桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

C97で初めてサークル主として出店&留年をテーマにした新刊コピー本を出しました

桐生あんずです。

コミックマーケット97の3日目にサークル参加しました。場所は評論島でした。

 

今までコミケには先輩のサークルに合同参加することが何度かあり、合同誌に文章を寄稿したり個人本を委託してもらうことはありましたが、サークル主として参加することは初めてでかなり違う体験のように感じました。Twitterや前日に参加していたインターネットの集まりで様子を見ていた方はお察しだと思いますが、大変なことはありつつも周囲の協力のおかげで楽しく参加することができました。

 

前日から当日朝の状況

11,12月は予想以上に忙しくなってしまったことで、進捗がかなりダメな状況になり破滅の足音が秒読み寸前という感じでした。

本文作成もギリギリで印刷は全く終わってないという気が狂った状況に陥っていました。

また、前日は毎年参加している京都のインターネットの人たちの忘年会があり、周囲の人に「これから印刷して始発で行くんですよね」と言ったらとても心配され(面白がられ)ていました。

その日は3次会のカラオケに2時半まで参加し、朝5時までコンビニ印刷作業を終わらせて朝の新幹線の始発に友人で売り子として協力してくれることになったid: sora_hと一緒に乗って東京のコミケ会場へと向かいました。睡眠という概念が消滅してしまった。

 

イベント中の出来事

そらはの助力によりサークル入場の時間までにはなんとか間に合い設営完了までたどり着くことができました。

 

 (諸事情があり新刊は会場内のセブンイレブンで印刷をして11時頃デプロイされました)

 

新刊のタイトルは「留年と闘う」で、留年への感情を爆発させた16ページのコピー本です。値段は200円に設定しました。

kiryuanzu.booth.pm

コピー本ですが、本として刷ってみるとそこそこインパクトのある見た目になったようで立ち寄った人が「『留年と闘う』だって、うける」とボソッと言いながら手にとってくださったりそのまま立ち去られたりなどの光景が多く見られて楽しかったです。

 

技術書典8で新刊として出した就活本も好評だった模様で、15~16冊ほど持参した既刊の物理本が2時間ほどでなくなってしまいました。

kiryuanzu.booth.pm

17冊ほど用意した新刊の留年本もその流れですぐになくなってしまい完売状態になり大変びっくりしました。

 

 本が完売した時に言ってみたかった言葉だったのでちょっと嬉しかったです。

その後も14時前くらいに7冊ほど留年本を増刷しましたが、すぐになくなってしまいました。どうやら評論島は別の島で目当ての本を買ってから来る方が多い模様で、14時~15時が一つの時合みたいです。勉強になりました。

 

その後も就活本のダウンロードカードが10部近く売れて、合計で40~45部くらい本が売れた感じになりました。前日の破滅の状況から考えると想像できない成果で本当にびっくりしました。

 

関わった人たちとか印象的な出来事とか

とにかく今回は移動から設営、売り子業と撤収までそらはにお世話になりすぎて頭が上がらない状況です。私なんかが言っていいのかアレですが本当に仕事が出来る子です……!

そんな子と一日一緒に行動を共にしたことでコミケのサークル参加のノウハウや会場の雰囲気の流れについて色々知ることができたので、次はもっと自立して動けるよう頑張ります。

また、ちょくちょくお世話になっている近藤佑子(id: kondoyuko)さんのサークルがお隣ですごく安心感がありました。

 

お客さんがいない時に雑談して本の感想を伝えあったり、近藤佑子さんのお友達で私もちょくちょく仲良くさせていただいている櫛ヶ浜さんが売り子としてやってきてワイワイできたり本当に楽しかったです。

 

パチュリーコスも本当に素敵でした。近藤佑子さんがよくエントリで書かれている自分磨きの哲学の話がすごく共感できる部分があって、その活動の一片をこの目でみることができて良かったな〜と個人的に思いました。

kondoyuko.hatenablog.com

 

また、よくインターネットで関わっている方々がブースに遊びに来てくださって本を購入していただけたり、お菓子を恵んでいただくなどがあり大変ありがたかったです。

 

こういった体験はすごくコミケ感があって好きです。こういう場で一気に色々な人と会えると年末感が増すな〜となりました。

 

今後の展望

思った以上に成果のあったコミケで楽しすぎたので、懲りずに出そうかなという気持ちになっています。やるとしたら今回出した留年本のブラッシュアップ本かなという気がしています。その時には卒業しているはずなので、卒業本になるはずです。

 

今回コピー本で出してみて、やっぱりもっと就活本レベルのボリューム度かつ綺麗な製本をして売りたいな〜という気持ちになったのでもっと計画的に動いて印刷所の方にお願いするようにしたいと思います。目指せ早割入稿……。

今回留年本を買っていただいた方には割引するなどの仕組みを作りたいと考えているので、もし現段階で気になる方は留年本を先に買っていただけるととても幸いです。(宣伝っぽくなってしまった)

kiryuanzu.booth.pm

 

そんな感じで楽しいコミケでした。そしてエントリを書いてたら年が明けていました。あけおめでした〜。