桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

前より仕事のスピードが早くなったらしいので以前の自分と比較しながら考察してみる

 先週、バイト先で面談があり、「以前より仕事のスピードが早くなった」という大変ありがたい承認情報をいただいた。どうしてそうなっていったんだろう?と今朝ふと考えていたら上記のツイートの話がまず浮かんだ。

こういう自己の変化は自己満足な範囲でも言語化した方が良いかなと思ってきたので箇条書きでいくつか書いてみます。

 

1,「裏側」を意識して問題を探れるようになった

Webアプリケーション開発をする時、バグやエラーに出くわすことは日常茶飯事なのですが、実際そうなった時に「ここが怪しそうだからまずはここから見てみるかー」という検討がすぐに付くようになった。

そこからはデバッグコンソール(Railsだとpryツールが便利なのでよく使っている)で、パラメータの中身を見てどこがおかしいか確認したり、送られる前や送られた後の挙動を見ながら修正を加えていく作業をしている。

前の自分の例を出すと、バイトを始めたばかりの頃はデバッグコンソールの使い方がよくわからなくて、ついついブラウザの画面上で何度もトライしてゴリ押しで解決するということをちょくちょくやってしまっていった。

なぜそれをやってしまっていたかというと、そもそも裏側でどのようにデータの通信が行われているかわからず何を調べるべきか分からなかった状態からとにかくゴリ押しで進めるというやり方を取っていた気がする。

昔の自分がよくやっていた行動の1つで、「分からないからとにかくググって動きそうなコードのコピペをしてしまう」というのがあるんだけど、上記の心理から行なっていたものだと思う。

インターネットで調べて解決する行動はめちゃくちゃ大事なのだけれど、それを何も分からないままやってしまうと結果的に的外れなことしかできず時間をただかけてしまう。

そういうスパイラルに陥るのは辛すぎるので、一旦問題を整理してから臨んでみたり、チームの人に相談して解決の道を探るのが正しい戦略だなと気付けるようになってから前より仕事が早くなった気がする。

「何も分からない」スパイラルにぶち当たること自体を減らすためには、このデータはどういう構造なのか、裏側でどう動いているのかを知る勉強に力を注ぐようになってから、見えるものが広がって自分の手だけでも解決できる場面が増えた気がします。

 

2,チームメンバーと共通認識のすり合わせを意識して行うようになった

これは技術的な話というよりかは、コミュニケーションの話だと思う。アルバイトの身なので、大層なことをやれているわけではないのですが、チームの方々が何に困っているか、何をやってほしそうかみたいなのを推察して、自分が手を動かせそうなことはすぐにやるように意識するようになった。

あと、1の話と被ってしまうけれど自分が分かることと分からないことの境界線をちゃんと他のエンジニアの人に示すようにしている。

分からなくなったら具体的に困っている問題を提示してアドバイスをお願いしたり、逆にこのレベルだったら自分のスキルですぐにやれそうだと感じられるタスクの場合は、集中力を高めて一気にガッとやってチームのエンジニアの方が快適に開発を進められる手助けを自分ができる範囲でやれるようにしている。

あと、当たり前の話だけど出勤した時に「今日はこれのタスクやりますね」という会話をした後に、タスク管理ツールで進捗状況を数時間おきで報告するようにしていて、自分が今何をやっているかを定期的に伝えることでチームの人に不安感を抱かせない行動になる気がする。

 

まとめ

沢山書くとグダグダしてしまいそうなのでまとめておきますが、自分の場合は技術知識と仕事でのコミュニケーションの気配りを高めれば高めるほど、掛け算っぽくどんどんと仕事がやりやすくなってきている気がします。

1年前にエンジニアのアルバイトを始めた自分は上記のような行動をあんまりうまくやれておらず、悩んでしまったり落ち込むことが時折あったのでもうちょっと早めに気づく手立てをどうしたら発生させることができたのかなとふと思う時があります。

私の要領の悪さもあると思うんですが、周りの人からアドバイスをいただいても自分の中で具体的な手の動かし方に気付くのには結構時間かかってしまったと感じています。

最終的には「慣れ」が最強という論理になってしまいそうなのですが、そういった「慣れ」にたどり着くまでにどういった過程を踏むべきかをすぐに飲み込めるようになるにはどうすべきを知るのを今後の課題にしたいです。

それはともかく、1年前の自分と比べて成長できた実感を得られるようになったのはすごく良い話なので今後も頑張っていきたいです。