桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

ブルーアーカイブのはなし

ブルーアーカイブのストーリーを現時点のところまで完走したので感想を残しておきます(遠慮なくネタバレをしている箇所があるので気を付けてください)。

周囲がやっているのを観測していて、なんとなく気になりだして一月くらいに始めた。始めてすぐはストーリー完走するまでの熱量に達していなかったけれどふとここ最近になって再開したらエデン条約2章~ラストまで数日ぐらいで駆け抜けて終わってしまった。次の展開が気になるばかりに高速タップで読み進めていたのだけれど、今振り返るととても良い展開ばかりでもっと丁寧に読んでもよかったのでは思っている。

ピンポイントに刺さったのは、エデン条約編でのミカの扱い方やFinal3章の「はじまりの物語」でありえたかもしれないBADルートのスチルを連続で出してくるところ。後者はびっくりしすぎて3回ぐらい見返してしまった。(長くやっている人からしたら4thPV で見覚えのあるシーンだったと思うんだけど自分はPVの存在を知らず完全初見の状態だった)
世界線スチル、過ちを犯したミカの絶望と狂気が合わさった表情や補習授業部という居場所を見つけられなかったハナコの描写がゾクゾクして好きです。

色んな人がブルアカの感想で述べているのを見るんですが、ミカというキャラクターの描き方がとても多面的で一つの属性で言い表せない重たさを持っててすごく良い。エデン条約編が終わってからも彼女の今後の動向が気になってしまうし、ガチャが出たらそりゃ引きたくなる……。もうちょっと早く始めていれば期間限定に間に合っていたのでとても惜しい気持ち。

ブルアカの個人的に面白いポイントとして、世界設定の説明がわりかし抽象的になっているのがある。
この女の子たちは異常に硬すぎるので人間ではなさそうだけどどうやって産まれてくるんだろう?とかそもそもヘイローとか翼とか動物耳がなんでついてるの?みたいな根本的な設定が気になってくるんだけれど、そこを本編では明確に説明しないのがプレイヤー側を目の前の物語に集中させる要素にもなってる気がする。
(自分が知らないだけで設定資料集とかで言及があるんだろうか?)(モモトークの話の中でモブの親子が一瞬だけ現れたので家族という概念自体はありそう)

好きなキャラはミカ、セリカ、ツルギ、ネルで手持ちにいないミカ以外はよくメインメンバーとして使っている。ツルギとネムは最初は見た目が怖い印象が強かったけれどストーリーやモモトークを進めたら可愛すぎて推しになってしまった。セリカ最初はあずにゃんにしか見えなかったけど使っていたら愛着が沸いて好きになった。巫女服バージョンも無事ゲットできてうれしい。

いったん最終章という体で話を終わらせたので今後の展開がどうなるのか気になるところだけれど、まだまだ伏線回収できるポイントはありそうなのでまだまだ続いてほしい。最新の話が出るのをレベルを上げながら気長に待とうと思います。