桐生あんずです。タイトルで全て説明しています。結論から伝えると人生で色々あり2留もしましたがなんとか今期で卒業に成功することができました。
卒業できてた!!!!!!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/yW4rxRTipN
— 桐生あんず (@anzu_mmm) 2020年3月4日
今までのあらすじ
上記の記事で当時の留年生活について赤裸々に語っています。
GPAと留年小話
もう最後なので学期GPAを公開しておきます。全く参考にしないでください。
GPAを元にして振り返ると状況が手にとって分かると思うのですが、大学3回生になるまで本当に単位が取れませんでした。毎期平均8単位しか取れてなかった記憶があります。大学3回生になっても合計40単位に達していなかったと思われます。
その後3回生で頑張って年間で40単位ほど取ることに成功したのですが、大学4回生からプログラミングの世界にハマりバイトと就活のタスクも重なってどんどんとGPAが下がってしまいます。(2018秋学期には就活周りのタスクに没頭するために全く学校に行かなくなってしまいGPAが0.00になってしまいました)
ですが、2019年6月頃に就活が無事終わります。
「社会人になるためにも2020年3月までに卒業しないと人生が大変なことになってしまう……」と大学の卒業に対して真剣になり始めます。
当時(大学6回生春学期)の合計取得単位は116単位でした。124単位取らないと卒業できないため秋学期で残りの8単位を絶対に取らなければなりません。
ここで4年かそこらで大学を卒業した人からすると「8単位なら楽勝やろ」と思われる気がしていますが、留年を2度も経験した人間が1タームで8単位を取るのはめちゃくちゃ精神力を使う行いでした。
しかも、立命館大学法学部には忌まわしき専門化プログラムという必修過程があり、私は「法と文化」というプログラムを選択していたので2019年冬学期にアジア法を取らないと留年が即座に確定するという縛りがありました。
春学期でヨーロッパ法をとっておけばよかったのですが、「就活中で授業に出れなかったんですがレジュメは残っていますか?」と先生に直談判したところゴミを見るような目で「過去にもうレジュメ棚で配っています。その時に取っておいてください。」と正論を突きつけられ、授業に行く気が完全消滅してしまったのでした。
授業内で友達を作っておけという話なんですが、2留もすると知り合いがほとんど卒業してしまうという悲しい現実があります。
上記のエピソードは完全に自己責任だと思いますが、法学部の先生はmanabaに電子版のレジュメをアップロードすることを義務化する仕組みを作らないと学部内の留年率は下がらないと思います。今後入学される法学部生の為に検討をお願いします。
(ただ、中には「iPadでmanabaからPDFをダウンロードしてメモを書きながら授業を受けているので、授業前にアップロードしていただけると大変嬉しいです」と直接お願いしたところ快く受け入れてくれた先生もいるので法学部全体がレジュメの電子化に対して逆らっているわけではないと思われます。)
といったように、留年していた当時のことを考えると様々な辛い記憶が蘇ってついエモーショナルな感情に陥ってしまう病気にかかってしまい、この留年に対する思いを浄化させたくC97で本を出しています。(通称:「 留年本」)
C98も当選したら「卒業本」と題して卒業するまでにどのような闘いがあったのかを解説するエッセー・メソッド集を出したいと思います。卒業できず留年に苦しんでいる方がいたらC97で出した留年本と一緒に手にとっていただけると幸いです。
例をあげると、以下のような体験談や試験勉強の方法、大学のサポートルームで試験のアドバイスを聞こうとしたらWANIMAみたいな法学部の下回生がやってきたけどあんまり参考にならなかった話などを掲載しようと思っています。
エゴサしてFF外からDMで試験情報聞いてくる人が今年も何人か現れてて、その人たちの人生背景が気になりすぎてしまい、試験の情報提供する代わりにこちらで幾つか在学状況に関する質問項目を用意して回答をお願いするという異常行為に及んだのですが、全員かなり丁寧に答えてくれてて感動している
— 桐生あんず (@anzu_mmm) 2020年1月16日
この異常行動をした結果、法学部の女の子とレジュメを見せ合うオフ会が発生しました https://t.co/Z380NtdLZo
— 桐生あんず (@anzu_mmm) 2020年1月24日
大学のサポートルームのサービスを使って試験アドバイスを受けようとしたらWANIMAみたいな2回生の法学部オリターと面談させられたの、今になって意味が分からなすぎて悲しくなってきたし向こうも意味が分からなかったと思う(3回生以上の科目の話できないし勉強の抽象的な話だけをして終わった)
— 桐生あんず (@anzu_mmm) 2020年1月17日
色々ありましたが卒業します
なんとか今は落ち着いてきましたが、卒業に成功したという実感を得るまで数日ほどかかってしまったように思います。
それがなぜか一つ理由を挙げるならば、大学に入学してから何人もの留年・退学者を見てきたからかもしれません。
「退学はしたくない、でもいつ卒業できるかわからない。いつか諦めて彼らと同じ側にいくことになるかもしれない……」とずっと心の中で思い続けていました。気分的には覆せない未来を変える為にタイムリープし続けるSF物の主人公みたいな感じです。
卒業できるの、1日経っても本当に感動的だなと思っていて理由を一つ挙げるとするならば、学内だけでも卒業できずに大学を去っていったサークルの先輩や同期を何人も見送ってきたからです(もちろん卒業していく人たちが9割だけれど知り合い全員が卒業していった訳では決してない)
— 桐生あんず (@anzu_mmm) 2020年3月6日
それでも目の前には卒業に成功した現実があるので、その状況を理解して4月からの社会人生活を頑張ろうと思います。本当に、本当に良かった……。
卒業成功した実感を噛み締めることで、アニメやゲームのキャラクターが無限ループから脱出した時と同じ気持ちを味わえてるような気がする
— 桐生あんず (@anzu_mmm) 2020年3月5日
P.S
卒業できるのは良いんですが、大学の卒業式は消滅してしまったので3/28のお昼くらいから鴨川で卒業式をやろうと思います。興味ある人はフラッと遊びにきてください!!!!
追記(2022/1)
無事留年本の完全版の「真・留年と闘う」が完成しました!興味がありましたら手に取っていただけると幸いです
kiryuanzu.booth.pm
kiryuanzu.hatenablog.com