桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

プログラミング初学者の大学生がRubyKaigi2017に行って良かったこと

 こんばんは!夏休みが後数日で終わります。桐生あんずです。

 今回は、9/18~20に広島で行われたRubyKaigi2017に参加してみて個人的に良かったことを書いていきます。

rubykaigi.org

 知らない人のためにも、説明しておくとRubyKaigiとは、日本で開催されているRubyコミュニティ主催のオブジェクト指向プログラミング言語Ruby」に関する年次イベントです。去年は京都で、一昨年は東京で開催されていました。

 内容ですが、複数のブースに分かれて、発表者さんがRubyに関する事なら、仕事に使えるものからマニアックなものまで発表していただく形のカンファレンスイベントみたいな感じです。様々な企業さんがスポンサーになってくださっていて、企業ブースやアフターパーティなどもあり、本当に様々な方と交流がたくさんできます。

 要約するとRubyist(世では、Rubyを使う人をRubyistって呼ぶらしいです)による、Rubyistのために行われる年に一度のお祭りですね。 

 今回は、広島で行われるということでちょっと交通費やチケット代がかかるから難しいかな…と思っていたのですが、私が今年の3月に参加させていただいた、「RailsGirls」という女性のプログラミング初学者のための勉強会を行っている団体さんに参加費支援をしていただけることになり参加できることになりました。本当にありがとうございます。

それでは、どんなことが良かったのか紹介して行きますね。

 

 ⑴  Rubyに関する様々な話を発表で聞くことができる

Rubyに関する様々な話」ってなんなんだ、という感じなのですがRubyってRailsでアプリを作る以外にもたくさんやれることがあるんだなあとびっくりしました。

例えば、rubypythonを組み合わせたpycallというgemを使うことでワインの機械学習を行うことができ、自分が飲みたい味のワインや、ワインに合う料理を探すことができるようになるといった開発のお話を聞くことができました。  

他にもmRubyやcRUbyの開発のお話など、普段railsでアプリを作ってる以外のことをしてない側からすると「まだよくわからないけどこんなことができるんだ…!!」みたいな感じでほほーっとなってました。(ちゃんと理解できているわけでない)  

 でもRubyで何ができるのか、何がしたいのか、といった視野がすごく広がったのでわからないなりにもそういった開発があることを知れたので良かったと思います。

 LTなどでは、pawooやニコニコ生放送が裏でどのように作られているかをちょっとだけ聞くことができてすごくテンションが上がりました。もうすぐバルスきますね。(頑張ってください…!

ちなみに、英語で発表されている方々がたくさんいられて、初日は聞き取れなくて混乱状態でした。でも、何度か発表に足を運んでいるうち最終日にはちょっとだけ聞き取れるようになっててちょっと嬉しかったです。

ワインの機械学習の方(https://www.happywinebot.com/)も、発表は英語だったのですが発音がとても聞き取りやすく内容もすごく丁寧でわかりやすかったです。(正直日本語の発表の方が難しい内容でよくわからないみたいなことも結構あった)

 ⑵ 本当に色々な人と出会える

 Rubykaigiは本当に様々な人が参加されます。エンジニアの方々はもちろんたくさん来られますが、その中でも有名なアプリを作っている企業の方々、開発をするなら読むことになるだろう本の制作に関わっていられる人や、Rubyを作った(!!!)張本人のまつもとゆきひろさんももちろん来られていました。

 また、長野から来ていたエンジニアの方々も何人いて、お世話になっている「ギークラボ長野」さんのお知り合いの方もいらっしゃいました。そういった方々に、長野のIT事情を聞くこともできて興味深かったです。

 そんなすごい参加者の人たちと写真を一緒に撮っていただけたり、アプリの裏側の話をいっぱい聞けて本当に感動しました。そんな人たちとカラオケに行ったりワイワイ飲めちゃうの本当にやばくないですか。(イベントが終わった後にその人たちのことをじっくり調べたらめちゃくちゃすごい人だった、みたいなことが何件もあって震えあがりました)

 また、海外から来ていただいた参加者さんも多くみられました。最初は英語でちゃんとコミュニケーションできるのかかなり不安だったのですが、railsgirlsさんの運営の方々と一緒に行動をしている時は、「練習だー!」ということで、外国人の群れがいるところに1人で放り込まれるみたいなことが何度かあったおかげで結構慣れました。

 そういったみなさんの優しさのおかげもあって、最終日あたりには拙い英語でも楽しくコミュニケーションすることはできていたと思います。

 というか、みなさん本当に日本の文化を好きでいてくれているので、日本語もすごく上手だったり私よりも日本の文化を熟知していたりするんですよね。

 アニメの話で盛り上がることもなんどもあり、カラオケでも日本の歌を一緒に歌ってもらえて楽しかったです。

 デカ外人さん(ハンドルネーム)のことは、インパクトがかなり強く本当に素晴らしい方だったので、しばらく頭の中に残り続けると思います。herokuトランプと靴下大事にします!

 

 (3)アプリのレビューをしてもらえた

 私はまだ本格的にRuby on Railsを触り始めてから半年ぐらいなのですが、もうすぐオリジナルアプリが作り終わりそうで一応遊べる段階までにはなっていたので、一部のエンジニアの方々にみてもらうことができました。

 とてもありがたいことに発想内容が面白いなどの評価をいただくことができ、もっとよくするためにはどうするべきかといったアドバイスを具体的にたくさんいただくことができました。railsガイドやチュートリアルをちゃんと見て直すべき点を直しつつ、テストコードも頑張って書きたいと思います。

 また、自分で調べて作っていくことも大事ですが、ネットの記事はちゃんとしてないものも多く、気づかずによくないコードを書いてしまうこともあることを痛感しました。だからこそ、定期的にちゃんとしたエンジニアの方々に見てもらうことは本当に本当に大切だと気づかされました。

 なので、京都の方々にちょくちょくお願いすることも増えると思いますがよろしくお願いいたします。

 

4.まとめ

 RubyKaigiは最初どういったものか予想できておらず、会場に入った際はエンジニア感ある人々がたくさんいてめちゃくちゃビビりました。

 でも、発表を聞いたりエンジニアの人たちと関わっていくたびに、「あっこの人たちはインターネットが大好きなんだなあ」となり、安心感を覚えてどんどん仲良くなれて本当に嬉しかったです。

 RubyKaigiが終わってしまってすぐは結構寂しかったです。今回出会った人たちとまた会いたい気持ちでいっぱいなので、次のRubyKaigiもいけるように就活頑張っていきたいと思います!(会社の経費でRubyKaigiにいきたい)