コミケに向けて本を作る中で大学時代の思い出を色々思い起こしているのだけれど、以下のツイートの出来事をふと思い出した。
かなり前も呟いたと思うんだけど、大学6回生時に履修したピアサポート論というグループワークメインの授業に参加した時、1回生の基礎演習授業での反省を踏まえて振る舞ったらちゃんと周りに溶け込めて楽しかった思い出がある。今思うと異世界転生した社会不適合者視点の体験そのものだった
— 桐生あんず@2日目東Q-40b (@anzu_mmm) 2021年12月1日
新しい環境に入る時にコミュニケーションの失敗をやってしまったことが過去に多々あり、ここ数年ぐらいで新しい環境に入るたびにその反省を生かして振る舞うことで以前よりも場に溶け込むことに負担がかからなくなってきたように思う。 自分が変わったというか接する人たちが優しい人たちばかりだったり大人な人が多いという要因があると思うけれど、そうであっても自分もできるだけより良い振る舞いを心がけようという意識が強まりつつある。大人というか、社会的なコミュニケーションっぽい。
この失敗体験をもとに新しい環境で一からやり直すロールプレイングはなんとなく異世界転生ものの話に通ずる気がしているなと突然思い始めた。彼らも前世における失敗を経て新しくやり直してるんですよね。無職転生を毎週楽しみにしながら視聴している状態なのでこういう発想に至りがちになっている。
ちなみに今期は他の異世界転生もの枠として「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」というアニメを見ている。そちらは主人公が前世で積んだスキルを存分に生かして女神から与えられた暗殺ミッションを遂行するぞ!!という話なのだけれど、才能レベルで会得している魔術スキルや文明の乏しい異世界で無双するための商才スキルも現れ始めててとにかく無双する状態になっている。結構前に見ていた「神様に拾われた男」のテイストに近い。こちらはシリアス要素があるはずなのだけれどとにかく主人公が強くて速攻で女性陣からモテ出すみたいなシーンがあるとテンプレ感を感じてしまってギャグっぽい気持ちで見てしまう感じがある。
こういったことを書いていると、自分が好きな異世界転生ものは前世に反省経験があって今世でも完璧に振る舞えるわけではないけれどできるだけうまくやろうと頑張っている話がちょっと自己投影できてやはり好きなんだと思う。今一番ハマっている無職転生も魔法の才能バリバリだったり魔眼っぽい特殊能力を得たりして異世界転生もののテンプレ要素はたくさんある気はするけど全体的にクオリティが高くてあまり気にせず見続けている。他の異世界転生アニメだと慎重勇者も好きなのでいつか二期をやってほしい。最終的にアニメ語りをしまくる文章になってしまった。