桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

MMORPGの思い出を記してみる

 id:cureatoroさんの↓の記事を見て、「あっ昔やってたネトゲのこと話すの楽しそうだな〜」と思い書くことにしました。

cureatoro.hatenablog.com

 

ちょっと前の記事でもちょくちょく書いてたり、Twitterでもよく話したりするのですが、私は中学生1年の夏から、中学2年の学期末の間までずっと、今は「パズドラ」で有名なゲーム会社、「ガンホー」が運営する「ラグナロクオンライン」にドンバマりしていました。

ragnarokonline.gungho.jp

 

テレビで紹介されるような、学校にも行かず引きこもるタイプの「ネトゲ廃人」とまではいかなくても(学校は親に無理やり行かされ続けて皆勤賞だった)、当時の自分を思い返すと完全に「ネトゲ中毒者」でした。

約1年半の間、テスト期間以外は確実に毎日ログインし続けており、平日4時間、休日7時間以上はプレイしていた記憶があります。

また、課金システムもかなり利用していて、「ラグくじ」という1回数千円の課金をすることで中々手に入らないアイテムをもらえるという昨今の人気ソーシャルゲームそのまんまのシステムにも踊らされており、お年玉などを沢山使い込んだ覚えがあります。

ラグナロクオンラインは、基本プレイは月額1500円なのですが、スペシャルアイテムやレアアイテムを手に入れるためにはどうしても更なる課金が必要になっていくのです。

例えば、年数回、レアなアイテムが何点ももらえるコードが記されたパッケージが公式により販売されます。そのパッケージの値段は1万円なのですが、当時レア装備が欲しすぎて頭がおかしくなっていた私は何回も買っていた覚えがあります。

周りの人も頭がおかしくなっており、1度にパッケージを5,6個買っている人もいました。

当時の総プレイ時間と総課金額を今考えてみると、確実な数字はわからないのですが、1年半の間毎日4~10時間はプレイしていたと考えると、2000時間以上は確実にやっており、課金額もガチャ代やパッケージ代、アカウント2つの運用費代や、2アカウント2PCのために買ったネットブックのお金を考えると普通に総額10万超えてそうで怖いです。全部親の金です。

考えてみた結果、親や祖父母に本当にごめんなさいと謝りたくなりました。

 

ここまでMMORPGにハマった原因は、なんだったんでしょうか。

それは、「人間」だと思います。中学生だった私は、ラグナロクオンラインの世界に入ったことで、社会人やニート、大学生といった、田舎の中学校では知り合えないような人間たちと関わり続けるという非日常体験をずっと享受できるようになり、同年代の社会よりもネトゲの社会の方に楽しさを感じるようになってしまいました。

ちょっとしたことでいじめや陰口が発生する、閉鎖的すぎる中学生の社会に耐えきれず、顔も名前も明かさなくていい匿名の世界に安心感を強く覚えていたのだと思います。つまり現実逃避のようなものだったのですが、ラグナロクオンラインがあったおかげで心を病まずにはいられたと思います。

当時は、「自分は精神年齢が高いから年上の人たちと話していた方が話が合うし楽しい」のような恥ずかしいことをずっと考えていたのですが、それは周りの年上の人たちが子供の私に気を遣って合わせて話しかけてくれていたのではないかと思っています。

今考えると、恥ずかしいことばかりしてきた思いもあるのですが、サブカルチャーの知識に富んでいる人や、情報系のお仕事をしている人と初めて知り合えたのはこの場所でした。

その出会いによって、今の私の趣味の感性や将来やりたい仕事についての考え方は形成されるようになっていったと今でも思います。

時間もお金も無駄にしてしまったと思うこともありますが、ラグナロクオンラインをやっていなかった自分がそんなに人生ちゃんとうまくいってるとも思えないんですよね。何かしら好きなことは見つけられていたとしても、インターネットで面白い人や出来事に出会おうとする好奇心や行動力は生まれなかった気がします。

臭い感じの自分語りになってきたのでこの話は止めます。

 

もっと具体的な面白い話をしてみたかったんですが、どこで挟めばいいかわからなかったのでブログに上げるために描いてみた漫画っぽい何かをこのタイミングで上げちゃいます。

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ラグナロクオンラインの面白かったことの一つは、ゲームでの性別は女の子でも、10人に9人は実際は男の人だったことです。

ガッツリネカマを演じる人もいれば、一人称を「僕」にしてぼくっこの自分萌え〜みたいなことをしてる人もいました。

ネカマ同士がチャH(わからない人は調べてみよう!)をしているスクリーンショットをMSNメッセで送りつけられたこともあります。

 

他にも、このゲームの中で人生初めてメンヘラ的な人と交流してギルドが壊れそうになったり、自撮りを要求されてデジタルカメラでフラッシュ炊いて顔だけ見せない自撮りを送った話とかあるんですが、思い出したら漫画にしてアップできたらいいなと思います。

当時のちょっと不思議なインターネット文化にどっぷりと浸かってしまったせいで今でもインターネット中毒なのかなと思います。今でもMSNメッセがある時代に帰りたいと思ってしまう。(Discordでいいやんけ)

 

そんな感じでMMORPG(ラグナロクオンライン)の思い出はこんな感じです。

4回生になって始めた事(近況)

お久しぶりです。3月ぐらいに記事を書いてからかなり時間が経ってしまいました。

気付けばもう6月です。4回生になって、生活にも色々変化が出てきたので細々と書いていきたいと思います。

 

1.デリダ読書会を始めました

いま現在、大学の自主企画演習授業(所謂自主ゼミです)で、ジャック・デリダの「嘘の歴史 序説」を読んでいます。

この本がこれまたかなり難解な文章構造になっています。これを1人で読んで要約するとか無理なのでは…とちょっと絶望しました。

そこで、哲学に興味を持っている人が多いサークラ界隈の方々に声をかけ、京大のとある研究室の部屋を貸していただき、約2週間おきペースで読書会を企画するようにしました。

 

本の内容の解釈をし合う以外にも、どんな入門書を読むべきかとか、関連する思想家の本を紹介してもらえたりと、1人で読んでいたら得られなかったと思われる知見を得ることができて中々良い会になっているなあと感じます。

参加してくださった方々のアドバイスのおかげで、自主ゼミの方の発表も平和に終わることができました。

この本を読み終わった後は、ウィトゲンシュタイン青色本を読んではどうかという提案も持ち上がっていて、今後も定期的に集まる機会を作れたら良いなあと思っています。

 

2.バイトを始めました

インターネットは怖い場所なので、深くは書きませんがプログラミングに関わるバイトを始めました。

初めは今まで関わったことがないタイプの人達との邂逅の連続で、精神が狂いかけました。

ですが、日が経つことに、感性は違うところが多いかもしれないけれどその人達から、見習うべき所や尊敬すべき所はあるなあと感じる事が増え、なんとかやっていけそうな感じになってきました。(洗脳されてない?大丈夫?というツッコミが入りそうな感じですが、コミュニケーションに関する事で学べる事はかなりあるなあと思うので良い感じに吸収したいです)

 

プログラミングに関する知識もじわじわ付いてきており、前々から考えているアプリの設計もなんとか進められそうです。

 

ちなみにこのバイトを始める前にスーパーでバイトを始めたんですが、3日でやめました。

 

3.映画を観ることが増えた

これは、4回生になってからの変化というわけではないのですが3回生の冬休み前あたりから「映画を観ることってすごく良いことなのでは!?」という気持ちが湧き始め、アマゾンプライム会員にもなったことも重なり映画をよく観るようになりました。

 

多分去年の冬から数えると確実に30.40本はアマゾンプライムやら映画館で観たはずなんですが、もっと見てる気もすれば見てないかもしれないな、という感じなのでちゃんとリスト化して管理した方が良いですね…。

ここ数ヶ月の中で観た中でかなり良かったのは

ソーシャル・ネットワーク

「日本で1番悪い奴ら」

「怒り」

最強のふたり

「きっとうまくいく」

「PK」 

帝一の國

あたりです。(眠気を抑えながら適当に思いついたのを列挙してるだけなので判断はゆるゆるです)

映画館に行って映画を観るのは1人でも友達と行っても楽しいのでぜひバンバン誘ってください。

 

4.その他いろいろ

こう考えると、去年ボンヤリとやりたかった事やちまちま続けてた事に対して以前よりも活動的になれてきてるので嬉しいです。

それでも、留年するのは確定してるし、院に行くのか就活するのかはまだ曖昧な所で彷徨ってる状況なのでその分今やる事はやっておこうという感じのレベルです。

結局のところ同年代から遅れを取っている現状ですから、学業もなんとか頑張って来年で卒業して進路を決められるようにしたいです。

そんな感じの近況でした。

2年間まともに単位を取れなかったけど卒業が見えるようになった

3回生後期の成績が発表されたので、これを機にいままでのことを振り返りながら「単位が取れない習慣が根付いた人間がどうしたら単位を取れるようになるか」を考えてみる記事です。

 

①前置き

私は1.2回生の間単位が本当に取れませんでした。抽象的な表現すぎるかもしれませんが、「いや〜今期ダメだった〜留年するかも〜」って成績発表の際Twitterで言ってる人よりも大体単位が取れてないぐらい単位が取れてないタイプの単位がない人間でした。

つまり人前でネタにできないレベルで単位が取れていない人間でした。

ですが、3回生になってから人生に本気で不安を感じ、なんとかして単位を取ろうと思い習慣を変えてみました。

そのおかげで5回生前期で卒業できるレベルにまで持ち込むことができました。(単位を取ることが普通の人からすると結局留年してるやんけ、って感じですが、単位を取れなかった人間からすると卒業を考えられるようになっただけでもめちゃくちゃデカイんです)

この習慣を続けていけば卒業まで持っていけると確信したので、振り返っていこうと思います。

 

②そもそもなぜ単位が取れない人間だったのか

人によって単位を取れない理由は異なると思うので、どのような理由において私がなぜ単位を取れない人間だったのかをまず簡単に説明していきます。

②-1 学校に行きたくなくても、学校に連れて行ってくれる存在の消失

私は中高時代は別に出席率にそこまで問題のない生徒でした。ですが大学に入り、1人で暮らすようになってから一気に大学に行けなくなりました。

まず第一に思い浮かぶ理由は、「学校に行かなくても怒る人間がいなくなったから」もしくは、「学校に行きたくないと言っても無理やり学校に行かされることがなくなったから」だと考えられます。

ここで私の情けない一面を開示してしまわなければならないのですが、中高時代も「学校に行きたくない」と考える精神はありました。

ですが、親は『中学校では皆勤賞を取らなければダメ』と考えており、3年間インフルエンザ以外で休まさせてもらう事はできませんでした。(今思うと中学時代の人間関係が一番最悪だったのでよく耐えられたなと思います)

高校でも、体調的に多少苦しい時は親が車で送り迎えをしてくれる環境により、出席率には問題なく3年間を過ごしました。

これを振り返ると、中高時代に不登校にならなかったのは、学校に行きたくないと思っても、ちゃんと学校に行かせてくれるよう誘導してくれた機関(親)が存在していたからだと考えられます。

大学生活では、体調不良に陥っても自動的に学校に連れて行ってくれる機関は存在しません。

すごく情けない話なんですが、大学に入って一人暮らしになってやっと、親にかなり甘えていたんだなという事を強く気付かされました。

②-2大学の授業にすぐに興味を持つ事ができなかった

私が所属している法学部の授業は基本的に試験100%で単位が決まるので、事実上授業に行っても行かなくても頑張れば単位が取れます。このシステムにより私は授業に行く気が失せました。「授業には行かないで試験前に勉強頑張れば良いだけじゃん!」ってなってしまったのです。

だけど、このシステムってちゃんと要領良く勉強ができる人、もしくは助けてくれる頭の良い友達がいる人じゃないと単位取得にまでいくのは難しい事に気付くまで2年かかりました。

これは後でちゃんと書きたいので簡潔に済ませますが、私は普通に授業に行ってある程度勉強する方が楽に単位が取れる方の人間なんだなと気づきました。

 

②-3授業以外のことばかり考えていた

大学に入ってから、サークルやTwitterで様々な人と交流する事が増えました。地元にいた時とはかなり環境が変わり、色々な考えを持つ人や個性的な人と触れる事ができるようになり、そういった人々とコミュニケーションする事に快感を見出すようになってしまっていました。

そちらの方ばかりに配分を振ってばかりいたので授業の事がどんどん頭からすっぽ抜けていきました。

 

③どうやって単位を取れるようになったのか

②の話を書いていくうちに、自分がアレな人間すぎて辛くなってきたので次の話に移ります。

3回生になってから心がけた習慣を書いていきます。

③-1 学校に毎日行く

まずは、とにかく学校に毎日行く事を心がけました。

心がちょっとしんどい時や、夜更かししてすごく眠い時でも、「今日行かなければ人生がヤバいことになる」という恐怖感を心の中に持ち、学校に行きました。

具体的なコツとしては、少し早めに起きて授業までの準備をゆっくりできるように行動すると気持ち的に楽に学校に行けるようになったと思います。

私の家(学校までバスで15分ほどかかる)からだと、授業が始まる1時間半前には起きており、ゆっくり準備をし出して遅くても30分前には必ず家を出るという流れを作ったおかげで授業に出れるようになりました。

③-2 授業を真面目に受ける

いやいや当たり前すぎるやろ、って感じな話が続きますが、授業に毎回出ていると、専門科目の場合は特に教授の話をちゃんと聞かなきゃだなあという気になってきます。

(たまによくわからない一般教養科目だと、先生がレジュメで言ってる事をただ淡々と話すだけだったりで困惑しましたが、単位を取ることに支障はほぼなかったです。)

ここで段々と「教授の話してる事ってめっちゃ面白いんじゃないか」と気付くようになります。ここが大事です。最初はつまらないなと感じることはあるかもしれませんが、通ううちに面白さを見出せるようになる授業はかなりあると私は思いました。

これは自分の好奇心が元から旺盛だったという事も考えられるのですが、「授業が面白い」と思えるようになったことは、授業に行くための強いモチベーションになりました。

また、グループワークも真面目にやるようになりました。もう3回生になったという事もあり、般教や他学部のグループワークになると大体自分が一番上の回生なので大体主導権が握れてそこまで気を遣わずに済みます。

有能そうな人が1人いればあとはその人にうまく動いてもらえるよう適当に協調しとけば良いです。

 

留学生と仲良くする事もおすすめです。

席が近かったこともあり、留学生の女の子と仲良くなる事が3回生の間で2回あったのですが、彼女達は自分の国で好成績を収めている事もあって、コミュニケーション能力が高い、もしくはグループワークにおいて有能な力を発揮してくれます。

あと会話の内容が微笑ましくて癒されます。可愛いです。彼女たちと授業中に話せる事が授業に行くモチベーションになっていたとも思います。

なので私は、グループワークを平和に終わらせたい人は留学生と組むのをオススメします。

③-3 教授に存在を覚えてもらうようにする

ここは③-2の項目からワンステップ進んだ内容です。

大学の教授は、自分の話をちゃんと聞いてくれて最低限のコミュニケーション能力を持った人間なら大体可愛がってくれます。

存在を覚えてもらう事で単位を取れるかは分かりませんが、授業を楽しむモチベーションになる事は確かだと思います。

教授に存在を覚えてもらう方法ですが、知っている中では幾つかあるので紹介します。

1.授業で一番前の席に座る

これは一番簡単な方法です。前の席に座っていると、教授の顔を見ながら授業を受ける事になるので、目を合わせる回数もかなりあります。なので自然と顔を覚えられていきます。だけど名前を覚えられるまでにはこれだけだと足りないと思います。

2.授業内の質問タイムの時に挙手する

これは度胸がないとかなりしんどいのですが、ゲストスピーカーがよく来る授業の場合は質問内容が簡易的なものでも空気的に許されるので、ハードルが下がります。そこに好奇心ブーストがかかるとバンバン質問できるようになります。ここで基本的には学部と自己紹介を前置きとしてするので、何度か質問していれば教授から覚えられていると思います。ちなみに学生からも覚えられるのでちょっと地獄です。

3.交歓会に出席する

生徒とのコミュニケーションが好きな教授だと、交歓会や課外授業をよく実施してます。これはめちゃくちゃチャンスです。しかも行くと面白い話が聞けるので楽しいです。

授業終わりに教授と話す事もハードルが高いですが、この機会を利用することで「先生がおっしゃられていた交歓会or課外授業に行きたいんですが〜」と個人的なファーストコンタクトも取れます。

教授はこういったイベントに来てくれる人を強く欲しているので、顔も覚えられるし、高確率で好印象を持たれると思います。

4.食事に行く

これはゼミ教授じゃないとハードルが高いとは思うのですが、自分の研究分野に近い教授の場合は勇気を出して誘うのもアリだと思います。

私は「同じ研究分野の友達が話を聞きたがっている」という口実で友人と3人で食事に行くことに成功しましたが、交歓会以上に面白い話が聞けたのですごく良かったなと思っています。

また、交歓会に通っていると忘年会シーズンや新年会シーズンに飲み会に誘われるイベントが発生するのでそちらも利用するのもアリだと思います。(そちらは大人数になるので流れる事もよくありますが) 

大教室授業でしたら、ただ座って真面目に聞くのもアリですが、やはり教授と個人の関わりをしていると授業の楽しさが爆上がりするので好奇心の強い人はぜひ実践してみてください。

 

③-4 自分が興味を持てそうな授業を選ぶ

私は1.2回生の間法学部の授業でなかなか単位が取れなかった事もあり、3回生の間は法学部以外の授業も色々取っていました。

中には夏休み中に他大学の授業を受けに行けば単位がもらえるという授業もあり、とにかく単位が欲しかったので参加しました。

美大の授業にも参加したのですが、自分の大学とはかなり違う雰囲気の授業で本当に面白かったです。普段絶対会えないような著名人や業界人の方々が講義に来てテンションがかなり上がりました。夏休みが暇な人はぜひ他大学で授業を受けられるサービスを利用してください。

単位が楽に取れて普段できない経験もできる神システムです。

 

追記

もう少し実学的な事を書きたいと思ったので書いておきます。

法学部の人の場合、学部内の専門科目を一定以上取らなければいけない制限もあったりしますよね。「法学部だけど法律の授業が苦手」と強く感じている人にオススメなのは法学部の中に存在する政治史系の授業を取ることです。こちらも基本的には試験100%ですが、中間レポート課題などの試験以外の評定も含まれており、試験のハードルが下がることが多いです。また、試験前に先生が試験でどういった問題を出すかをかなり具体的に教えてくれる事が多いです。なので試験前に予想解答集がかなり作りやすいです。作った解答集を授業が同じ知り合いと確認し合うのもかなりオススメです。

 

 

 

④ まとめ

振り返ってみて感じたのは、最初は「学校に行かないと人生がヤバいことになる」という切迫感で大学に行こうとしていたのですが、段々と大学の授業で面白い事を見つけられるようになったらどんどんと学校に行くという事への精神的ハードルが下がっていったという事です。

法学部の授業も嫌だ嫌だと3回生の最初はずっと考えていましたが、他学部の授業を通して、法学はどこへでも繋がっている事を知り、法律を学ぶ事の重要性を感じて4回生からもっと法学部の専門科目を取りたいと思えるようになりました。

あと、私はものすごく要領が悪い上に、人に何かを頼む事が苦手なタイプである事に気付きました。こっちも返せるものがあるとちゃんと分かっていないと気軽に頼めないんですよね。

だから、要領よく上手くやることは諦めて、楽しむだけ楽しめる方法を探して自分の糧にしてやるぞ〜って方法で単位を取っていこうと思います。好奇心で生きてる人間なので、その方が合ってる気がします。

長く書いてしまいましたが、大学に毎日行って課題を出して試験をやれば単位は取れると思います。でもそれが「普通に」できない人はいます。そういう時は、自分の中で面白さを見つけたり誰かに認められることをモチベーションにして頑張ると案外うまくいく気がします。

 

卒業できた時も総括できれば良いんですが。とりあえずあと1年半頑張ります。

railsgirlskyoto7thに参加しました

昨日は女性を対象としたruby on railsの勉強会に参加してきました!!

http://railsgirls.com/kyoto201703.html

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この勉強会は、プログラミングの知識があまりない女性であっても、コーチの方々にプログラミングのルールや Webアプリケーションの仕組みを教えてもらいながら、簡単なWebアプリケーションを作りを体験することができるという大変素晴らしいイベントです!(公式ページの説明をほぼ引用してます、すみません)

 

ruby on railsに関しては、ひでシスさん(id:hidesys)が主催してくださった「1ヶ月でwebサービスを作る勉強会」http://onemonthweb.hatenablog.com

の方で触る機会が以前あったのですが、すごく面白いけれどまだまだ基本的な事が全然理解できていないな…と自分の中で思う事もあり、お誘いをいただいた事もあって、こちらの勉強会の方に参加させていただきました。

 

結果的に、コーチの方にマンツーマンで質問に答えていただけるという素晴らしい環境を存分に活用し、今まで疑問に思っていた事を自分の中でスッキリとさせられることができました。

授業形式のような大人数対1だと、こんな事聞いて良いのかな…とどうしても考えてしまい、固まってしまう事もありましたが、この勉強会ではマンツーマンで横でずっとコーチの方が見ていてくださるので、

「このコマンドで何を行っているんだろう?」

webサービスができる構造ってどうなってるんだろう?」

「bundlerってなに?」

「scaffoldってどういう意味なんですか?」

「git add .ってなんで後ろにスペースとドットがついてるんですか?」

といった基本的な事や、ふとした疑問まで遠慮なく聞く事ができました。

 

今回の勉強会では、このガイド(http://railsgirls.jp)に沿ってアプリを作っていったところ、5番の「コメント機能の追加」まで終わらせる事ができました。

3番ではGithubによってアプリのコードを公開し、4番では「Heroku」を使うことでアプリをデプロイし、インターネットにアプリを公開するという手順を行ったのですが、「Heroku」を使うのは初めてだったので、

「えっこんな手順を行うだけで無料でインターネットに公開できるの!?すっごーい!」ってなりました。いやほんとすごいんです。

まだこれからやるべき事は沢山残ってるので(なお勉強会中の間でこの手順をすべて終えた人はいないらしいです)、春休み期間を利用して、自学で頑張っていこうと思います。(参加者の人はslackでコーチの方々と連絡を取れるので困ったことがあったら聞けますよ!)

 

また、今回ですがruby on railsのことを知れることも魅力的ですが、普段web会社でお仕事している人たちや他大学の方や社会人の方と交流できることも大変素晴らしいと思いました。

 

なお、今回のイベントでは、

あの超有名なはてなブログ(ここです)の運営や、カクヨムを共同開発されている「はてな」さん、

gyazoという超便利な画像保存サービスを運営されている「Nota.inc」さん(今回の会場もNota.incさんのオフィスでした!)、

某超有名女性向けアイドル育成ゲームを開発されている「Happy Elements」さんが協賛してくださり、社員さんもコーチとして参加していらっしゃいました。

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お昼の時には上記2社の方にLTを行っていただきました!

はてなの社員さんである下林さん(id:shimobayashi)によるはてなwebサービスの紹介では、「はてな匿名ダイアリー」に投稿された2016年流行語大賞トップテンにもなった保育園に関する某記事や「はてなダイアリー」に投稿された某有名ミュージシャンの無罪報告に関する記事の話題も出てきて会場に笑いが起きたりも。

 

おやつタイムには、関西恒例であるらしいカヌレをhigakiさんが持ってきてくださりました。

ありがとうございます!!

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カヌレは初めて食べたのですが思ったより不思議な食感でびっくり。美味しかったです。

 

アフターパーティでは、web業界はどんな様子であるかといったお話を深く聞いたり、就活はどんな感じだったか聞いたり…(どちらかというとイレギュラーな人が多い印象でしたが)、進路に関しても考えさせられる機会になりました。

 

このように、勉強会の間で得られるものはとても大きいと感じましたがコーチさんによるアフターケアもすごく充実しています。

今回私のコーチを担当してくださった下林さん(id:shimobayashi)が

このような記事http://shimobayashi.hatenablog.com/entry/2017/03/12/010834

を公開してくださりました。ありがとうございます。

CSSに関しては(それ以外もですが)、自分が作りたいwebサービスを作っていく上で本による知識もかなり必要だなと感じたので、購入したいなと思っています。

 

このrailsgirlsJapanというイベントですが、東京や大阪、北九州(実は同日開催でskypeビデオチャットをつなぎました)、ブラジル(こっちも同日開催でした!Ohayo-!

https://youtu.be/dS1c9POPN0U

など広範囲で行われてるので、「rubyを勉強したい!」「web業界に興味がある!」という方はぜひ参加しましょう。絶対に得られるものはあります。

 

そんな感じのrailsgirlskyoto7thレポでした。一緒に参加した方、主催者のにゃんこ(id:nyanco15)さん、コーチの方々ありがとうございました!

デジタルパーマをかけたらオタク女の髪型をやめることができるのか

お久しぶりです。今日は美容院に行ってきました。

今回はとある野望を果たすためにかなり前から美容院を予約していました。

その野望とは…中高生(オタク女)な見た目から脱却することです!!!

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本来、直毛気味で定期的に縮毛矯正をかけていた事もあり自分は中学校の時から黒髪ぱっつんストレートで通していました。時期によってはボブになったりロングになったりしてきましたが、大抵当時の友人たちからは、

「小学生に見える」(中学・高校の友人)

「日本人形とか市松人形っぽい」(高校の友人)

ちびまる子ちゃんの野口さんに見えた」(高校にいたヤンキー)

「平安美人」(中学の時好きだった男の子)

など、それもう髪型以外の見た目の要素も関係してない?と地味に傷付きながら、厳しい校則や自己肯定感の低さにより茶髪やパーマにする勇気はなく中高時代を過ごしていました。

参考画像

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大学に入ってからは、勇気を出して茶髪にしたことで、大学の一部の人たちから好評を受け調子に乗ってどんどん色を明るくしたところ、色素が薄くなって一部分だけ金髪になったり髪質がキシキシになり始め、終いには地元の友人に「田舎のヤンキー感ある」と指摘を受け、茶髪に飽き始めていた事もあり黒染めをしました。

 

もうある程度のメイクやまつエクを覚えた事もあって、昔みたいなことは言われることはそこまでないだろう…と思っていた矢先のことでした。

去年の10月頃にゼミの同期の人と地獄少女のアニメの話で盛り上がっていたところ、

 

「○○さん(私)も地獄少女みたいな見た目だよね!」

え、あ、マジか…。日本人形ルックな見た目は変わりなかったらしい。自己分析が足りていませんでした。

 

その後、12月に東京に行った時もガールズバーの女の子に「高校生かと思った〜」と言われノンアルコールドリンクを出されたり、友人からは「大学生に見えないし市松人形っぽいよね」と追撃を喰らいました。

 

その後、どうしたら中高生オタク女の見た目から脱することができるのかずっと考えている間、年明けにオタクサークルの後輩と久々に出会うという出来事がありました。

なんと純朴な田舎青年の見た目だったオタクの後輩が、映画版『何者』の岡田将生似のサブカル男子に変身していたのです。

どんな事があったか詳しく聞くと、成人式に備えてイメージチェンジをするために美容師の人に「山崎賢人みたいにしてください」とお願いしたところ、

デジタルパーマなるものをかけられその後普通のメガネを丸眼鏡にしたことで、オタク的な見た目からサブカル男子へと変貌を遂げた模様。結果的に山崎賢人になったかは謎ですが、かなりのイメージチェンジに成功していました。

パーマをする事でここまでオタクを変えることができるのか…!という衝撃を受けました。

この話により、パーマに対する私の関心が爆上がりしました。

今まで私の中でパーマとは高校の文化祭で染髪を禁止された為にクラスカースト上位の女子たちがこぞってパーマをかけたことで逆に没個性になっていたことや、ゆるふわな感じのギャル系モデルがとりあえずかけてるイメージくらいしかありませんでした。

 

いとこの結婚式が近い内にあることも加え、イメージチェンジを図る為に、美容院でとりあえずカラー・パーマを予約しました。(ここまでが導入部分です、長くてごめんなさい)

 

まずはカラーをする為にアッシュブラウンぐらいに染めてくださいとお願いすると、

美容師さん「この前黒染めしましたよね?だからあんまり染まらないかも…。あと縮毛矯正もしたあとがあるからパーマかけてもあんまりかかんないかも」

最初の段階で野望が崩れ落ちようとしていました。

私「じゃあせめて、重い感じになってるのを変えて欲しいです。前髪とかも重たいと思うので軽くしたいです」(直訳:オタク女的な見た目から脱させてください)

美容師さん「う〜ん、せっかくカラーもパーマもしたくてきたのに何もできないのは可哀想だからデジタルパーマかけようか!」

私「ありがとうございます!(デジタルパーマがどんなものか分からんけど!)」

 

早速シャンプーしてもらい、数分後…

 

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脳改造手術みたいなのが始まろうとしていました。頭重たいし、なんかめっちゃコードみたいなの付けられてる。オタク的な見た目から抜け出す為には脳改造からしなければならないのか…と考えながら、電気熱の暖かさを感じていました。

 

美容師さん「デジタルパーマかけると最初超くるくるするけど失敗したわけではないから心配しないでね!最初みんな目が点になるけど!多分超びっくりするよ!」

美容師さんから事前に宣告?を受け、言い方がツボに入ってしまいちょっと笑ってしまいました。最初はかなりくるくるするらしい。

解くまでの待ち時間、他の美容師さんからも「ほんとびっくりするからね〜」と言われました。

 

解くときがやってきました。

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美容師さん「ね!めっちゃくるくるでしょ!サザエさんみたいになって面白いよね〜」

私「え、はい(何度も言われてくるとつまんないな…)」

 

よくわからない液体を塗りたくられると、くるくるが収まりました。

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カットの作業が始まり、ふとした考えが浮かんできました。

(これ、欅坂46平手友梨奈ちゃんみたいにしてくださいって言いたくなってきた…)

私は美容院でカットをする時に、好きなアイドル(声優) の写真を美容師さんに見せて「この子みたいにしてください」 とつい言いたくなってしまうことがあります。

過去の例を挙げると、前髪を切るとき上坂すみれの写真を見せてぱっつんカットをしてもらったりしてました。結果的にそこまで変にはならなかったけど後から恥ずかしくなりました。

最近ではゆるめるモ!のあのちゃんの写真を見せてカットをお願いしてました。

 

後から考えたらチョイスがオタク女のソレすぎて恥ずかしくなる事は分かっていても、ついリクエストしたくなってしまう癖があります。

私「あの…欅坂46平手友梨奈ちゃんって知ってますか…(写真を見せながら)」

美容師さん「うん、知ってるけど?」

私「あ、この子の髪型可愛いですよね〜でも黒髪ボブってほんと可愛い子しか似合わないですよねーハハハ…」

美容師さん「まぁねー、でも可愛くさせるのが僕らの役目だから!」

私「アッありがとうございます」

耐えた結果謎のコミュニケーションになったけど美容師さんの優しさに救われました。

 

その後ムースをコネコネされ、ボリュームをつけた結果、

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 こんな感じになりました。

ちなみに行く前です。(右)変化が分かりにくいというコメントがあったら凹みます。

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縮毛矯正をしてあったこともあり、強くかかったわけではありませんが、ストレートゆえの中高生っぽさや日本人形っぽさは多少薄れた結果になったと思います。

私のイメチェンしたい意思に真摯に向き合ってくれた美容師さんには本当に感謝です。

次はセミロングぐらいになったときにまたパーマをかけてみたいです。

 

余談ですが、私が美容院に行っていたとき実家の犬も美容院に連れてかれていました。

行く前

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行った後

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目が見えないだけで印象変わりすぎな気がします。

 

 

 

東京備忘録

25日〜27日の間、東京に遠征に行ってました。現在新幹線に乗ってブログ書いてます。京都にまで着く約2時間暇すぎるのでここ数日何をしていたか簡単に記していきます。

 

25日

昼 原宿に行く 

クリスマスだったからなのかJKのグループが無限にいた。同行している子とせっかくだから原宿女子的なことをしようということで、竹下通りで買ったクレープを持ちながらプリクラを撮りました。

(もちろん食べ物持ち込みOKなところです。というか持ち込みNGなところってどれくらいあるのかな)

選んだプリクラの筐体機から乙女ゲーチックなアナウンスが流れ始めてビビりました。しかも諏訪部順一ボイス。スタイリッシュタフガイやんけ。

竹下通りを散策していると、可愛いの魔力にやられてあっという間に出発時刻が迫ってしまい、本目的であるプリズムストーンは10分しか寄れなかった…。

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 幼女が店の中にある小さなステージで曲に合わせてダンスを踊っててめちゃくちゃ可愛くて気が狂いそうになりました。そばにいた両親はiPhoneでビデオ撮影してた。

私もあと10年くらい生まれてるのが早かったら子供にプリパラハマらせてコスプレとかをしてもらうエゴの塊になっていただろうなと時折思います。

 

戦利品は黒須あろまのグッズです。オタクなので特典のステッカーをパソコンに貼りたいなと考えています。

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それから明治神宮前駅まで向かい東京メトロなどを使いライブ会場がある舞浜へと向かう。道中、人間が多い&連続的な乗り換えにより気が狂いかける。東京はほんと魔境や。

 

プリスマスライブ

ライブに同行していただける大学の人たちとも合流でき無事ライブに参加する。

プリパラ好きの方はTwitterの方も参照にしていただきたいのですが、ほんとに最高のライブでした。i☆Risちゃん達もいつも通りキレキレのダンスと歌で良かったのですが、今回はPrizmmy☆ちゃんが3月31日に解散という事もあり、感慨深い想いが湧いてしまい、最初に行われた彼女たちのライブの時から涙腺にきてしまいました。

前回も参加されていた方や、今回初登場の声優さんたちみんな声が安定していすぎてビビりました。

山本希望さん、斎賀みつきさん、上田麗奈さんは特に喉からCD音質のレベルで感動してしまった。

オムオムライスとワンダプリは聴いてて幸せな気持ちになりました。ノンシュガーもみんな声の相性が良いのかすごく音がハマってて何度も聞きたくなるライブでした。

アラウンドザプリパランドは、そふぃとシオンの掛け合いのところがカッコよすぎて恐ろしさすら感じました。

 

26日深夜

ライブも終わり、舞浜にあるサイゼでご飯を食べ、その後は西千葉にある先輩のお家に上がらさせていただきました。

その間、総武線に乗ってる時に謎の人間たちに出会いまくって焦る。

https://twitter.com/anzu_mmm/status/813023877727035393

 

西千葉に降りた後もタクシーの運転手も赤信号無視して良いからはよこっちこいと手招きしてきたりと、めっちゃ困りました。

先輩と無事出会えた後は、半額だったクリスマスチキンを食べたり、先輩が授業で作った教育アプリでオタク女のファッションを考えたり、デイリーポータルの自由研究に投稿する記事やコミケの記事についてネタを編み出し合うなどして、気付いたら自分の方は寝ていました。(先輩は1限にTAの用事があるため徹夜されていた)

そういえばここでサンタピカチュウに出会えました。なのでポケモンGO休止します。

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26日昼

先輩と別れてからは、阿佐ヶ谷、高円寺へと向かい、サークラ界隈(?)でずっと会いたかった方とオフをしてきました。

古本、古着を買ったりカフェでお話したりすごく幸せな時間でした。心理学や精神医学の話とかも色々できてとてもタメになりました。上坂すみれのスタイルブックを布教してきました。(実は1日目一緒だった後輩にも布教している)

 

26日 夜

それから、浅草に移動してなんだかんだ付き合いが長いネトゲの友人の人たちともんじゃ焼き食べる。だが胃が終わっていたのであんまり食べれなかった。

秋葉原に移動した後に男装喫茶で食べたアイスが結構美味しかったです。

店員の女の子たちから「超不思議ちゃんだよね〜」との評価をいただいた。10%くらいはマイナスの感情が込められている声のトーンで言われました。

友人たちは自分のことは完全に親目線で接してくるので、言いたい事とかをズバズバ言ってくるのですが今思うとこちらも色々言っていた気がする。(2人で沖縄に行った話をされたのでその行いはゲイカップルにしか見えないとか言ってしまった)

30代独身で結婚願望がほぼない人の話を聞くのは、自分が興味ある分野的にも中々貴重な体験なので色々聞いてしまったんですが、

安定した仕事しつつ、ネトゲとお金で買える女の子遊びとたまに旅行に行く生活をするだけでもう満足みたいなことを話してて、しかもそれをどこでも一緒で遊べる気楽な同性の友達とやっているから、それは確かに結婚しなくても幸せなのかもなあと思いました。40代になったら海外旅行して外国人と一度はしてみたいとか話していた。なるほど。

 

私の進路に関しては「女の子だから結婚が主軸になりがちだよね」とコメントをされたのですが、まぁ、そういう人もいるけど、今の時代はウーンどうなんだろと心の中で思ったり。

私がやりたい職業の1つがその友人の職業と同じ業種なので、それに関するアドバイスをもらう事があったりと今後も長い付き合いになってしまいそうだなという予感がします。

ただ恒常的に会うとかじゃなくて、会う事自体が1つのちょっとしたイベントの感覚なのでまたしばらく会う事はなさそうです。

帰り際に八つ橋あげたら喜んでくれました。

 

26日深夜

さあ東京駅のネカフェに泊まって朝まで過ごすぞ!となって東京駅まで行ったのは良いものの、ほぼ満席で、個人席もなかったので結局秋葉原の女性専用ネカフェに行きました。

最高の宿(自分の中では)なので、東京で泊まるところに困った女の子はぜひここに行こう!!

http://www.kaikatsu.jp/shop/kanto_6/5821.html

 

27日朝

そんな感じで8:30発の新幹線に乗って帰ってます。

なんだかんだ良い旅でした。

 

 

 

『この世界の片隅に』感想(微妙にネタバレあります)

今週は、『この世界の片隅に』がついに公開されたので月曜日に1回目、その後すぐに原作を買って読み、木曜日に2回目を見に行ってきました。

 

京都では、洛外にあるイオンシネマ桂川でしかやってないということにまず驚きました。

普段映画を見るときに利用する京都駅のイオンにあるTジョイ京都や河原町にある河原町MOVIXではやっていないのです。予告はやってたのになぁ。

 

とりあえず思った事を書いていきます。

 

能年玲奈は最高

 

この映画を見ようと思った動機は、まず能年玲奈さんの声が聴きたかったからというのがあるんですが、映画が始まって彼女が演じるすずさんの声が聴こえてきた瞬間に目頭が熱くなりました。

ああ、能年玲奈が演技をしている〜〜〜〜!!正直未だにあまロス(能年玲奈主演、2013年の朝のNHK連続ドラマ『あまちゃん』が終わって喪失感を覚えている人達のことです)にかかっている人間にとっては、まずこの瞬間で涙が出てくると思うんですが、どうなんでしょうか。

能年玲奈ちゃんの演技を噛み締めているうちに分かることがあります。この映画の中での能年玲奈の演技は、「広島生まれで呉にお嫁に行ったすずさん」であるけれど「北三陸の天野アキちゃん」では絶対にないのです。

声質は一緒なので、劇中の彼女がとある物事に怒り出すシーンなどはあまちゃん25週目145回で、アキちゃんが北三陸の人達にお座敷列車のイベントを「真剣にやってもらわないと困るんだ」と本気でキレるシーンのときの演技を彷彿とさせました。

でも、それは「天野アキ」の怒りであって、劇中の「北條すず」の怒りは、形容が全く違うんです。

声が同じなのに、こんなに違うものになるのかと思いました。

劇中で、能年玲奈が演じるすずさんは様々な表情を見せてくれます。

ちょっとおとぼけな女性で可愛いなぁと思ったら、周作さんとキスするときはほんと色気があってびびる。これに関しては演出の方がなせる技だと思います…。

あんまりネタバレをしたくないので言えませんが、幼馴染の水原さんとの関係性も好きです。周作さん演じる細谷佳正さんや水原さんを演じていた小野大輔さんって優しい演技をする時は本当に優しい声質になるなあと感じました。観てるこっちまでドキドキしてしまう。

 

■徑子さん本当に可愛い

 

周作さんの姉であり、すずさんの小姑にあたる黒村徑子さん。初登場時は、ちょっと「いけず」なお姉さんという印象を受けますが、彼女のバックグラウンドを知っていくうちにどんどん好きになりました。カットされてしまった原作のエピソードでも本当に可愛くて優しい人なんだなと分かります。

彼女はすずさんの事は嫌いではないんですよね。後半になっていくうちに、すずさんと徑子さんの関係性はすごく特別なものへと変わっていき、「これは百合なのでは…」と百合センサーがガンガン反応していました。

彼女の雰囲気や生き様は、全く被るとも言えませんが、ちょうどあまちゃんの後にやっていた朝ドラの「ごちそうさん」に登場する、主人公のめ以子さんの小姑である和枝さんを思い出しました。

彼女も、かなり不幸な過去を背負う女性ですがそれでも淡々と生き、主人公のめ以子に人生の教訓を植え付けていきます。

この2人を見ていると、昭和のツンデレ小姑って本当に萌えでしかないよな…と感じてしまいます。

原作未読の一回目の時でも、徑子さんが出てくるシーンは印象深く、泣いてしまうシーンはかなりあったのですが原作を読んだ二回目は更に心を締め付けられ、徑子さんが大好きになってしまいました。

 

■戦争は確かにテーマの1つでもある。でもメインテーマはやはり「日常」なのである。

 

第二次世界大戦時の呉が舞台であることもあって、すずさんたちの生活は戦況が悪化していくごとに捻じ曲げられていきます。

だけど、劇中では「辛い」「悲しい」といった感情が過度に表現されることは絶対にありません。

「それでも生きていかなきゃならんのです」と、毎日すずさんたちは家事をやり、周作さんたちは仕事に出かけて行きます。

この世界の片隅に」の魅力は、声優さんたちの演技や、素晴らしいキャラクター像も関わっています。

だけど、この物語の本質的な魅力は淡々と描かれる「日常」だと思います。

この作品は、感情に直接訴えてくるような話の造りをしている訳でもないのに、見ているとなぜか涙が流れてきます。

すずさんたちが淡々と生活をしているだけなのに、不思議と心に訴えてくる何かがあるんです。

ネタバレ的な話にはなってしまいますが、この物語に登場する人物は全員幸せになる訳ではありません。

物語が進んでいく中で、とある人物があっという間に死んでしまったり、戦争に行ってしまった人に奇跡が起きて生きて帰ってくる訳でもないです。

それでも登場人物たちはその事実のみをただ受け止め、ただ生き続けます。

 

■まとめ

2回目を観終えて、やっと自分の気持ちを文章にできるようになったと思います。

1回目を観たときは、呆然としてしまい泣きすぎて息絶え絶えになりながら帰ってきました。すぐに「原作を買わないと…!」という使命感に駆られ、TSUTAYAで上中下巻を購入し、その3日後には気付いたら桂川にいて2回目を観に来ていました。

あまり書けませんでしたが、劇中では素晴らしい演出が沢山あり、何度も観たいと思わせられてしまいます。たぶん年末までに3.4回目も行ってしまう気がします。そんな映画です。

 

 

最後に言いたいことですが、

 

「京都は早く洛内の映画館でやれ」

 

よろしくお願いします。