桐生あんずです。これは先ほどの記事から1週間ほど前の出来事のお話です。
9/12(木)~15(日)に沖縄に行っていました。
経緯
沖縄のエンジニア界隈の人々がなんだか楽しそうな雰囲気だったのと、友人が今年の4月から沖縄のIT企業に就職したので元気にしているかどうか見に行くことにした
沖縄からの波動を感じる
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) July 6, 2019
今年沖縄9回目さん(papixさん)を見ていると沖縄行く難易度って実は低いのでは……?という気付きが産まれ始めてる
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) July 6, 2019
沖縄は遠そうだしお金もかかりそうだな〜となんとなく思っていたけれど、実は新幹線で東京を往復する費用よりもそこそこ安い航空券が普通にたくさんあって「あれ、実はそんなに大変ではないのでは?」と思うようになってきた。大学卒業して社会人になったら気ままに一人旅行する時間も取れなさそうだし、じゃあいってみるかーとなった。
1日目
I'm at 那覇空港 in 那覇市, 沖縄県 https://t.co/L5GPpw1JRd
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
海です pic.twitter.com/Yi4v0UsUEt
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
この海を見て「え〜綺麗な海もっと見たい!!!」と沖縄へのアツい感情が高まってきたが、実はこの海が旅行中に自分が見た中で一番綺麗な海であったことを筆者はまだ知らなかったのであった。
I'm at 県庁前駅 in 那覇市, 沖縄県 https://t.co/ocu9lIB9Nk
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
ゆいレールを使い県庁前駅までたどり着き、その日泊まる予定のあるホテルがある国際通りに到着した。
その時はテンションが上がっており、DiDiを使って国際通りから10分ぐらいで行ける波ノ上ビーチに行った。しかし、割と普通の海水浴場だったのと交通マナーが異常に荒れていて横断歩道を渡るにも自分が歩こうとする前に車がビュンビュン飛んできて、渡るだけでもかなりの一苦労という悲惨な状況で30分ぐらいですぐに帰ってきた。
とりあえず海見たくなってきてDiDi使って波ノ上ビーチ行ってみたけど、想像していた海とは微妙に違う感じだったのと周辺道路の交通マナーが京都以上に荒れてて恐怖だったので1時間くらいで国際通りに帰ってきた
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
あと、海のそばの公園で猫を眺めていたらエサやりをしている現地の老人たちが話しかけてきて「一人で旅行してるの?大丈夫?」とおじいさんが話しかけてきて適当に返してたら、おばあさんが「こいつはナンパ野郎だから無視していいのよ」とツッコミを入れてきて、おじいさんが「おれは善意で〜(以下略)」という返しをするといった、こちらとしてはただ大人しく苦笑いしていることしかできないコミュニケーションが発生してちょっと疲れたというのもあった。
海行って猫見てたら現地人のご老人たちに話しかけられるイベントが発生した
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
国際通りでも人に話しかけられそうな感じがあって、上記のような体験でコミュニケーションする気を失ってしまい以下のような状態で過ごすようになっていた。
大人しそうなゆるふわファッションソロ女性観光者のような扱いでコミュニケーションされるのそこそこめんどくさい感じがしてきたので、mont-bellパーカー羽織ってできるだけインナーカラー(金髪)見せる髪型にして人と目を合わせないモードになっています。。
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
荒れた時間になる前に国際通りで夕飯探しをしていたところ、「今ならハイボール1杯無料だよ」と居酒屋のおじさんに声をかけられて他に見るところもなさそうだったのでハイボールをあおりながらソーキそばを食べた。
ソーキそばです pic.twitter.com/pgG0HaZqQT
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
しかし、1週間後に控えた技術書典で出す本の原稿作業をするために、これ以上酒を飲むことはさすがにためらったのだった。
入った店がハイボール1杯無料だったので飲んでるけど、酔いが回ってくるとオリオンビールも飲みたくなってきて欲望に必死に耐えている(2杯飲んだら夜の原稿作業まともにできなくなりそう)
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
ホテルで作業をしていると、オリオンビールが羅列された自販機があって「ああ、沖縄にきたんだな」という実感を得た。(しかし原稿作業があるため健康ミネラル麦茶で我慢した)
すごい並びだ…… pic.twitter.com/k4d5HG9ZMJ
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
ホテルのラウンジは小ぎれいな銭湯の集会所といった雰囲気で、Wi-Fiもあったので最高の環境だった。オリオンビールで酔っ払って寝転んでテレビを眺めているおじさんや親子旅行だと思われる女性2人を横目に見つつ、ずっと原稿作業をしていた。
ホテルのラウンジ、銭湯の集会所みたいな畳の部屋もあるのを発見してそこでずっとインターネットしている
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
2日目
せっかく沖縄にきたのだから美らうみ水族館に行きたい、という気持ちが湧き上がってきたがバスで往復4時間という厳しい状況だったので我慢することにした。原稿作業をしないと死。
1人で綺麗な海見にいくの、ロマンはあるけど疲弊度が高そうなのと想像しているレベルの体験を得られなさそうな予感がしたので、沖縄を感じる為には美ら海水族館行くのが一番良さそうな気がするけど国際通りからだとマジで遠い(バスで往復4時間)というネックがある
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
そういったことを考える中で、自分は一人旅行自体はそこそこ楽しめる部分もありつつも、自然の風景や観光地に行く場合は複数人の方が楽しめる気がするな、という気付きを得るようになってきた。
今回の旅行で気付いたこととして、1人で頑張って自然見に行っても感動より疲労の方が上回って自分的には難易度が高い、人がそこそこいて雰囲気のある観光街を歩くのは1人でも結構楽しい、ホテルでマイペースに過ごせるのはかなり楽しい、というのがある
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
複数人で自然見にいくのは結構楽しかったことの方が多いので、風景についての感想話せたり写真撮り合えたりエモい気持ちになるから感動の方が大きくて楽しいんだろうなと思います
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 12, 2019
というわけで、結局2日目も国際通りでだらだらすることにした。
数年前にサークルで沖縄に行った時のタコライスがどうしてもまた食べたくて行ったところ、なぜか12時になるまで空いておらず、お腹が減りすぎて別の店で食事をしてしまった。ちなみに3日目も同じ状況でこのタコライス屋には結局行けなかった。沖縄時間に対して悲しみの感情が湧き上がってくる体験だった。
沖縄時間によってまだ開店していませんでした(聞いてみたら12時くらいにはたぶん開店してますと言われた)
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 13, 2019
行こうと思っていたタコライス屋、12時に開いて17時前に閉まってしまい行くタイミングを逃しました
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 13, 2019
それでも、作業のお供に買ったジャージー牛乳味のドーナツ棒が美味しかったのでまぁいいかという気持ちになった。
夜は別のタコライス屋に行ったのだけれど、あまり自分が好きな味ではなくてあまり覚えていない。
ホテルに帰って公衆浴場とサウナを満喫した後、深夜3時まで原稿作業をしていた。
3日目
今回の沖縄のメインイベントであるokinawa.pm当日だった。
宜野湾市にある琉球大学が会場ということで、国際通りから宜野湾をタクシーで移動した。DiDiのクーポンのおかげでほんの少し安かった。
ちなみに、宜野湾に行く前にソーキそばを食べたくて以下の店に入った。
はっきり言うと今回の沖縄旅行の中ではこの店の料理が一番美味しかった。しかもかなり早めに開店していて沖縄時間が無効化されていた店だったのもポイントが高かった。もしまた誰かと沖縄に行くとしたら、この店を紹介したいと思う。
I'm at 琉球大学 工学部 in 西原町, 沖縄県 https://t.co/S3iqswWgmb
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 14, 2019
琉球大学に到着してうろうろしていると、アナグラくんとうにまりもくんがやってきて会場の中に入れてくれた。二人とも沖縄風のアロハシャツを着ていて沖縄に染まっているようだった。(しかし2人とも県外出身者)
めっちゃ適当な感じになってしまいましたが、今作っている就活本の内容紹介・宣伝っぽい話をしました(Perlの話ではないけどエモーショル沖縄が今回テーマとのことなので大丈夫なはず……?) #okinawapm
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 14, 2019
okinawa.pmでは就活本の宣伝と3/27~28に行われるYAPC::Kyotoの宣伝をほんのちょっとだけした。(宣伝しまくりである)
自分以外の発表の方々は、筋トレを徹底的に分析した話やPerlConに行くために海外に行った話(papixさんの素敵な写真がたくさん登場していた)を聞いてたり、複素数太郎がいつも通りのテンションで正規言語の話をしていたりで楽しかった。
Perl入学式参加者の大学生の女の子とも知り合うことができ、Rails Girlsコミュニティについて教えていたりした。就活本にも強く興味を持っていただけたみたいで、ちゃんと書き切ろうという想いが強まった。
その後の懇親会では泡盛を水割りで飲んだり、2次会で宜野湾トロピカルビーチまで向かい泡盛コーヒーを飲んだりしていた。
桐生あんずさん最新飲酒情報 pic.twitter.com/C2Y90FCSwi
— 𝓜𝓲𝔂𝓪𝓰𝓲 (@hanachin_) September 14, 2019
オッ #okinawapm pic.twitter.com/qL2Jlq9B6w
— 𝓜𝓲𝔂𝓪𝓰𝓲 (@hanachin_) September 14, 2019
海でワイワイしていたらhanachinさんが破滅してしまい、浜辺で穏やかな寝顔を向けたまま倒れ込んでしまった。
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 14, 2019
何も考えずに撮った図 pic.twitter.com/prAU7a1GDn
— 𝓜𝓲𝔂𝓪𝓰𝓲 (@hanachin_) September 14, 2019
桐はnot 破ですが、はなちんさんは破!でした pic.twitter.com/Krmt7J6Yzy
— 八雲アナグラ (@AnaTofuZ) September 14, 2019
ちなみに私はなんとかnot破滅で済みました。泡盛は水のように飲めてしまいそうなお酒で、もし気を抜いていたら危なかったかもしれない。
やっぱり人々と海に行くのはエモい気持ちになれて楽しかった。遠くを眺めると釣り人が電光ウキで釣りをしているのが見れたりと、やっと海に来れた感じがあった。(1日目も波ノ上ビーチには行っているけれど……)
4日目(最終日)
3日目に海に行った時はすでに真っ暗で青い海を眺めることはできていなかったので朝にフラッと宜野湾トロピカルビーチに立ち寄ってみた。
帰る前に海見てきたけど雨めちゃくちゃ降ってました pic.twitter.com/XFHvsWYUxS
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 14, 2019
しかし、大雨が降っていてあまり綺麗な海を見ることはできなかった。そのまま帰りの飛行機の時間になりそうだったので、再びDiDiを使って那覇空港に戻り飛行機に乗って関西へと帰還したのでした。
まとめ
沖縄、車を運転できないとあんまり沖縄っぽいことはできないかもな〜と感じつつも2日間ほど知らない街でホテル住まいしながら原稿作業と観光街での食事とサウナ浴を繰り返す生活は普通に楽しかった。
3日目も、沖縄に住んでいるエンジニアの人々と交流ができたことで、沖縄のITコミュニティ事情をなんとなく知れたり、共通の知人の方についてのお話が聞けたりと情報量が多く楽しかった。川に行く感覚で海に行けたのも良かった。
沖縄、楽しかったな〜としみじみしている
— 桐生あんず@技術書典き22D (@anzu_mmm) September 15, 2019
そんなこんなで楽しい思い出を作ることができた気がするわけで、今年の夏休みの中で忘れない出来事の一つになったのであった。