かった & 歴代のクレしん映画ランキング

桐生あんずです。

ここ数週間は試験やら業務の方に気持ちを寄せていた結果ブログを書くタイミングを逃していた……。ただ、時間置くと書きたいことが増えてくるものなので書いていきます。 週報みたいに雑多に書こうと思ったんですが、タイトルで述べたクレしんネタの話で1000字くらいいきそうなので今回はそれで。

たまに Twitter でぼやいていますがクレしん映画を観る行為が趣味の一つと言えるぐらい大好きでスイッチが入ると過去作を延々と見返しています。

近年のクレしん映画はうえのきみこ先生脚本の話(カンフーボーイズ, オラの引っ越し物語等)がお気に入りで、担当された天カス学園は異様に前評判が高くて一体どんなものか逆に心配になっていたのですが想像以上に出来が良くてびっくりしました。

クレしん映画は年代によって結構雰囲気が変わっているのですが、近年のスタッフの方々はクレしん特有のギャグをちゃんと盛り込みつつも程よくシリアスや人間ドラマも綺麗にやろうとしてくれているのでかなりバランスが良くて好きです。

自分は主に水島努監督・原恵一監督のクレしん映画を子供の頃劇場で見ていた世代で、それはそれですごく良い体験だったのですがいつものクレしんよりシリアス要素が強めで子供目線だとほんのりと怖さを感じながら見てた記憶があるんですよね。親側のキャラクターが洗脳・誘拐・記憶改変等される描写見るの普通に怖くないですか?(と言いつつもヘンダーランドに異常にハマった時期があって、当時5回ぐらいレンタルビデオで見返してひろしとみさえの偽物の人形が襲ってくるシーンとか普通に見たりしていました)

そんな思い出を抱えつつも、近年のクレしん映画を見ていると思ったより怖くないんですよね。題材としてはゾンビパニックものやミステリーものなので一歩ズレたらシリアス度が高まりそうなんですがくいつものクレしんを維持しつつやり切ろうとしてるんですよね。

そんな感じで最近のクレしん映画(特にうえのきみこ氏脚本)はバランスよく子供も大人も楽しめる話作りを意識しているのが好感的です。ただ、最近の作品全てが100点!!という感じではない難しい塩梅で天カス学園もどのように感じるかかなり怖かったんですが想定以上のクオリティを出してきてホッとした流れでした。今後もうえのきみこ氏を推していきたい……。

歴代クレしん映画ランキング

最近公式が「#私の好きなしんちゃん映画」というハッシュタグを押し出していて、ぜひ参加したい〜と思いつつも子供時代見た作品と大人の頃改めて見た作品で印象がかなり変わってしまっていて決められずにいました。しかし天カス学園を経てクレしん映画への熱が新しいゾーンに入った感覚があるのでこれを機に頑張って決めてみました。ネタバレ多めなので履修予定の方は気をつけてください。

7位 ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん

ひろしが謎の組織に改造されてロボットになる話から始まるやつです。設定がとにかくずるいのでその時点で面白くなっちゃってるんですよね。

ただ、ネタバレを少し含んで述べると野原ひろしの記憶を持ったキャラクターに対してあの展開をやってしまうのは残酷すぎて真面目に考え出すとかなり辛い気持ちになって子供向けで押し出すにはヘビーすぎる要素を感じてしまいます。話中でも敵役に対して「あなたの一番の罪は、人の心をおもちゃのように弄んだことです!」と指摘するなど、その行為。分かった上で話を作ってはいそうですが素材はすごく良くてもクレしんでやるにはしんどすぎたな……と考えさせられる作品です。

サイエンスSARUの人たちが手がけたシュールすぎるラストの戦闘シーンは一見謎なんですけど、シリアス要素をできるだけ緩和してクレしんらしさを出そうとした結果な気がします。 話の重さに関しては思うところがありますが、記憶に残る映画であることは間違いないで紹介しました。

6位 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ

子供の頃に劇場で見たのをよく覚えてます。斉藤彩花さんが演じるつばきちゃんの声が本当に可愛いんですよね。天カスでもろろ役で出てきてくれたのも嬉しかったです。

あの終わり方はびっくりする間もなく幕を閉じてしまった印象で子供時代に見た時も驚いたはずなんですが、しんちゃんと同じように劇場から離れて日常へと戻った時に既にあの驚きは消えていってしまったような気がしています。 みんなが記憶を取り戻してから列車で闘うシーンは見ていてすごく気持ち良いんですが、それまでの展開が重すぎて苦しい……。苦しいんだけどたまに見たくなってしまいます。

あと、最近 SHIROBAKO の映画版を見た時話の構造がカスカベボーイズ的だなと感じて懐かしくなりました。ネットで賛否は多い印象ですが水島努監督らしさが色んな意味で詰まっている面白い作品だと思っています。

5位 嵐を呼ぶジャングル

子供の頃初めて劇場で見たクレしん映画はこれでした。今見返すと敵役が猿を使役して大人達を誘拐して洗脳アニメを作らせたりしながら国家形成をやろうとしているのすごいシナリオだなと思います。

かすかべ防衛隊のサバイバルシーンやアクション仮面の戦闘シーンなど見どころがかなり多くて全体見通して飽きない作りになっていて大人になってからも好きな作品です。

4位 オトナ帝国(同率で嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦)

同率ってなんなんだよという感じですがオトナ帝国のことを考えるとセットでアッパレ戦国についても考えてしまうんですよね。 どちらも原恵一監督が手がけた作品で、とにかくシナリオの強度がすごいです。

何度観返しても特定のシーンで必ず泣くぐらい心を揺さぶられるんですが、たまに挙がる「これをしんちゃんでやる意味はあるのか?」という意見にも少し分かる所があって全肯定するのはちょっと難しいと思ってしまうめんどくさいオタク心があり1位にしづらいめんどくさいオタクになってます。

そういえば父親が「意外としんちゃんの映画ってよくできてるよね」と何度か話してたんですが、ここら辺の作品のことなんだろうなと思ってます。色々書きましたが、オトナ帝国を子供の頃に一度観てから大人になって改めて観るとやはり何かを思わずにはいられないです。

3位 暗黒タマタマ大追跡 (同率で電撃! ブタのヒヅメ大作戦)

また同率かよという感じですが、実はこの2作品は大人になってからちゃんと観た作品でどちらも全体通して面白すぎてびっくりしました。この2作品のおかげで大人になってからクレしん映画を見返す趣味が誕生したかもしれません。

この世代のクレしん映画はカッコかわいくてちょっとセクシーなお姉さんキャラを映画ヒロインに立てる流れが定番と化してきてそれも好きな要素です。 暗黒タマタマの方はしんちゃんがお兄ちゃんになりたての複雑な心情も描いた上で成長を見せているのも印象的でした。

2位 ヘンダーランドの大冒険

正直3位群の作品と1,2位は同じレベルで好きなんですが、収拾がつかなくなるのでヘンダーランドを2位にしました。

先ほど書きましたが、子供の頃にヘンダーランドを何度も見返すぐらい好きで大人になってからも大好きな作品です。 子供目線で見ても不気味な描写が多々あるんですが、なぜかトラウマにはならずずっと繰り返して見ていました。しんちゃん映画ヒロインの中でもトッペマが一番のお気に入りです。

暗黒タマタマはしんちゃんがお兄ちゃんらしさを見せていく作品なんですが、それと対照的にしんちゃんがまだ一人っ子的な雰囲気が強くちょっと怖がりな性格として描かれている気がします。まぁでも、5歳児が親が拉致されて1人で遊園地に救いに行かなきゃいけないってかなりえぐいシチュエーションですね……。

クレしん映画、序盤から進んで人助けを行うわけではなく組織の陰謀等に巻き込まれた結果しんちゃんが勇気を出して「○○をお守り/お助けするゾ!」という流れが形成されるパターンが時折見られるんですがヘンダーランドは完全にこのシチュエーションな気がしています。

1位 爆盛! カンフーボーイズ ~拉麺大乱~

何を1位にするかめちゃくちゃ迷いましたが、その中でカンフーボーイズを選びました。 天カス学園の脚本を手がけたうえのきみこ氏が関わっており、先ほど言及した近年のクレしん映画の良さが詰まりに詰まった映画だと個人的に思っています。

しんちゃんの天才性に対してマサオくんや映画の重要人物が苦悩する展開など、その他にも今までのクレしん映画にありそうでなかった展開を色々混ぜ込んできて新鮮味を感じつつも話の軸はブレずに最後まで楽しめた作品でした。ぜひ一度は見て欲しい作品なのでネタバレ控えめで感想を終えます。

まとめ

正直まだ書きたいことが山ほどあるんですがまとまりがなくなりそうなのでこれで一旦締めます。もしGW中に時間がある方は NetFlixクレしん映画の履修をぜひやってみてください。

週報(3/7~3/13)

桐生あんずです。ワクチンの副反応で先週分を書く気が起きなかったので1週飛んでますがやっていきます。

自炊

巻かないロールキャベツなるものをホットクックで作ってみたところ、思ったより多めに作れて味もそこそこよかったのでまたリピートしたい。

recipe.rakuten.co.jp

あとは筑前煮を久々に作った。ホットクックの分量通りに前回作った際はしょっぱすぎて苦労した記憶が根強く残っていて醤油をかなり少なめにして作ったところ程よい味加減に調整することができた。

コンテンツ摂取記録

ゲームオブスローンズ沼に落ちつつある

2週間ぐらい前にS8から先に見るという謎の履修手順を踏んでからS1からS6の中盤までぶっ続けで見ている。正直数年に一度レベルの沼のコンテンツなのでこのネタだけでまた一記事書きたいぐらいにはのめり込んでいる。勉強や家事しながらの作業用動画として最初は見ていたけれど、キャラへの思い入れがどんどん強くなってきて時間を取って丁寧に見たくなってきてしまい作業用として成り立たなくなっている。S8から初めて見た時はティリオンとブライエニーの印象が良いな〜ぐらいの印象だったけれど、S1~S6中盤の視聴を経てダヴォスとシリーンの if展開を真面目に考えてしまうぐらいには2人に対する感情が強くなってしまっている。これについて語ると収拾がつかなくなりそうなので来週中には記事をしたためます……。

明日カノドラマ化

以前記事でも紹介した明日カノが4月からドラマ化するらしく大変嬉しい。これを機に全巻読み返してみたけれどホスト編の世界観が本当に好き。キャストの方々の雰囲気もかなりマッチしていて映像だとどんな風に仕上がっているのか今から気になっています。

勉強記録

試験日が近づいているので試験勉強に流石に本腰を入れ始めようと思い土日で合計4時間ぐらい勉強した。スイッチは入りつつあるけれど詰め込みは全然足りない状況なので平日も1~2時間ぐらい勉強時間入れないときつそう。うまいこと時間を作って進めていきたい。

試験勉強とは別で Docker や CircleCI についての理解をもうちょっと深めたい機運が高まってきており以下の本を並行して読んでいる。

お気持ちメモ

ワクチンの副反応で1週間ぐらい頭痛が続いてしまい本調子に戻るのに多少時間がかかってしまった。体調が回復してからやりたかったことを色々進め始められたのでよかったのではと思う。

あとは日常の変化として人感センサー付き電球が家の各所に設置されて電気の消し忘れ問題が解消された。(私があまりにも電気の消し忘れミスをし続けるので同居人が設置してくれたという経緯が存在する)

また、日曜にホワイトデーのお返しとして YOKU MOKU のお菓子をもらったのでもらった後の午後はずっと機嫌よく過ごしていた気がする。

近況(2022/2/20~2/27)

桐生あんずです。今週の週報もやっていきます。

自炊

土曜にテレビでサーモンとアボカドのサラダを作っているのを見て良いな〜となったので早速サーモンの刺身とアボカドとモッツアレラチーズを買ってきてサーモンの刺身入りカプレーゼを作った。想像通りの味で美味しかった。次はディップにしてもいいかもしれない。 他には、定期便に入っていたごぼうを使って唐揚げを作ったり、ホットクックで豚の角煮を久々にやったり同じく定期便に入っていたセロリを使ってホットクック無水カレーを作った。

www.sirogohan.com

cocoroplus.jp.sharp

来週のどこかでは冷凍仕込みしたタンドリーチキンを焼いたり定期便に入っていた里芋を大量に入れた筑前煮を作ろうと思う。

美容・運動

今週はモチベーションがそこそこ維持できていてほぼ毎日20分以上運動を続けることができていた。さすがに同じメニューをやると飽きが出てくるので、きんに君発の下半身運動メニューを取り入れてみたところ、継続できそうな難易度だったので引き続きやってみたい。

www.youtube.com

ダイエットの進捗は今の所毎月1kg前後は落ちているペースで、4月までには現時点の目標体重に達せそうな予感がしてきた。停滞期が来る可能性もあるのでどうなるかはわからないが……。

ただ、見た目の方には結構変化が出ている感覚があり、自分の体型にあった服を着てみたい意欲がそこそこ湧いて ZOZO で色々服を眺めるなどしていた。自分が持っている服の6~7割くらいが骨ストと相性合わないタイプの服っぽいことは分かっていて、どうにしかしたいと思いつつあまり行動に移せていない……。3月にはもうちょっと実践していきたい。

コンテンツ摂取記録

同居人がゲームオブスローンズ最終章を見たいとのことだったのでミリしら &うろ覚え解説を横で聞く状態で見始めたのだけれど、割と自分が好きな要素がかなり盛り沢山の作品で好きになりつつある。

最終章はもう見終わったので1人で1章から見始めているのだけれど、結末が分かった上でもかなり楽しめている状態である。ティリオンとブライエニーが推し。 小五の時にダレン・シャンにハマった際に重要人物の死亡情報が分かった上で楽しんでいた時の感覚に近い気がしていて、結末を知っていても群像劇の中の登場人物たちの思惑を丁寧に辿ることに楽しさを見出しているように思う。

勉強記録

先週に続き Real World HTTP 第二版を読んだり、「他者と働く」を読みたいモチベーションが湧いてきたので半分くらいまで読むなどしていた。割と読みやすい内容だったため寝る前にまた再開して読み終わりたい。 資格試験の勉強にも一応手をつけたけど、先週と同じ気持ちでもうちょっと丁寧にやらねば……というところで時間切れになってしまったので来週はもうちょっとまともな進捗を出したい。

お気持ちメモ

水曜が祝日だった割にはあまり効率的に時間を使えた気がしなく、運動の習慣を継続できたのがせめてもの救いだった。 もし飽きていなかったらゲームオブスローンズを作業用に流しながら何かやる行為を来週も続けていそう。 あと、水曜にワクチン3回目を受けるので週の1/3ぐらいは体調不良に陥るのが確定しているのでそんなにやる気を思いっきり出せる感じでもないなと思い不思議なテンションになりかけている。

仕事の方では来月からチームに入る新しい人を歓迎する係になっているので少しドキドキしている。うまくやれるように頑張りたい〜。

近況(2022/2/14~2/20)

桐生あんずです。先週に続き週報をやってきます。

自炊

写真はないのですが、サッポロ一番(塩)にほうれん草・チャーシュー・白ネギ・味玉を投下してお家ラーメン第二弾をやったり豚肉カレーのつくりおきをやっていました。今週末は謎に元気があったので平日に作るつもりだった豚丼の具のつくりおきとクラムチャウダーを作ったりもしていました。余っていた小松菜を玉ねぎと一緒に味噌汁にすることもできたので満足。買い物が終わった直後に卵と牡蠣雑炊が食べたくなってきたので来週作ろうと思います。

一週間分のつくりおき要員として、洋風のつくりおき(カレー・シチュー系/ミートソース)と和風のつくりおき(丼物の具・肉魚メインのおかず系/おでん・味噌汁などの汁物系)を3~4つ用意しておくとちょうど良い気がしていて、その半分を週末に作っておくとかなり楽になることを最近覚えてきました。

食洗機がやってきた

木曜日に食洗機がやってきました。

あったら楽になるんだろうなと思いつつ置く場所に対する解答が見つからずずっと放置されていた案件だったのですが、同居人が先週辺りに急速に食洗機に対するモチベーションを上げてくれた結果購入に至りました。久々の新しい家電ということでワクワクしていますが、まだ自分で操作したことはなく稼働している姿を眺めているだけです。来週までには1,2回ぐらい動かすことがあるはず……。

コンテンツ摂取記録

全部書くとキリがないので印象的なやつだけ上げていきます。 突然 NHKオンデマンド視聴欲がぶち上がってきたので土日に色々見ていました。

www.nhk-ondemand.jp 京都の風景よいな〜となってたところで美山の義経の話が美しすぎてボロボロ泣きました。この話に出てくるおじいちゃんとネコたちが今どうしているのか気になる。

www.nhk-ondemand.jp 城ヶ島の猫たちが何匹か見覚えのある子達がいて癒されました。

www.nhk-ondemand.jp ちょっとコメントが難しい内容ではあるんですが、ネットで起きた事象について NHK が事細かに紹介しているのが中々挑戦的で印象に残りました。

www.nhk-ondemand.jp コロナ以前以後の駅員事情に事細かに語ってて良かったです。人身事故についてのエピソードがかなり辛い。

www.nhk-ondemand.jp 谷川俊太郎氏が今も元気でいることが知れてホッとしました。番組に出てきた絵本のラフ案絵に対するリクエスト内容がこだわりの強いオタク全開で笑顔になれる。

他にも以下の映像・本を摂取するなどしていました。

  • ETV特集「ある子ども」
  • ねほりんぱほりん「特定が得意な人」
  • ザ・ノンフィクション 山奥ニートの結婚 ~一緒に赤ちゃん育てませんか~
  • どうしても頑張れない人たち -ケーキの切れない非行少年2-

人間の業やそれらにまつわるアクションの話をとにかく摂取したい気持ちが高まって色々見ていたんですが、色々考えてさせられてしまう内容ばかりでポジティブな気持ちにならないまま週末を終えそうだったのでアマプラでクレヨンしんちゃんの過去回(2007年)を見ることで無理矢理中和させました。

勉強記録

Real World HTTP 第二版をじわじわ読み続けています。ページ数がめっちゃ長いので心折れそうですが、ちゃんとインプットしておいた方が良い内容の本ではあるので読み終わりたい……。資格試験の方もさすがに意識しないとやばいだろうと思い、テキストを買ったり無料の問題集アプリを触ったり Kindle Unlimited で読める試験対策集を読みかじるなどしていました。真面目にやらないと落ちる内容だとは思うのでもうちょっと丁寧に対策する時間をとっていきたいです。

お気持ちメモ

今週の平日はあまり思い通りに時間が作れず絵の練習ができなかったり疲労に負けて早く寝たりしていた印象。その分土日は謎に元気が発生して家事を頑張ったり体力がある時にしか摂取しないタイプのコンテンツをぶっ続けで摂取するなどしていたので上がり下がりが激しい……。コンテンツ摂取が連続的にできることは体力のある時にしかできないので比較的今は調子が良い方なのかもしれない。

こうやって振り返ってみると、先週は絵・ゲームの方にモチベーションが傾いていたけれど今週は資格試験・映像視聴/読書に傾いていたようでした。前者の方にも時間をある程度注ぎたいけど、後者の方を意欲的に進めるのも悪いことではないので来週も気持ちの向く方に動いてみようと思います。