6月くらいに「逃げるは恥だが役に立つ」の再放送をずっと見てたら再燃してしまい録画を見返していたのですが、コンテンツの新規供給がなくて口寂しくなってしまい同じく野木亜希子脚本作品の「アンナチュラル」がアマプラで配信されているので見ることにしました。
見てみたところ、1話からクライマックスだな〜〜という感じでかなり面白かったので1週間足らずで完走してしまいました。まだ記憶が鮮明に残っているので一話ずつ感想を述べていきます。
1話「名前のない毒」
2年前の時点で現在の世間について未来予知してすごいな〜〜となりそこで一気にテンションが上がりました。罹患した被害者の恋人に石原さとみが彼との間に濃厚接触はあったかどうかを河原で問い詰めるシーンが一番好きです。 東海林のキャラがフランクかつユーモア寄りな感じで市川実日子さんだと終わるまで気付かなかったりした。シンゴジラの尾頭さんとカヨコ(石原さとみ)がコンビ組んでるのもかなり好きなポイントです。どちらとも性格は全然違いますが。
2話「死にたがりの手紙」
後半の百合要素が救いようがなくて涙目になりました。生き残ったはなちゃんは怪我が治ったらきっと白夜を見に行くんだろうけど、なんとも救われない。ミケちゃんの最後まで身元が判明しないのもかなり辛いんですが、この救いのなさだともし続編があっても回収されることはなさそう。
3話「予定外の証人」
トラウマによってミソジニーに陥った容疑者男性に対してこういうアプローチでやるのか〜と思って見ていました。解剖者数でマウントしてくる教授が現れたのがドラゴンボールっぽくて笑ってしまった。
4話「誰がために働く」
アンナチュラルの中で1番好きな話かもしれません。 工場長がヒロインと言われていて納得しました。被害者が事故にあったシーンで花火を見上げているシーンが儚すぎて、このドラマを視聴する中で初めて泣いたシーンでした。とにかく可哀想な話なんですけど、家族と職場が和解の方向に向かっていることだけは救いですね。
5話「死の報復」
ここらへんで中堂系のキャラクター描写がどんどん濃密になってきて最後の雪が降っているシーンのカットで好きになる人めっちゃいそう。 Lemonが流れるタイミングで鳥肌が立つ。殺されかけた元の事件の加害者のその後が少し気になる……。
6話「友達じゃない」
ミコトと東海林さんの百合回。シンゴジラの2人の別世界線の話だと妄想すると更に萌えませんか? 被害者陣は犯罪歴あったのであまり同情できない……(しかしこういう発想は良くないんだなと思うし劇中で言及されてましたね)
7話「殺人遊戯」
この話もうまく作られてて面白かったですね〜。Twitterでアンナチュラルを調べようとすると予測検索ワードで「アンナチュラル 7話」と出てきてネタバレを踏みそうでヒヤヒヤしていました。
8話「遥かなる我が家」
タイトルを見返すと改めて泣けますね。久部くん覚醒回。
9話「敵の姿」・10話「旅の終わり」
中堂さん本当に良かったね〜となりました。ちゃんと伏線回収しててすごい。ヒール役っぽい立ち回りをしていた出版社の人たちもなんだかんだ良い仕事したねというオチがついていたのが好きです。 坂本さんが帰ってきてくれたのも嬉しかった。(作中の登場人物の中だと坂本さんが一番好きです)
1話からあまりにも不穏だったのでUDIラボの誰かが死んでしまうんじゃないかと不安だったのですがみんな元気に終われて良かった。
続編が見たいな〜とは勿論思うのですが、1クールの中であまりにもちゃんと話を綺麗にまとめているので単発物か映画でやった方が収まりが良さそうだな〜とついつい妄想を広げてしまいます。 風の噂によると星野源が出ている刑事ドラマと世界線が同じらしいので今週の金曜に早速放送を見てみようと思います。
余談
見ると履修済みの方々からめっちゃ感謝されて面白かった
お疲れ様でした
— あかね (@akane_ping) 2020年8月8日
新鮮な放心ありがとうございます。
— 秋山 ミユキ (@Zwei_Lilie) 2020年8月8日
アンナチュラルのlemonは中堂系のためのlemonなのです……