桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

沖縄に行ってきた

桐生あんずです。これは先ほどの記事から1週間ほど前の出来事のお話です。

 

9/12(木)~15(日)に沖縄に行っていました。

経緯

沖縄のエンジニア界隈の人々がなんだか楽しそうな雰囲気だったのと、友人が今年の4月から沖縄のIT企業に就職したので元気にしているかどうか見に行くことにした

 

沖縄は遠そうだしお金もかかりそうだな〜となんとなく思っていたけれど、実は新幹線で東京を往復する費用よりもそこそこ安い航空券が普通にたくさんあって「あれ、実はそんなに大変ではないのでは?」と思うようになってきた。大学卒業して社会人になったら気ままに一人旅行する時間も取れなさそうだし、じゃあいってみるかーとなった。

 

1日目

 

 この海を見て「え〜綺麗な海もっと見たい!!!」と沖縄へのアツい感情が高まってきたが、実はこの海が旅行中に自分が見た中で一番綺麗な海であったことを筆者はまだ知らなかったのであった。

 ゆいレールを使い県庁前駅までたどり着き、その日泊まる予定のあるホテルがある国際通りに到着した。

その時はテンションが上がっており、DiDiを使って国際通りから10分ぐらいで行ける波ノ上ビーチに行った。しかし、割と普通の海水浴場だったのと交通マナーが異常に荒れていて横断歩道を渡るにも自分が歩こうとする前に車がビュンビュン飛んできて、渡るだけでもかなりの一苦労という悲惨な状況で30分ぐらいですぐに帰ってきた。

あと、海のそばの公園で猫を眺めていたらエサやりをしている現地の老人たちが話しかけてきて「一人で旅行してるの?大丈夫?」とおじいさんが話しかけてきて適当に返してたら、おばあさんが「こいつはナンパ野郎だから無視していいのよ」とツッコミを入れてきて、おじいさんが「おれは善意で〜(以下略)」という返しをするといった、こちらとしてはただ大人しく苦笑いしていることしかできないコミュニケーションが発生してちょっと疲れたというのもあった。 

 

国際通りでも人に話しかけられそうな感じがあって、上記のような体験でコミュニケーションする気を失ってしまい以下のような状態で過ごすようになっていた。

荒れた時間になる前に国際通りで夕飯探しをしていたところ、「今ならハイボール1杯無料だよ」と居酒屋のおじさんに声をかけられて他に見るところもなさそうだったのでハイボールをあおりながらソーキそばを食べた。

 しかし、1週間後に控えた技術書典で出す本の原稿作業をするために、これ以上酒を飲むことはさすがにためらったのだった。

 ホテルで作業をしていると、オリオンビールが羅列された自販機があって「ああ、沖縄にきたんだな」という実感を得た。(しかし原稿作業があるため健康ミネラル麦茶で我慢した)

 ホテルのラウンジは小ぎれいな銭湯の集会所といった雰囲気で、Wi-Fiもあったので最高の環境だった。オリオンビールで酔っ払って寝転んでテレビを眺めているおじさんや親子旅行だと思われる女性2人を横目に見つつ、ずっと原稿作業をしていた。

 

2日目

せっかく沖縄にきたのだから美らうみ水族館に行きたい、という気持ちが湧き上がってきたがバスで往復4時間という厳しい状況だったので我慢することにした。原稿作業をしないと死。

 そういったことを考える中で、自分は一人旅行自体はそこそこ楽しめる部分もありつつも、自然の風景や観光地に行く場合は複数人の方が楽しめる気がするな、という気付きを得るようになってきた。

 

 

というわけで、結局2日目も国際通りでだらだらすることにした。

数年前にサークルで沖縄に行った時のタコライスがどうしてもまた食べたくて行ったところ、なぜか12時になるまで空いておらず、お腹が減りすぎて別の店で食事をしてしまった。ちなみに3日目も同じ状況でこのタコライス屋には結局行けなかった。沖縄時間に対して悲しみの感情が湧き上がってくる体験だった。

 

それでも、作業のお供に買ったジャージー牛乳味のドーナツ棒が美味しかったのでまぁいいかという気持ちになった。

夜は別のタコライス屋に行ったのだけれど、あまり自分が好きな味ではなくてあまり覚えていない。

ホテルに帰って公衆浴場とサウナを満喫した後、深夜3時まで原稿作業をしていた。

 

3日目

今回の沖縄のメインイベントであるokinawa.pm当日だった。

okinawapm.connpass.com

宜野湾市にある琉球大学が会場ということで、国際通りから宜野湾をタクシーで移動した。DiDiのクーポンのおかげでほんの少し安かった。

ちなみに、宜野湾に行く前にソーキそばを食べたくて以下の店に入った。

tabelog.com

はっきり言うと今回の沖縄旅行の中ではこの店の料理が一番美味しかった。しかもかなり早めに開店していて沖縄時間が無効化されていた店だったのもポイントが高かった。もしまた誰かと沖縄に行くとしたら、この店を紹介したいと思う。

 

琉球大学に到着してうろうろしていると、アナグラくんとうにまりもくんがやってきて会場の中に入れてくれた。二人とも沖縄風のアロハシャツを着ていて沖縄に染まっているようだった。(しかし2人とも県外出身者)

 okinawa.pmでは就活本の宣伝と3/27~28に行われるYAPC::Kyotoの宣伝をほんのちょっとだけした。(宣伝しまくりである)

自分以外の発表の方々は、筋トレを徹底的に分析した話やPerlConに行くために海外に行った話(papixさんの素敵な写真がたくさん登場していた)を聞いてたり、複素数太郎がいつも通りのテンションで正規言語の話をしていたりで楽しかった。

Perl入学式参加者の大学生の女の子とも知り合うことができ、Rails Girlsコミュニティについて教えていたりした。就活本にも強く興味を持っていただけたみたいで、ちゃんと書き切ろうという想いが強まった。

 

その後の懇親会では泡盛を水割りで飲んだり、2次会で宜野湾トロピカルビーチまで向かい泡盛コーヒーを飲んだりしていた。

 

 海でワイワイしていたらhanachinさんが破滅してしまい、浜辺で穏やかな寝顔を向けたまま倒れ込んでしまった。

 

ちなみに私はなんとかnot破滅で済みました。泡盛は水のように飲めてしまいそうなお酒で、もし気を抜いていたら危なかったかもしれない。

やっぱり人々と海に行くのはエモい気持ちになれて楽しかった。遠くを眺めると釣り人が電光ウキで釣りをしているのが見れたりと、やっと海に来れた感じがあった。(1日目も波ノ上ビーチには行っているけれど……)

 

4日目(最終日)

3日目に海に行った時はすでに真っ暗で青い海を眺めることはできていなかったので朝にフラッと宜野湾トロピカルビーチに立ち寄ってみた。

しかし、大雨が降っていてあまり綺麗な海を見ることはできなかった。そのまま帰りの飛行機の時間になりそうだったので、再びDiDiを使って那覇空港に戻り飛行機に乗って関西へと帰還したのでした。

 

まとめ

沖縄、車を運転できないとあんまり沖縄っぽいことはできないかもな〜と感じつつも2日間ほど知らない街でホテル住まいしながら原稿作業と観光街での食事とサウナ浴を繰り返す生活は普通に楽しかった。

3日目も、沖縄に住んでいるエンジニアの人々と交流ができたことで、沖縄のITコミュニティ事情をなんとなく知れたり、共通の知人の方についてのお話が聞けたりと情報量が多く楽しかった。川に行く感覚で海に行けたのも良かった。

そんなこんなで楽しい思い出を作ることができた気がするわけで、今年の夏休みの中で忘れない出来事の一つになったのであった。