桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

立命館大学ラーメン研究会とは何だったのか

こんばんは、桐生あんずです。

id:cureatoroさんの

京都にいた大学生の飲み - Cureatoro’s blog

を読んで、「ああそういえば、数年前はよく先輩の家に遊びに行って、お酒を飲んでくだらない話をしていたなあ」と感傷に浸ってしまいました。

今はもうサークルとしてはほとんど活動することのなくなってしまった立命館大学ラーメン研究会ですが、私の大学時代を語るとしたら必ず紹介しなければいけないほど重要な要素を占めていたと思います。

今日は、適当に思い出を語りつつあのサークルは結局何だったのかと私の思うところを適当に書いていきます。

 

『そもそも立命館大学ラーメン研究会って何をしていたんですか?』

と、聞かれましたら、

ラーメンを食べていました。と言いたいところですが、実際酒を飲んでいたことの方が多かったです。日本酒好きの先輩がたくさんいたんですよね。

日本酒イベントという強そうな集まりに出向くこともあれば、京都や大阪の日本酒飲み放題の店でギリギリまで飲んだり。

でも、個人的に一番楽しかったのは宅飲みだったと思います。

当時、お酒について全く知らなかった桐生あんずは、何かをきっかけにして立命館大学ラーメン研究会の4回生(すでに留年が決まっている)の先輩の家に招かれ、日本酒を飲む会に参加することになりました。周りはみんな年上の先輩たちでした。(その場には、既に留年が確定している先輩が2人いた)

初めての日本酒の味は正直よくわからなかったけど、大学生特有の宅飲みの雰囲気を私はそこで初めて味わったのです。

でも、所謂「ウェイ」系の飲み会のようではなく、ちょっと「こじらせ」た『俺たちは酒の味をちゃんとわかってるんだ!』と主張する大学生たちの宅飲みでした。

そこでは、うまくいかない恋愛の話をしたり、単位がない、人生が決まらない、と将来の不安をぶつけていたり。お酒が入ると話すことは大体そんな感じでした。

それができたのは、いつも一緒にいるわけじゃないけど、月2ぐらいで飲みに行けるぐらいの関係性といった程よい距離感があったからなのではと思います。

 

『結局立命館大学ラーメン研究会で大学生っぽいことってあったの?』

当時、twitterサークルと言われるほどラーメン研究会のサークル員とその周りはツイ廃の人が多かったです。

だからこそ、活動をするたびtwitterで写真をUPしたり、オンライン上で馴れ合いをすることがたくさんあって、ちょっと離れた界隈からでは「リア充サークル」と揶揄されることが結構ありました。

某メディア系サークルのBOXのノートに記されていた「メデ○研七つの大罪」とされる「恋愛」に「立命館大学ラーメン研究会」の名前が刻まれていたことも。あれ結局誰書いたんですか。(内輪ネタなので読み飛ばして結構です)

もう時効だと思うので適当にボカしつつ言いますが、ぶっちゃけ恋愛はありました。というか私もそこで恋愛してました。もう別れてしまいましたが。

まだ先輩たちが関西にいた頃は、カップルだけで集まる宅飲みが開かれることもありました。今考えるとすごいリア充ですね。これはラーメン研究会not恋愛勢からも何か反応されていた記憶があります。

これはプライバシーに関わることなのであまり言いませんが、良い思い出をたくさん作らせてもらったと思います。

 

これだけ聞くと、本当にリア充サークルのように見えますが参加する人たちは普段の生活でちょっと悩みを抱えた「ちょっと」こじらせてる人が多かったと思います。

今はもう、私の先輩たちはほとんど社会に出てしまい京都から出て行ってしまいました。だけど、人生への鬱憤を晴らすためなのか、普通に飲みたいからなのか、ちょくちょく集まりが開かれます。学生時に比べれば頻度はかなり減ってしまったけど。

冒頭でも書きましたが、普段言えないような話ができる程よい距離感が立命館大学ラーメン研究会にはありました。嬉しいことに、今でも現役の会員の中でこのサークルのことをそのように捉えてくれている子はいるみたいです。

だんだん何が言いたいかわからなくなってきたけど、立命館大学ラーメン研究会とは大学時代の私の一つの居場所なのは確かでした。

当時大学に入りたてで学部の友達が全然いなかった私にとっては、優しい先輩たちに話を聞いてもらうことはとても恵まれていたと思います。今も学部の友達そんなにいないけど。

とにかく、あまり気を遣わずに大学生らしいことをさせてくれる場だったなあと今思います。自分から何かを企画する癖がついたのもこのサークルに入ってからだと思います。

今はもう活発な活動はできないと思うけど、私がまだ暇なうちは適当にOBOGさんたちや現回生の子達で飲みに行ける場を適度に作っていけたらなと思います。数年後に同窓会やりたいな。

そんな感じでノスタルジーな気持ちに浸る日でした。会員の方々、この記事に書いて欲しくないことが書いてあったらあとで教えてください。(適当でごめんなさい)

 

お題を出して布教するWebサービス「布教箱」を作って思ったこと

こんばんは、桐生あんずです。

7月辺りからRuby on Railsで作成を進めていたWebアプリケーション「布教箱」ですが、ある程度人に触ってもらえる程度の完成度にはなったと感じたので、公開させていただきました。

Fukyobako

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こんな感じのアプリです。

 

先週の金曜にアップロードしてから、早くも4日ほど経っていますがTwiiterのフォロワーさんや高校の友人に利用していただきWebサービスっぽい感じの動きをしていてすごく嬉しいです。

そんな嬉しさもあり、色々と思うことがあるので、今回は作っていた際に感じたこと、アップロードしてから感じたこと、これから実装してみたいことを書いていきたいと思います。

 

布教箱を作っていて大事にしたかったこと・大変だったこと

 今回、布教箱で大事にしたかったのは「布教する際は絶対に匿名にしよう」です。

私は、はてな匿名ダイアリーやask.fmといった、「匿名ゆえのキモさ」が介在するWebサービスが大好きです。匿名で発言ができるということは、時には不謹慎さや不快な発言が生まれることがあります。

それでも、「匿名だからこそ、普段本人が口に出さないような突き抜けた面白いことやぶっ飛んだことをいうことができる」といった現象が見てて本当に好きなんです。見てて面白いし、使っているユーザーの人たちは、普段しなければいけない気遣いをやめてドキドキしながら発言してるんじゃないかなあと思うとすごくワクワクするんです。

だから、プログラミングを始めた時に、私も「匿名ゆえのキモさ」が生まれるWebアプリケーションを作ってみたいと思いました。

 

あと、私は映画とかアニメとか漫画とか、オタク的な趣味は大体好きなのですが、「こういうジャンル(例えば、ダウナーな空気で進む恋愛映画とか、人生論を教えてくれる女児アニメとか)でいいの布教してくれないかなー」と思うことがかなりあります。

Twitterで言えばいいだけの話、なのかもしれませんがフォロワーさんの中には「布教したいけど自分の距離感で進めていいのかわからない」「布教したいけど自分が言うのはなんか恥ずかしい」と思っているんじゃないかとふと考えました。

「じゃあ、匿名で布教してもらえれば万事解決なのでは?」

となりアイデアとして生まれたのが布教箱です。

 

 (サーチしたところアイデア自体は2月に誕生してました。)

 

匿名にする方法は、「布教一覧」はユーザー名を隠して表示すればOKだったのですが、プロフィールページの布教一覧も本人しか見られないようにしたいなあ、と思い<% if user_signed_in? && current_user.id == @user.id %>とif文を書いてユーザーにしか見れないようにしました。

布教詳細ページ(コメント一覧)も、布教者はユーザー名を隠してコメントしてもらいたいなあと思い、こちらも<% if comment.user == @fukyo.user %>と書いて、こちらの場合はユーザー名が「布教主」となり、ユーザーアイコンはデフォルトになるようにしました。

gyazo.com

こんな感じで、アイコンがデフォルト布教ちゃん(布教箱のイメージキャラクターです)になり、ユーザーネームが布教主になります。

初学者なため、知識がまだまだこれからな状況ですが、「ユーザーが楽しく気軽に匿名で布教できる」ということは一番大事にしたかったので実装してみました。(if文を書くぐらいなのでそんなに難しいことではないのですが…)

 

あとお題データが消える時には布教データも消えるように:dependent => :delete_allをかけたり、Nomethoderrorが起きないよう気をつけながら実装していたのが記憶に残っています。こういうのはテストコード書きながら実装できるようになりたいなあと思いました。

とりあえずWebアプリケーションとして基本的な機能は実装したいと思い、railsチュートリアルを参考にしながら作成を行いました。(railsチュートリアル、難しいですが細かいこともたくさん書いてありRailsの基礎を知ることができてすごく勉強になったのでおすすめです。)

 

プログラミングのことを初めて教えてくださり、ずっと尊敬しているid:hidesysさんにこのように褒めていただけたのは本当に嬉しかったです。(ふぁぼしてくれた人たちもWeb方面で尊敬している人たちばっかりでひえ〜〜〜ってなりました)

あと、地味に大変だったのはCSSをどうするかという作業で、最終的にbootstrapに頼りっきりになってしまいました。でもbootstrapを実装したことで、ある程度綺麗な画面に変えることができたので嬉しかったです。あと、見た目が劇的に変わるとすごく嬉しいし楽しい。

 

今後修正・実装していきたいこと

 

・アイコン画像のデータベース保存

paperclipで画像のアップロードをしても、ログアウト後に消滅するという感じになっていてウッとなりました。原因はherokuにAWS S3やCloudinaryといったデータベースを用意しなきゃいけなかったみたいです。一応機能はできたのですが、他のちょっとしたエラーが治ってからpushさせたいのでまだ未実装です、ごめんなさい…。もうすぐ実装できるはずなのでお待ちください。

 

・いいね機能

一応実装はできていますが、実は、エンジニアの方が苦い顔をするようなちょっとよろしくないコードで実装されています。(当時よくわからないなりにググり一番上に出てきたQiitaの記事を参考にして実装しました)

トップにいいねボタンを持っていきたいのですがエラーが起きちゃってるので、まだできていません。でも、Railsチュートリアルやアプリ作りをしたことでなんとなくコードの書き方はちょっとイメージつくようになったのでゆっくりしっかり書いてみたいなあと思います。あと、ナイスお題!も作りたい。

ちなみに、要望があったプロフィールでいいね一覧が見れる機能は作成できたので次のアップデートの時までに実装できるのでお楽しみに(?)

 

・ページネーション機能とタブ機能

これ、すでに「めんどくさいなあ」と思っている方が多数いると思うのですが、布教一覧を見ている時に前のページか次のページに飛ぶと、お題一覧に戻されちゃうんですよね。そこから布教一覧を再びクリックすれば見たいページを見れるんですけど、なんかめんどくさいのでスムーズに見れる方法を探したいです。

 

その他やりたいこと

・世界観(デザイン)の統一

・タグ付け(日常・サブカルチャー・なんでもみたいにタグごとでお題・布教を見られる機能)

・検索機能

・フラッシュがヘッダーで見えない問題(これはすぐに直せそうなので次までに直します)

・人気のお題・布教がついてないお題がすぐに見つかる機能(ランキングを実装できるgemがあったからそれでなんかうまくできるかなあ)

 

作ってみての感想

 成果物を発表する経験は、「布教ちゃんメーカーFukyochanMaker」で一回体験したのですが、今回はWebサービスということで、フォロワーや高校の友人、親にも使ってもらいました。みなさん各々、好きな感じに布教活動をしていて、開発者側からすると投稿一つ一つ見ていくのが本当に楽しかったです。

 自分が作ったアプリケーションを色んな人たちが遊んでもらうという経験は、正直本当に快感で、こんなに楽しいものだったのかとなりました。エンジニアの人たちはこの快感をずっと味わっているんでしょうか。(それとも…?)

 あと、アップロードして一番意外だった点があります。お題としてあげられる投稿は、てっきり映画や漫画といったサブカルチャーメインになるのかな、と思ったのですが日常生活で気になっていること(例:『京都市内でワンコインで収まる食事処』、『眠れない夜にすること』)をお題として投稿する人が多いのです。

しかも、そのお題につく布教も割と為になって面白いのが多い。

gyazo.com

 

自分が想定した以上に自由度の高いWebアプリケーションとして使われていたのが今回作った中で一番大きな発見でした。

これはゲームでも思うことなのですが、一本道で用意されているものよりも自由度が高くユーザーが楽しく利用できるものってすごく良いと思うので、そんなアプリを作ることができたのが本当に嬉しいです。

今後、社会人になってエンジニアとしてお仕事することが今の一番の目標ですが、その時はユーザーが面白いものを発信&発見できるサービスを作れるエンジニアになりたいとすごく感じました。

 

ここまで来るのには、京大で行われた「1ヶ月でWebサービスを作る会」、「RailsGirls」等のプログラマー勉強会で出会った方々にたくさん助けられて、応援していただけたからこそ頑張れたのではないかと強く思います。

スキルは本当にまだまだですが、Webサービスを1個作れたこと(これからも実装すべきところはたくさんあるけど!)はちょっと自信に持ってこれからも頑張っていきたいなと思います。

インターネットで知り合った方々には、まだまだ頼りきりになることばかりだと思いますが、これからもよろしくお願いいたします。

最後に布教箱のリンクをもう一度添えて。

レッツ布教!Fukyobako

 

 

もくもく会を企画しました

こんばんは、桐生あんずです。

先週の土曜日に、「もくもく会」というイベントを企画しました。今回はそれについての感想などを書いていきます。

 

1, もくもく会とは

 「もくもく会」、字面だけだと特定の界隈以外の人からしたら「なんなんや、煙が出る食べ物でも食べる集まりなんか」という風に思われそうですが(実際にTwitterでそういう声を数件目にしました)、文字通り「もくもく(黙々)と作業する集まり」なのでもくもく会です。

 

2, 今回の趣旨

 このイベントはエンジニア界隈発祥のようですが、「特にテーマはなくても作業するために集まる」といった趣旨の企画は気楽にやれそうでいいな〜と前々から思っており、友人たちの中にも作業したそうな人がTLで数人見られたため、「本を読む、文章を書く、コードを書く、などもくもくとやれることならなんでもOK」というルールを決めて企画することになりました。

 結果的に、サークルの友人や私のフォロワーの方、私のTwiiterやブログを読んで興味を持って足を運んでくださった方など、様々な方面から人が集まり、10人程度で百万遍の某所(諸事情により秘密です)を借りてもくもく会を行い、13時から19時まで作業をすることができました。

 

3, 実際やってみての感想

 普通、人と集まる時はコミュニケーションを取ることが前提となってしまうものですが、今回の目的はもくもくと作業するのが目的ということで、無理に会話をしなくてもいい空気を生み出すことができたと思います。その観点から考えると、普段コミュニケーションを取り続けるのはしんどいけど人と集まりたい方向けのイベントかもしれません。

 それでも、6時間ぶっ続けで作業するのはかなり疲れるものなので、たまに参加者同士で声をかけあって「捗ってますか?」と雑談したり、参加者の方がどんな作業をしているか聞きあうなどの取り組みをしたりすることで、リラックスできる環境になるようにしていました。(黙って作業したかった方はすみません…)

 「集団になってあえて一人で作業をすること」の観点から、個人的に感じたこの会の最大の利点ですが「周りが作業をしているので一人でサボるのがちょっとやりづらくなって結果的に作業に集中できること」だったかなと思います。個人差はあると思いますが。

 また、この会のおかげで、railsチュートリアル13(micropostの章です)章を終わらせられました。他の方々も授業の課題や、仕事のための勉強などが進んだ模様でよかったです。

 ただ、やっぱり一人の時かつ集中力が最強モードになっている時の作業効率には負けてしまうかもしれません。でも6時間作業したという達成感が得られることでさらにモチベーションが湧いて、家に帰った後も作業することができたのが個人的によかったです。

 そんな感じのもくもく会1回目の感想でした。来月の上旬辺りが所属するサークルの会誌の締め切り日なはずなので、その時期にもまた企画したいと思っています。興味のある方は、Twiiiter等で是非私に連絡してください。

 

4, 蛇足

 会が終わった後、知り合いのシェアハウスに遊びに行ったのですがそこで初めてシーシャ(水タバコ)を吸いました。あっこれも、実質もくもく会なのでは?ってなりました。(本当に蛇足ですねこれ)

プログラミング初学者の大学生がRubyKaigi2017に行って良かったこと

 こんばんは!夏休みが後数日で終わります。桐生あんずです。

 今回は、9/18~20に広島で行われたRubyKaigi2017に参加してみて個人的に良かったことを書いていきます。

rubykaigi.org

 知らない人のためにも、説明しておくとRubyKaigiとは、日本で開催されているRubyコミュニティ主催のオブジェクト指向プログラミング言語Ruby」に関する年次イベントです。去年は京都で、一昨年は東京で開催されていました。

 内容ですが、複数のブースに分かれて、発表者さんがRubyに関する事なら、仕事に使えるものからマニアックなものまで発表していただく形のカンファレンスイベントみたいな感じです。様々な企業さんがスポンサーになってくださっていて、企業ブースやアフターパーティなどもあり、本当に様々な方と交流がたくさんできます。

 要約するとRubyist(世では、Rubyを使う人をRubyistって呼ぶらしいです)による、Rubyistのために行われる年に一度のお祭りですね。 

 今回は、広島で行われるということでちょっと交通費やチケット代がかかるから難しいかな…と思っていたのですが、私が今年の3月に参加させていただいた、「RailsGirls」という女性のプログラミング初学者のための勉強会を行っている団体さんに参加費支援をしていただけることになり参加できることになりました。本当にありがとうございます。

それでは、どんなことが良かったのか紹介して行きますね。

 

 ⑴  Rubyに関する様々な話を発表で聞くことができる

Rubyに関する様々な話」ってなんなんだ、という感じなのですがRubyってRailsでアプリを作る以外にもたくさんやれることがあるんだなあとびっくりしました。

例えば、rubypythonを組み合わせたpycallというgemを使うことでワインの機械学習を行うことができ、自分が飲みたい味のワインや、ワインに合う料理を探すことができるようになるといった開発のお話を聞くことができました。  

他にもmRubyやcRUbyの開発のお話など、普段railsでアプリを作ってる以外のことをしてない側からすると「まだよくわからないけどこんなことができるんだ…!!」みたいな感じでほほーっとなってました。(ちゃんと理解できているわけでない)  

 でもRubyで何ができるのか、何がしたいのか、といった視野がすごく広がったのでわからないなりにもそういった開発があることを知れたので良かったと思います。

 LTなどでは、pawooやニコニコ生放送が裏でどのように作られているかをちょっとだけ聞くことができてすごくテンションが上がりました。もうすぐバルスきますね。(頑張ってください…!

ちなみに、英語で発表されている方々がたくさんいられて、初日は聞き取れなくて混乱状態でした。でも、何度か発表に足を運んでいるうち最終日にはちょっとだけ聞き取れるようになっててちょっと嬉しかったです。

ワインの機械学習の方(https://www.happywinebot.com/)も、発表は英語だったのですが発音がとても聞き取りやすく内容もすごく丁寧でわかりやすかったです。(正直日本語の発表の方が難しい内容でよくわからないみたいなことも結構あった)

 ⑵ 本当に色々な人と出会える

 Rubykaigiは本当に様々な人が参加されます。エンジニアの方々はもちろんたくさん来られますが、その中でも有名なアプリを作っている企業の方々、開発をするなら読むことになるだろう本の制作に関わっていられる人や、Rubyを作った(!!!)張本人のまつもとゆきひろさんももちろん来られていました。

 また、長野から来ていたエンジニアの方々も何人いて、お世話になっている「ギークラボ長野」さんのお知り合いの方もいらっしゃいました。そういった方々に、長野のIT事情を聞くこともできて興味深かったです。

 そんなすごい参加者の人たちと写真を一緒に撮っていただけたり、アプリの裏側の話をいっぱい聞けて本当に感動しました。そんな人たちとカラオケに行ったりワイワイ飲めちゃうの本当にやばくないですか。(イベントが終わった後にその人たちのことをじっくり調べたらめちゃくちゃすごい人だった、みたいなことが何件もあって震えあがりました)

 また、海外から来ていただいた参加者さんも多くみられました。最初は英語でちゃんとコミュニケーションできるのかかなり不安だったのですが、railsgirlsさんの運営の方々と一緒に行動をしている時は、「練習だー!」ということで、外国人の群れがいるところに1人で放り込まれるみたいなことが何度かあったおかげで結構慣れました。

 そういったみなさんの優しさのおかげもあって、最終日あたりには拙い英語でも楽しくコミュニケーションすることはできていたと思います。

 というか、みなさん本当に日本の文化を好きでいてくれているので、日本語もすごく上手だったり私よりも日本の文化を熟知していたりするんですよね。

 アニメの話で盛り上がることもなんどもあり、カラオケでも日本の歌を一緒に歌ってもらえて楽しかったです。

 デカ外人さん(ハンドルネーム)のことは、インパクトがかなり強く本当に素晴らしい方だったので、しばらく頭の中に残り続けると思います。herokuトランプと靴下大事にします!

 

 (3)アプリのレビューをしてもらえた

 私はまだ本格的にRuby on Railsを触り始めてから半年ぐらいなのですが、もうすぐオリジナルアプリが作り終わりそうで一応遊べる段階までにはなっていたので、一部のエンジニアの方々にみてもらうことができました。

 とてもありがたいことに発想内容が面白いなどの評価をいただくことができ、もっとよくするためにはどうするべきかといったアドバイスを具体的にたくさんいただくことができました。railsガイドやチュートリアルをちゃんと見て直すべき点を直しつつ、テストコードも頑張って書きたいと思います。

 また、自分で調べて作っていくことも大事ですが、ネットの記事はちゃんとしてないものも多く、気づかずによくないコードを書いてしまうこともあることを痛感しました。だからこそ、定期的にちゃんとしたエンジニアの方々に見てもらうことは本当に本当に大切だと気づかされました。

 なので、京都の方々にちょくちょくお願いすることも増えると思いますがよろしくお願いいたします。

 

4.まとめ

 RubyKaigiは最初どういったものか予想できておらず、会場に入った際はエンジニア感ある人々がたくさんいてめちゃくちゃビビりました。

 でも、発表を聞いたりエンジニアの人たちと関わっていくたびに、「あっこの人たちはインターネットが大好きなんだなあ」となり、安心感を覚えてどんどん仲良くなれて本当に嬉しかったです。

 RubyKaigiが終わってしまってすぐは結構寂しかったです。今回出会った人たちとまた会いたい気持ちでいっぱいなので、次のRubyKaigiもいけるように就活頑張っていきたいと思います!(会社の経費でRubyKaigiにいきたい) 

 

 

MMORPGの思い出を記してみる

 id:cureatoroさんの↓の記事を見て、「あっ昔やってたネトゲのこと話すの楽しそうだな〜」と思い書くことにしました。

cureatoro.hatenablog.com

 

ちょっと前の記事でもちょくちょく書いてたり、Twitterでもよく話したりするのですが、私は中学生1年の夏から、中学2年の学期末の間までずっと、今は「パズドラ」で有名なゲーム会社、「ガンホー」が運営する「ラグナロクオンライン」にドンバマりしていました。

ragnarokonline.gungho.jp

 

テレビで紹介されるような、学校にも行かず引きこもるタイプの「ネトゲ廃人」とまではいかなくても(学校は親に無理やり行かされ続けて皆勤賞だった)、当時の自分を思い返すと完全に「ネトゲ中毒者」でした。

約1年半の間、テスト期間以外は確実に毎日ログインし続けており、平日4時間、休日7時間以上はプレイしていた記憶があります。

また、課金システムもかなり利用していて、「ラグくじ」という1回数千円の課金をすることで中々手に入らないアイテムをもらえるという昨今の人気ソーシャルゲームそのまんまのシステムにも踊らされており、お年玉などを沢山使い込んだ覚えがあります。

ラグナロクオンラインは、基本プレイは月額1500円なのですが、スペシャルアイテムやレアアイテムを手に入れるためにはどうしても更なる課金が必要になっていくのです。

例えば、年数回、レアなアイテムが何点ももらえるコードが記されたパッケージが公式により販売されます。そのパッケージの値段は1万円なのですが、当時レア装備が欲しすぎて頭がおかしくなっていた私は何回も買っていた覚えがあります。

周りの人も頭がおかしくなっており、1度にパッケージを5,6個買っている人もいました。

当時の総プレイ時間と総課金額を今考えてみると、確実な数字はわからないのですが、1年半の間毎日4~10時間はプレイしていたと考えると、2000時間以上は確実にやっており、課金額もガチャ代やパッケージ代、アカウント2つの運用費代や、2アカウント2PCのために買ったネットブックのお金を考えると普通に総額10万超えてそうで怖いです。全部親の金です。

考えてみた結果、親や祖父母に本当にごめんなさいと謝りたくなりました。

 

ここまでMMORPGにハマった原因は、なんだったんでしょうか。

それは、「人間」だと思います。中学生だった私は、ラグナロクオンラインの世界に入ったことで、社会人やニート、大学生といった、田舎の中学校では知り合えないような人間たちと関わり続けるという非日常体験をずっと享受できるようになり、同年代の社会よりもネトゲの社会の方に楽しさを感じるようになってしまいました。

ちょっとしたことでいじめや陰口が発生する、閉鎖的すぎる中学生の社会に耐えきれず、顔も名前も明かさなくていい匿名の世界に安心感を強く覚えていたのだと思います。つまり現実逃避のようなものだったのですが、ラグナロクオンラインがあったおかげで心を病まずにはいられたと思います。

当時は、「自分は精神年齢が高いから年上の人たちと話していた方が話が合うし楽しい」のような恥ずかしいことをずっと考えていたのですが、それは周りの年上の人たちが子供の私に気を遣って合わせて話しかけてくれていたのではないかと思っています。

今考えると、恥ずかしいことばかりしてきた思いもあるのですが、サブカルチャーの知識に富んでいる人や、情報系のお仕事をしている人と初めて知り合えたのはこの場所でした。

その出会いによって、今の私の趣味の感性や将来やりたい仕事についての考え方は形成されるようになっていったと今でも思います。

時間もお金も無駄にしてしまったと思うこともありますが、ラグナロクオンラインをやっていなかった自分がそんなに人生ちゃんとうまくいってるとも思えないんですよね。何かしら好きなことは見つけられていたとしても、インターネットで面白い人や出来事に出会おうとする好奇心や行動力は生まれなかった気がします。

臭い感じの自分語りになってきたのでこの話は止めます。

 

もっと具体的な面白い話をしてみたかったんですが、どこで挟めばいいかわからなかったのでブログに上げるために描いてみた漫画っぽい何かをこのタイミングで上げちゃいます。

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ラグナロクオンラインの面白かったことの一つは、ゲームでの性別は女の子でも、10人に9人は実際は男の人だったことです。

ガッツリネカマを演じる人もいれば、一人称を「僕」にしてぼくっこの自分萌え〜みたいなことをしてる人もいました。

ネカマ同士がチャH(わからない人は調べてみよう!)をしているスクリーンショットをMSNメッセで送りつけられたこともあります。

 

他にも、このゲームの中で人生初めてメンヘラ的な人と交流してギルドが壊れそうになったり、自撮りを要求されてデジタルカメラでフラッシュ炊いて顔だけ見せない自撮りを送った話とかあるんですが、思い出したら漫画にしてアップできたらいいなと思います。

当時のちょっと不思議なインターネット文化にどっぷりと浸かってしまったせいで今でもインターネット中毒なのかなと思います。今でもMSNメッセがある時代に帰りたいと思ってしまう。(Discordでいいやんけ)

 

そんな感じでMMORPG(ラグナロクオンライン)の思い出はこんな感じです。

4回生になって始めた事(近況)

お久しぶりです。3月ぐらいに記事を書いてからかなり時間が経ってしまいました。

気付けばもう6月です。4回生になって、生活にも色々変化が出てきたので細々と書いていきたいと思います。

 

1.デリダ読書会を始めました

いま現在、大学の自主企画演習授業(所謂自主ゼミです)で、ジャック・デリダの「嘘の歴史 序説」を読んでいます。

この本がこれまたかなり難解な文章構造になっています。これを1人で読んで要約するとか無理なのでは…とちょっと絶望しました。

そこで、哲学に興味を持っている人が多いサークラ界隈の方々に声をかけ、京大のとある研究室の部屋を貸していただき、約2週間おきペースで読書会を企画するようにしました。

 

本の内容の解釈をし合う以外にも、どんな入門書を読むべきかとか、関連する思想家の本を紹介してもらえたりと、1人で読んでいたら得られなかったと思われる知見を得ることができて中々良い会になっているなあと感じます。

参加してくださった方々のアドバイスのおかげで、自主ゼミの方の発表も平和に終わることができました。

この本を読み終わった後は、ウィトゲンシュタイン青色本を読んではどうかという提案も持ち上がっていて、今後も定期的に集まる機会を作れたら良いなあと思っています。

 

2.バイトを始めました

インターネットは怖い場所なので、深くは書きませんがプログラミングに関わるバイトを始めました。

初めは今まで関わったことがないタイプの人達との邂逅の連続で、精神が狂いかけました。

ですが、日が経つことに、感性は違うところが多いかもしれないけれどその人達から、見習うべき所や尊敬すべき所はあるなあと感じる事が増え、なんとかやっていけそうな感じになってきました。(洗脳されてない?大丈夫?というツッコミが入りそうな感じですが、コミュニケーションに関する事で学べる事はかなりあるなあと思うので良い感じに吸収したいです)

 

プログラミングに関する知識もじわじわ付いてきており、前々から考えているアプリの設計もなんとか進められそうです。

 

ちなみにこのバイトを始める前にスーパーでバイトを始めたんですが、3日でやめました。

 

3.映画を観ることが増えた

これは、4回生になってからの変化というわけではないのですが3回生の冬休み前あたりから「映画を観ることってすごく良いことなのでは!?」という気持ちが湧き始め、アマゾンプライム会員にもなったことも重なり映画をよく観るようになりました。

 

多分去年の冬から数えると確実に30.40本はアマゾンプライムやら映画館で観たはずなんですが、もっと見てる気もすれば見てないかもしれないな、という感じなのでちゃんとリスト化して管理した方が良いですね…。

ここ数ヶ月の中で観た中でかなり良かったのは

ソーシャル・ネットワーク

「日本で1番悪い奴ら」

「怒り」

最強のふたり

「きっとうまくいく」

「PK」 

帝一の國

あたりです。(眠気を抑えながら適当に思いついたのを列挙してるだけなので判断はゆるゆるです)

映画館に行って映画を観るのは1人でも友達と行っても楽しいのでぜひバンバン誘ってください。

 

4.その他いろいろ

こう考えると、去年ボンヤリとやりたかった事やちまちま続けてた事に対して以前よりも活動的になれてきてるので嬉しいです。

それでも、留年するのは確定してるし、院に行くのか就活するのかはまだ曖昧な所で彷徨ってる状況なのでその分今やる事はやっておこうという感じのレベルです。

結局のところ同年代から遅れを取っている現状ですから、学業もなんとか頑張って来年で卒業して進路を決められるようにしたいです。

そんな感じの近況でした。

2年間まともに単位を取れなかったけど卒業が見えるようになった

3回生後期の成績が発表されたので、これを機にいままでのことを振り返りながら「単位が取れない習慣が根付いた人間がどうしたら単位を取れるようになるか」を考えてみる記事です。

 

①前置き

私は1.2回生の間単位が本当に取れませんでした。抽象的な表現すぎるかもしれませんが、「いや〜今期ダメだった〜留年するかも〜」って成績発表の際Twitterで言ってる人よりも大体単位が取れてないぐらい単位が取れてないタイプの単位がない人間でした。

つまり人前でネタにできないレベルで単位が取れていない人間でした。

ですが、3回生になってから人生に本気で不安を感じ、なんとかして単位を取ろうと思い習慣を変えてみました。

そのおかげで5回生前期で卒業できるレベルにまで持ち込むことができました。(単位を取ることが普通の人からすると結局留年してるやんけ、って感じですが、単位を取れなかった人間からすると卒業を考えられるようになっただけでもめちゃくちゃデカイんです)

この習慣を続けていけば卒業まで持っていけると確信したので、振り返っていこうと思います。

 

②そもそもなぜ単位が取れない人間だったのか

人によって単位を取れない理由は異なると思うので、どのような理由において私がなぜ単位を取れない人間だったのかをまず簡単に説明していきます。

②-1 学校に行きたくなくても、学校に連れて行ってくれる存在の消失

私は中高時代は別に出席率にそこまで問題のない生徒でした。ですが大学に入り、1人で暮らすようになってから一気に大学に行けなくなりました。

まず第一に思い浮かぶ理由は、「学校に行かなくても怒る人間がいなくなったから」もしくは、「学校に行きたくないと言っても無理やり学校に行かされることがなくなったから」だと考えられます。

ここで私の情けない一面を開示してしまわなければならないのですが、中高時代も「学校に行きたくない」と考える精神はありました。

ですが、親は『中学校では皆勤賞を取らなければダメ』と考えており、3年間インフルエンザ以外で休まさせてもらう事はできませんでした。(今思うと中学時代の人間関係が一番最悪だったのでよく耐えられたなと思います)

高校でも、体調的に多少苦しい時は親が車で送り迎えをしてくれる環境により、出席率には問題なく3年間を過ごしました。

これを振り返ると、中高時代に不登校にならなかったのは、学校に行きたくないと思っても、ちゃんと学校に行かせてくれるよう誘導してくれた機関(親)が存在していたからだと考えられます。

大学生活では、体調不良に陥っても自動的に学校に連れて行ってくれる機関は存在しません。

すごく情けない話なんですが、大学に入って一人暮らしになってやっと、親にかなり甘えていたんだなという事を強く気付かされました。

②-2大学の授業にすぐに興味を持つ事ができなかった

私が所属している法学部の授業は基本的に試験100%で単位が決まるので、事実上授業に行っても行かなくても頑張れば単位が取れます。このシステムにより私は授業に行く気が失せました。「授業には行かないで試験前に勉強頑張れば良いだけじゃん!」ってなってしまったのです。

だけど、このシステムってちゃんと要領良く勉強ができる人、もしくは助けてくれる頭の良い友達がいる人じゃないと単位取得にまでいくのは難しい事に気付くまで2年かかりました。

これは後でちゃんと書きたいので簡潔に済ませますが、私は普通に授業に行ってある程度勉強する方が楽に単位が取れる方の人間なんだなと気づきました。

 

②-3授業以外のことばかり考えていた

大学に入ってから、サークルやTwitterで様々な人と交流する事が増えました。地元にいた時とはかなり環境が変わり、色々な考えを持つ人や個性的な人と触れる事ができるようになり、そういった人々とコミュニケーションする事に快感を見出すようになってしまっていました。

そちらの方ばかりに配分を振ってばかりいたので授業の事がどんどん頭からすっぽ抜けていきました。

 

③どうやって単位を取れるようになったのか

②の話を書いていくうちに、自分がアレな人間すぎて辛くなってきたので次の話に移ります。

3回生になってから心がけた習慣を書いていきます。

③-1 学校に毎日行く

まずは、とにかく学校に毎日行く事を心がけました。

心がちょっとしんどい時や、夜更かししてすごく眠い時でも、「今日行かなければ人生がヤバいことになる」という恐怖感を心の中に持ち、学校に行きました。

具体的なコツとしては、少し早めに起きて授業までの準備をゆっくりできるように行動すると気持ち的に楽に学校に行けるようになったと思います。

私の家(学校までバスで15分ほどかかる)からだと、授業が始まる1時間半前には起きており、ゆっくり準備をし出して遅くても30分前には必ず家を出るという流れを作ったおかげで授業に出れるようになりました。

③-2 授業を真面目に受ける

いやいや当たり前すぎるやろ、って感じな話が続きますが、授業に毎回出ていると、専門科目の場合は特に教授の話をちゃんと聞かなきゃだなあという気になってきます。

(たまによくわからない一般教養科目だと、先生がレジュメで言ってる事をただ淡々と話すだけだったりで困惑しましたが、単位を取ることに支障はほぼなかったです。)

ここで段々と「教授の話してる事ってめっちゃ面白いんじゃないか」と気付くようになります。ここが大事です。最初はつまらないなと感じることはあるかもしれませんが、通ううちに面白さを見出せるようになる授業はかなりあると私は思いました。

これは自分の好奇心が元から旺盛だったという事も考えられるのですが、「授業が面白い」と思えるようになったことは、授業に行くための強いモチベーションになりました。

また、グループワークも真面目にやるようになりました。もう3回生になったという事もあり、般教や他学部のグループワークになると大体自分が一番上の回生なので大体主導権が握れてそこまで気を遣わずに済みます。

有能そうな人が1人いればあとはその人にうまく動いてもらえるよう適当に協調しとけば良いです。

 

留学生と仲良くする事もおすすめです。

席が近かったこともあり、留学生の女の子と仲良くなる事が3回生の間で2回あったのですが、彼女達は自分の国で好成績を収めている事もあって、コミュニケーション能力が高い、もしくはグループワークにおいて有能な力を発揮してくれます。

あと会話の内容が微笑ましくて癒されます。可愛いです。彼女たちと授業中に話せる事が授業に行くモチベーションになっていたとも思います。

なので私は、グループワークを平和に終わらせたい人は留学生と組むのをオススメします。

③-3 教授に存在を覚えてもらうようにする

ここは③-2の項目からワンステップ進んだ内容です。

大学の教授は、自分の話をちゃんと聞いてくれて最低限のコミュニケーション能力を持った人間なら大体可愛がってくれます。

存在を覚えてもらう事で単位を取れるかは分かりませんが、授業を楽しむモチベーションになる事は確かだと思います。

教授に存在を覚えてもらう方法ですが、知っている中では幾つかあるので紹介します。

1.授業で一番前の席に座る

これは一番簡単な方法です。前の席に座っていると、教授の顔を見ながら授業を受ける事になるので、目を合わせる回数もかなりあります。なので自然と顔を覚えられていきます。だけど名前を覚えられるまでにはこれだけだと足りないと思います。

2.授業内の質問タイムの時に挙手する

これは度胸がないとかなりしんどいのですが、ゲストスピーカーがよく来る授業の場合は質問内容が簡易的なものでも空気的に許されるので、ハードルが下がります。そこに好奇心ブーストがかかるとバンバン質問できるようになります。ここで基本的には学部と自己紹介を前置きとしてするので、何度か質問していれば教授から覚えられていると思います。ちなみに学生からも覚えられるのでちょっと地獄です。

3.交歓会に出席する

生徒とのコミュニケーションが好きな教授だと、交歓会や課外授業をよく実施してます。これはめちゃくちゃチャンスです。しかも行くと面白い話が聞けるので楽しいです。

授業終わりに教授と話す事もハードルが高いですが、この機会を利用することで「先生がおっしゃられていた交歓会or課外授業に行きたいんですが〜」と個人的なファーストコンタクトも取れます。

教授はこういったイベントに来てくれる人を強く欲しているので、顔も覚えられるし、高確率で好印象を持たれると思います。

4.食事に行く

これはゼミ教授じゃないとハードルが高いとは思うのですが、自分の研究分野に近い教授の場合は勇気を出して誘うのもアリだと思います。

私は「同じ研究分野の友達が話を聞きたがっている」という口実で友人と3人で食事に行くことに成功しましたが、交歓会以上に面白い話が聞けたのですごく良かったなと思っています。

また、交歓会に通っていると忘年会シーズンや新年会シーズンに飲み会に誘われるイベントが発生するのでそちらも利用するのもアリだと思います。(そちらは大人数になるので流れる事もよくありますが) 

大教室授業でしたら、ただ座って真面目に聞くのもアリですが、やはり教授と個人の関わりをしていると授業の楽しさが爆上がりするので好奇心の強い人はぜひ実践してみてください。

 

③-4 自分が興味を持てそうな授業を選ぶ

私は1.2回生の間法学部の授業でなかなか単位が取れなかった事もあり、3回生の間は法学部以外の授業も色々取っていました。

中には夏休み中に他大学の授業を受けに行けば単位がもらえるという授業もあり、とにかく単位が欲しかったので参加しました。

美大の授業にも参加したのですが、自分の大学とはかなり違う雰囲気の授業で本当に面白かったです。普段絶対会えないような著名人や業界人の方々が講義に来てテンションがかなり上がりました。夏休みが暇な人はぜひ他大学で授業を受けられるサービスを利用してください。

単位が楽に取れて普段できない経験もできる神システムです。

 

追記

もう少し実学的な事を書きたいと思ったので書いておきます。

法学部の人の場合、学部内の専門科目を一定以上取らなければいけない制限もあったりしますよね。「法学部だけど法律の授業が苦手」と強く感じている人にオススメなのは法学部の中に存在する政治史系の授業を取ることです。こちらも基本的には試験100%ですが、中間レポート課題などの試験以外の評定も含まれており、試験のハードルが下がることが多いです。また、試験前に先生が試験でどういった問題を出すかをかなり具体的に教えてくれる事が多いです。なので試験前に予想解答集がかなり作りやすいです。作った解答集を授業が同じ知り合いと確認し合うのもかなりオススメです。

 

 

 

④ まとめ

振り返ってみて感じたのは、最初は「学校に行かないと人生がヤバいことになる」という切迫感で大学に行こうとしていたのですが、段々と大学の授業で面白い事を見つけられるようになったらどんどんと学校に行くという事への精神的ハードルが下がっていったという事です。

法学部の授業も嫌だ嫌だと3回生の最初はずっと考えていましたが、他学部の授業を通して、法学はどこへでも繋がっている事を知り、法律を学ぶ事の重要性を感じて4回生からもっと法学部の専門科目を取りたいと思えるようになりました。

あと、私はものすごく要領が悪い上に、人に何かを頼む事が苦手なタイプである事に気付きました。こっちも返せるものがあるとちゃんと分かっていないと気軽に頼めないんですよね。

だから、要領よく上手くやることは諦めて、楽しむだけ楽しめる方法を探して自分の糧にしてやるぞ〜って方法で単位を取っていこうと思います。好奇心で生きてる人間なので、その方が合ってる気がします。

長く書いてしまいましたが、大学に毎日行って課題を出して試験をやれば単位は取れると思います。でもそれが「普通に」できない人はいます。そういう時は、自分の中で面白さを見つけたり誰かに認められることをモチベーションにして頑張ると案外うまくいく気がします。

 

卒業できた時も総括できれば良いんですが。とりあえずあと1年半頑張ります。