桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

コミックマーケット102にサークル参加して新刊「休職日記」を頒布しました

桐生あんずです。ちょうど昨日コミックマーケット102にサークル参加したので熱が冷めないうちに当日の感想や本のことを書いておきます。

新刊と設営の様子

今年は以前ブログで書いたように休職日記という新刊を出しました。一部の友人たちから既に気付かれていたのですがこの題名は吾妻ひでお先生の失踪日記をもじったものでした。(直前で気付いたんですが割と自サークルの近所に吾妻ひでお先生の関係者さんのサークルが配置されててびっくりしました)

kiryuanzu.hatenablog.com

新刊も今までと比べるとあまり遅くならず入稿できてダウンロード版も先行公開できたしあとはゆっくりしよう……と思ったら設営のアイデアが色々湧いてきて結局前日まで買い物して色々準備してました。 kiryuanzu.hatenablog.com

ちなみに今回初めて電子版の公開を早めにやってみたのですが、そのおかげで普段からお世話になっている BOOTHさんの公式の C102特集ページで宣伝していただけたのが結構嬉しい体験でした。

実際の設営の様子はこんな感じでした。

この机の手前に貼ったA3横ポスターはちょっと意味不明感ありますがインパクトは出せた気がして気に入っています。

初めてポスタースタンドで掲示できる最大サイズのB1ポスターを作ってみたのですが、友人からはポスターの文字がでかくてわかりやすかったと言われたので宣伝には役立ったと思いたいです。スペース名を上から塗り替えて文学フリマでも使おうかな……。

そして今回も以前からずっとお手伝いしてくれている友人のそらはが売り子をしてくれました。キャッシュレス決済の対応を自分より素早くこなしてくれたり、全体的にめちゃくちゃ器用にサポートしてくれました。本当にありがたい……。
せっかくなのでお手製名札を作る試みもしてみました。結構いいねがついてて嬉しい。

会場の様子とか身の回りであったこと

お友達の千鳥あゆむさんが超ご近所で、売り子も友人の方だったのでたまにお話ししながらまったり過ごせて楽しかったです。前回売り子にきてくださった近藤佑子さんもご近所サークルでいらっしゃっており知っている人が近くにいると安心感があるな~となりました。(おめシスのおめがレイちゃんのコスプレをされていて大変素敵でした)

今回は人数制限が撤廃されるということで熱気と人口密度がやばそう……とずっと心配だったのでクーラーバッグに食料と飲料水と冷感グッズを詰め込み挑んでなんとか乗り切ることができました。

また、数名の知人の方から飲み物やお菓子の差し入れをいただけたのが大変嬉しかったです。その差し入れをしてくださった一人が大学のサークルの先輩的な立場の方で一般参加で入場して後輩サークルを巡って差し入れをしていたようでものすごい善行だ……となりました。 食べ物の差し入れのほかにも西館にいた友人や一日目に参加した大学の先輩から本をいただけたのも大変嬉しいイベントでした。

せっかくのサークル参加なので人が少ないうちに大きめのサークルで本を買ったり企業ブースや西館を回るのもしてみたかったのですが、気付いたらどんどん人がやってきて圧倒されて命からがら自サークルに帰ってきました。ちゃんと動くなら外用の暑さ対策と時間を考えないとだめそう。

あと、Twitter でしか様子を知らなかったのですが午後入場の結構後のタイミングでかなり大雨に降られた人たちもいたようでそのうえで本を買いに来てくれてるのすごすぎる……となりました。

本の頒布数に関しては前回よりもちょっと上昇することができてよかったです。やはり新刊が一番多く捌けましたが既刊も初見の方が気になって買ってくれた印象でした。
そして大変嬉しいことに、新刊の頒布数が今回のコミケと一週間前に公開した電子版を合わせると100部を越えました!ここまで手に取ってもらえたのは初めて作った就活エッセイ本以来のことなのですごく嬉しいです。

昨日から早速BOOTHで紙本版のページの公開も開始したのでもし紙で読んでみたい人はご確認いただけると幸いです。 kiryuanzu.booth.pm

ダウンロード版も引き続き販売中です!

kiryuanzu.booth.pm

個人的に良かったことたち

自サークルで過ごしつつも、タイムラインを見ていて気になった本や通りすがりで一目惚れしたポストカードを購入することができました。

そしてこれは今日知ったことだったのですが、サンホラの最新アルバムの「絵馬に願ひを!」で天野宮比役をされていらっしゃる石田彩夏さんが新刊を購入してくださったようでした。

正直このツイートを見たときに信じられなくて昨日の自スペースでの記憶を頭をフル回転して思い出していました。あの人だったのかも……?と思い出すところまできましたが詳細は心の中に留めておきます。
なんというか、中学時代からずっと追い続けてきたコンテンツに関わってくれた方が自分の作品を手に取ってくれた事実がまだ信じられないほどに嬉しくて同人誌を書き続けてみて良かったと今日一日ずっと感じています。

まとめ

色々印象的な出来事がありましたが、今回も楽しく過ごせたな~と思います。会場に来ていただいた方々を始めお家からインターネットで見守ってくださった方々もありがとうございました。

今回の新刊は今までの最長ページの80Pだったり設営や宣伝のために本以外でもPhotoShopでデザイン業をやったりとコミケの為にかけた時間は割と長かったのですが、徹夜作業はゼロでした。つい最近まで体を壊していた身でそれをやるのは危険すぎるので……。
ただ、作業が山場を迎えてくると休みの日はずっと動かないでどっぷり集中して作業していたり休憩中にアイデアが思いついてメモしまくるといった感じで、四六時中同人誌のことを考える生活が2週間ぐらい続いていてじわじわと命を削るような動きをしているなーという自覚があります。一度ダウンした身であることを自覚して持続可能なレベルで同人活動をやれるよう気を付けたいです。

この前の記事に続いてのみぞうさんの記事を引用しますが、自分が思っていたことと近いことを書かれていてわかるなーとなりました。

もうね…同人やってると同人以外のプライベートが完全にお留守になるんですよ。私だけ?コミケにサークル参加している人は趣味の時間をすべて同人誌の執筆に費やしてる変態だと思ってるんだけど違う?(ひどい偏見) 社会人で仕事と同人活動と他の趣味とかご家庭の色々な事と全部両立できてます!って人がいたらコツを教えてほしい。
いま別の執筆活動もしてて、あと勉強しなきゃいけないこともたくさんあって、もちろん仕事もあって…という中で同人誌をつくるのは色々無理だなーと思いました。自分の趣味の活動で人様にご迷惑をかけるのはよくない。
2023年の夏コミ(C102)ふりかえり|のみぞう

といったような思いもありつつも、ただただ好きでやっている活動なのでできる限りのレベルで続けてみようと思っています。冬コミも出る予定です。(当日はほんと疲れるのに、閉幕のアナウンスで「冬コミで会いましょう!」といわれると行きます!となってしまう魔力があるんですよね……)

冬コミの構想ですが、当選すれば休職日記の復職編である休職日記2を出す予定です。
あと2sp申し込みか合同スペース申し込みを考えていて、自サークルの新刊を出す横で友人が鋭意製作中の桐生あんずファンブックという合同誌が出ることになる予定です。自分のファンブックの宣伝をするの知らない人からすると異常感あると思うのですが、企画主催者である友人が寄稿者との連絡や掲載予定の対談企画を進めていてめちゃくちゃ時間と手間をかけてて本当にすごいのでできる限り応援したい気持ちです。

という感じで、自分のペースで冬コミのことを考えつつ生活をやっていこうと思います。コミックマーケット102に関わった方々、本当にお疲れさまでした!