桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

コミックマーケット99にサークル参加して新刊「真・留年と闘う」を出しました

桐生あんずです。あけましておめでとうございます。

はじめに

すでに去年の出来事になってしまいましたが、コミックマーケット99の2日目(2021/12/31)にサークル参加し、2年ぶりの新刊の「真・留年と闘う」を発表しました。

2年ぶり・2回目の個人サークル参加で色々新しい体験があったので思い出を書き綴っておこうと思います。

kiryuanzu.booth.pm

コミケ当日の印象的な出来事

人生初の誕生日席ブース・ポスタースタンド事件

同人イベントに参加している方々はお馴染みの概念だと思うのですが、今回初めてお誕生日席のブースを割り振られていてびっくりしました。

せっかくの体験ということで、キンコーズで A1 のお品書きポスターを前日に刷って出すことにしました。刷るところまでは良かったのですが、ポスタースタンドの購入に失敗しました(前日に東急ハンズに買いに行ったのですが売ってなかったのです……)。

最終的に売り子をやってくれた友人にポスタースタンドを持っている方に連絡を取っていただきお貸しいただき難を逃れました。本当に本当にありがとうございました……!

そのおかげで以下のような見た目で設営することができました。次回までには絶対に事前購入しておきます。

販売部数とコンバージョン率の話

今回は事前情報で人が少ないことが分かっていたのでどこまで買ってもらえるかな〜とかなりドキドキしていました。ニッチな評論・情報ジャンルということもあり普通に大爆死もあり得るよな〜と想像していました。

実際のところ、大変ありがたいことに思ったよりダメージはなく前回の販売部数とそこまで変わらないレベルか、正確には数えていませんが新刊自体はほんのちょっと前回より多く売れていたかもしれません。(前回は元々少なめに刷っていたというのもありますが)。前回は早めに完売してしまった記憶が根強く残っていたので元々余るぐらい多めに刷っていました。余った分は次回参加予定のイベントや BOOTH で販売していく予定です。

それよりも印象に残ったのは、体感としてスペースに立ち寄った客層全体の8割くらいの方達が立ち読みしてすぐか読まずにそのまま購入していただいたことでした。今までは立ち読みしてもらえても4~5割の方達にしか最終的には手に取ってもらえず、これを踏まえると今回はめちゃくちゃコンバージョン率が高かったです。

理由としては、ページ数を多めにして情報量を詰めに詰めたことでありがたいことに興味を持っていただいたと思い込みたいところですが、今回は一般参加も事前抽選方式となり、参加者全体が元々モチベーションが高い精鋭層が集中するようになったことでシュッと買ってくれる人たちが多くいたのかな、と勝手な想像をしています。(ここは他のサークルの人たちの話を聞きたいところでもあります) 一番買われた時間帯としては、あまり細かく集計しなかったのですが会場後すぐよりかは12時台に入ってから売れ行きが良くなった印象です。15時まではぽつぽつと買われ続けて、その後はどっと人がいなくなりました。

振り返り

2年ぶりのサークル参加かつ新刊制作ということもあり、色々どうなるかと思ったのですが無事にイベントを終えられて本当に良かったです。感想も複数いただいておりイベント後も高揚感がまだ続いています。社会人になってから初めての同人誌制作ということで、時間のやりくりにかなり苦しみましたが無事作ることができたことも達成感を得られました。(制作過程の話はまた別記事で書きます)

参加者数の都合上、全く手に取ってもらえないことも普通にあり得ると思っていましたが先程の話の通り想像していた以上にスムーズに買ってもらうことができたことが今回一番嬉しかった記憶です。今までは半分ぐらいは顔見知りの人に買ってもらっていた肌感がありましたが、今回は初めましての方々にたくさん買ってもらえたことも個人的には嬉しかった出来事です。

このように、例年のコミックマーケットとは違った環境ではありつつ自分としてはすごく楽しむことができたイベントでした。このイベントを作り上げてくださった準備会の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

今回も売り子として関わってくれた id:sora_h や留年経験のインタビューに答えていただいた皆様をはじめとした、今回の本制作とイベントに関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました!次回作も準備していきたいと考えているので、引き続き見守っていただけると幸いです。

本の宣伝

コミケは終わりましたが新刊は BOOTH で絶賛発売中です。Twitter でも散々宣伝していますが、できるだけ色んな方に届けたいのでこっちでも宣伝をします……!

今回の新刊である「真・留年と闘う」は第一部では留年・退学者130人に留年時の思い出をアンケート形式で答えてもらったインタビューの集計パート、2部では自身の留年経験を元にした一考察・エッセイ集となっています。

イベント外だと立ち読みができず内容が伝わりづらいと思われるので、最後に本の内容の一部をほんの少し掲載しておきます。 もし以下の文章を読んで気になりましたら、ぜひ BOOTH の方でお買い求めください。

真・留年と闘う(電子版) - 桐生あんず出版 - BOOTH

真・留年と闘う(紙本通販版) - 桐生あんず出版 - BOOTH

第一部パートの一部紹介

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第二部パートの一部紹介

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