桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

麻雀を再勉強したら思いのほかハマって2日半溶かした

数年に一回麻雀をやりたくなる周期があって、ちょうど連休で時間があったのでやり出していた。昔はMJモバイルというアプリでやっていたけれど今は雀魂という萌え萌えソーシャル麻雀ゲームが世に出てきたおかげでそっちの方で遊んでいる。

今までの麻雀経験の話

麻雀を知ったのは大学1回生後期の頃。サークルで麻雀好きな友人が何人かいて、家飲みをやるついでに宅麻*1をしようという企画が持ち上がり何度か開催されていた。他にも、麻雀サークルに通っていた友人に誘われて自動卓のある施設にも行って教えてもらった記憶もぼんやりとある。

どれも6,7年前ぐらいの話で、その記憶を頼りにしてネット麻雀を触ってみても基本的なルールを覚えておらず役を作れないまま負けまくっていた。具体的な例を挙げると、試しに鳴いてみようとするもののタンヤオか役牌の揃え方を覚えてなくて死ぬといったパターンである。

麻雀を再勉強してみる

ルールをほぼ全て忘れきっていることに気付いたので、適当な本を一冊選んで一から覚えることにした。 Amazon で良さそうな本を調べてみたところ以下の本が目に入ったので Kindle で買ってみた。

麻雀に対しては「役が色々ありすぎて覚えられない〜」みたいなイメージを抱いていたのだけれど、この本ではまずは最初に覚える3つの役として「リーチ」「タンヤオ」「役牌」を上げていて丁寧に解説されていた。その後に覚える役として「ピンフ」「メンゼンツモ」等の役を紹介していて、最終的にレア役に対して言及されていてこういう序列があったのか! と頭の中が整理されていった。

とりあえずそのページを横に見ながらゲームを繰り返すと役を覚えていって上記の具体例で述べたミスは全くしないようになった。そもそもリアル麻雀を友達とやっていた頃はちゃんと上がれていたはずなのでおそらく覚えていたはずなのだけれど、あまりにも忘れすぎててびっくりしてしまう。

本の中では役の説明の後にゲームが一巡するまでの解説・点数計算の説明・攻め守りの際の基本的なテクニックも紹介されていて一通り読むことで麻雀の解像度をかなり上げることができた。

再勉強した結果

基本的なムーブとして、牌を揃える時にできる限りドラを押さえておくこと・対戦相手がリーチをかけていたりテンパイになってそうな時は安全そうな牌を捨てて守りに入ることからまず意識し始めるようにしたところ、ロンされる確率が以前に比べて減り、アガった時には満貫や跳満も普通に取れるようになっていった。

今までは適当に役を作ってしょぼい点数を稼いでいたところから、意識的に高得点が取れるようになるとここまで気持ちが良いものなのか……とアガる度に脳から快楽物質が出ているような感じがする。自分の点数が低い時点から高得点でアガって一位になった時が恐ろしいほど気持ち良い。

プレイを重ねていく中で、点数が既に高くて逃げ切りたい時は鳴きをとにかく活用して早くアガる戦法を目にしたり、流局前にテンパイに揃えておくことでほんの少しでも点数を稼いだりする小技など、一つ一つの所作の意味を理解していくようになっていった。

麻雀の面白さ

先ほど述べたように高得点が出た時や逃げ切れた時の気持ちよさやもあるけれど、個人的には頭の回転をとにかく早くして牌の並びを整えていく時間もかなり好きな気がする。特に雀魂はリアル麻雀よりも時間制限がきついので短い時間で決断する必要があるのでその中でより良い選択ができた時が大変気持ち良い。

アガりやすさを考えるならリャンメン待ちを意識した方が良いのだけれど、思い切ってそれ以外の待ち方を試した時に成功した時もかなり好き。 こうやって改めて言語化していくと、麻雀の仕組みの各所に気持ちよさを感じてしまっていてこれは知れば知るほどやばいな……と感じてしまった。

まとめ

という感じで、上記に書いたことをやってたら2日半ぐらい溶けていた……。

これ以上のめり込むと他のことができなくなりそうなのでGW中はアプリを開くのをやめようと思いました。ここから更にやり込めばもっと段位が上がりそうな気がするけど大事なものを喪ってしまいそうな気がする……。

自分の手で麻雀に触れる代わりに、ピザラ雀やMリーグを見ながら作業しようと思います。(それで麻雀やりたくならないのか?という気もするけれど……) ピザラ雀は途中まで見たところ、解説の土田さんがもこうに対して色々ツッコんでいるのがめちゃくちゃ好き。

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麻雀の熱がある程度落ち着いてきたら、お勧めされた科学する麻雀を読む予定です。

せっかく再勉強できて楽しさがわかってきたので麻雀好きの友人たちとも遊びたいな〜と考えていますがきっとみんな既にこの道を通っていて普通に強いんだろうな〜という予感がしています。でも遊んでみたい……。 そんなわけで、桐生あんずを麻雀でボコボコにしてみたい人もそうでない人もぜひ誘ってください!!!!

*1:家で麻雀をやること