桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

YAPC::Kyoto 2023 にスタッフとして参加した #yapcjapan

桐生あんずです。先週末に開催されたYAPC::Kyoto 2023 にスタッフとして関わらせていただきました。

yapcjapan.org

こういった大きめなカンファレンスのスタッフ業自体が初めてて新鮮なことがたくさんありめちゃくちゃ楽しかったので色々書き残しておきます。

前日の様子

前日の集合時間は割とゆっくりめに指定されており12時頃に会場に着きました。初対面の方や久々に話す人が多そうでちょっとドキドキしていましたが、みんなで明日に向けてがんばるぞ!!といったような文化祭チックなムードにあてられていきなんだか楽しくなって緊張感は消えていました。

その日はノベルティをバッグに詰める作業をしたり前日祭を後ろで見守るなどをし、一部のスタッフメンバーととんかつ一番のとんかつ定食を食べて解散しました。(酒を飲みたい気持ちもありつつ起床失敗するのが怖すぎておとなしくホテルに戻りました)

そこそこに疲れていたのか22時は寝落ちして次の日を迎えていました。

当日の様子

朝6時にアラームで目が覚めて準備をし集合時間に無事間に合うことができました。運営メンバーの id:kfly8 さんから「朝がピークです」と言われていた通りで会場設営や受付などでとにかくせわしない感じになっておりコミケのサークル参加やHardeningの設営時の様子を思い出していました。

受付が落ち着いてからは 1F の Scrapbox ホール by Helpfeel の番人になっていて会場リーダーの id:masawada さんからの指揮を受けつつ司会役を担当してくださった id:nagayama さん、りーうさんと一緒にスピーカーさんの発表を見守っていました。

さすがに朝よりかはゆっくりできていても、ちゃんとタイムキープ業が遂行できるかドキドキしていたり開始・終了時間をきっちりできるか気にする必要があって、第3セッションを越えてぐらいからやっと気持ちが落ち着いてゆっくり聞けるようになりました。

スタッフ業をしていると、知っている方を見かけてもちゃんとお話しできるタイミングが中々なかったのですが、会場全体の様子を前から見渡すとたくさんの人が見に来てくださってその中には今までお世話になってきた方の顔も見れるという状況はとても嬉しいものがありました。

また、今回コアスタッフのお仕事をやる中で母校の法学部教授の宮脇正晴先生と情報理工学部教授の上原哲太郎先生がゲスト対談する「法と技術の交差点」という企画に最初から関わらせていただいておりどんなセッションになるのかドキドキしながら見ていました。

本番では、先生方がとても楽しくお話ししてくださり id:pastak さんのナイスな司会進行もあって密度のある50分となっていて聞いていて本当に楽しかったです。在学時の授業の雰囲気をなんとなく思い出しながら話を聞いていて懐かしい部分もありました。

TLや開催後のブログでもとても素敵な感想をたくさんいただいていてこの企画を成立させることができて本当に良かったなと思いました。登壇について快諾してくださった上原先生、宮脇先生、安定感のある司会をしてくださった id:pastak さん本当にありがとうございました。

(id:toya さん、id:daaaaaai さん、ブログでセッションの内容について触れてくださりありがとうございます!) toya.hatenablog.com dai.hateblo.jp

初めてのスタッフ業であまり落ち着けずゆっくりとスピーカーさんのセッションを聞くのは難しいものがありましたが、配信が公開されたらゆっくり聞いてみたい内容がたくさんあって情報量の詰まったイベントだったと思います。

また、キーノートの id:onishi さんの話を聞いていて思ったこととして、今はすごいキャリアを積まれているエンジニアの皆さんにも若い頃が存在していて苦悩しながらも変化しつつ仕事を続けてきた歴史があるのだなとなりました。

それが印象に残ったのも、ここ最近悩むことが色々あり「この先の自分ってほんとどうなっていくんだろう」という漠然とした不安がずっと付きまとっていて過ごしていたのがあったからでした。不安ではあるものの、技術に関わること自体が好きな気持ちは変わらないまま残っているしやっていきたいようにやっていこうと元気をもらえたイベントでした。

イベント後の打ち上げでは同僚の方とじっくり話せたことで色々不安だった部分に対して一歩進めそうな気になってきたのも良かったです。 今思えば京都にいたころはこうやって終電の概念を無視して人生相談に乗ってもらったり酒を飲んだりする機会がたくさんあって元気をもらっていたんだなあと思い出して大変懐かしい気持ちになりました。

段々人生の自語りになってきてしまったんですが、こうやって元気をもらえたのもYAPCに関わってこそだったと思います。まじで素晴らしいイベントなので次回も何らかのサポートができたらなという気持ちです。今回スタッフをやってみてカンファレンスのお手伝いでどんなことをするのかも知ることができたので、この経験を糧に別のイベントでも何か貢献できたらなあと考えています。

今回スタッフとして迎え入れてくださった運営メンバーの皆様、本当にありがとうございました!