桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

高校時代のことを夢に見てしまった

今週はずっと体調が優れなかった。しかも、1日に4〜5時間の睡眠を複数回繰り返して深夜に寝れなくなるというパターンに陥ってしまい生活リズムも狂ってしまいとても困った。
その中で眠るたび何度も夢を見ていたのだが、体調の悪さにも影響してくるのか悪夢ばかり見てしまい、起きたら汗だくになっていてタチの悪い頭痛が残っているような状態になる事ばかりだった。

今日は、やっと体調が良くなり始めたからか先ほど寝たときは夢自体はさほどキツいものではなかったのだが内容としては起きた際に気分的に寂しさが募るようなもので30分ほどなんとも言えないような気持ちになっていた。

さて、どんな夢を見たかというと(夢を見てから2時間ほど経ってしまったため明確にはもう思い出せないが)、高校時代の親友的存在だった女の子が自分の大学にいる友達や先輩と一緒になって自分と遊んでいる夢だった。

現実だったらそんな事有り得ないのだが、親友は高校時代のマイペースさは顕在のままで、大学の友人たちと溶け込んでいて普通に旅行していて私も違和感を感じず過ごしていたため、目を覚ましたときには「あっ…」と声が溢れてしまうほどこっちが現実だと視認するのが多少辛くなる程度には戸惑いを感じてしまった。

ここまで感情を突き動かされてしまったのは、結局の所、物理的に離れた場所に身を置くようになっても彼女に対して私は依存的な感情を抱いていたままだったのかもしれない。

その親友の事をもっと詳しく話そう。
彼女と知り合ったのは中学時代の頃だった。その時は別のクラスだったが私の当時の友人と同じ部活だったよしみもあり、また帰り道が同じだった事から何度か一緒に帰る事があった。
ただ、当時の私はかなりの人見知りで彼女に対して完全に心を開ききれておらず、その上で彼女の少しハッキリとした物言いがあまり好きではなく、多少の苦手意識を持ちながら関わっていた。

だが、彼女に対しての意識が明確に変わったのは高校受験の時だった。同じ高校を受けたため受験会場も一緒で、中学時代同様に帰り道が同じなため2人で帰る事になったのだ。
その時の話題自体は大体は取り留めもないものばかりでそこまで覚えていないのだが、明確に覚えている事が幾つかある。
まだあまり歩いた事がないような道だったせいで私達は迷ってしまった。
そこで、なぜか私達は、一駅分の道を歩くために民家の塀を登ろうとしたり線路のすぐ横を歩いたりするなど謎の経路を駆使して駅まで辿り着いた。
その時にした会話は覚えてはいないけれど、彼女のマイペースすぎる行動に呆れ始めた私は、普段は絶対人に対して言わないような暴言染みたツッコミを何度も言い放ってしまった。
彼女はそういった返しは慣れっこな模様で、それでも何の話題にでも反応してくれる私が面白かったらしく、「⚪︎⚪︎って、電池入れたての元気なおもちゃみたいな反応してくれるね」と謎の評価を頂いてしまった。
そんなこんなで、私はやっと彼女に心を開くことができた。
そして晴れて2人とも高校にも合格したのだが、エスカレーター式の閉鎖された環境のような中学から抜け出した結果、新しいクラスに馴染めなかった私達が2011年の春にそこにいた。

高校1年生の時はお互い別のクラスだった。だが私も彼女も、多少クラスの友達は出来ても完全に馴染むことを躊躇い居心地の悪い立ち位置をクラスの中で築き上げていた。
だからこそ、2人きり(時たま、同じ部活の子も絡んできてくれたけど)の傷の舐め合いが始まってしまった。
最初はクラスで適当な友達とお弁当を食べていた私達だったが、段々空気に耐えられなくなり始め散らばり、気付いたら図書館の前にあるベンチで、ストーブも付かずしかも風通しもかなり良いスペースの中2人で長野の凍えるような冬の冷気に震えながら膝掛けをしてお弁当を食べていた。
そんな私達を労ってくれた図書館の先生が冷え切った空気が入ってこないようにバリケードのようなものを置いてくれたこともあった。

そこでは、当時流行っていたアニメの話題(はがないだったり、まどマギだったり)から、「あのクラスが嫌いだ、自分の居場所なんてない」だとか愚痴をこぼしまくる彼女の話を聞いたり、私が当時仲悪かった同じクラスの生徒副会長のヘイトを彼女にぶちまけたりとクラスの底辺カーストにすら所在出来ているのかわからない話題を昼の1時間毎日していた。

女の子らしく恋愛の話もしたことがあったが、彼女がクラスの中で数少なく自分に優しくしてくれる男の子の事を好きになりおまじないをするために机に落ちている髪の毛を採取し始めたとかそういう話ばかりだった。
(最終的にバレンタインにブラウニーを作ってあげたが玉砕してしまい泣いていた所を見たのは覚えている。そのブラウニーの隠し味に何を入れたのかはもう覚えていない。)

そういった根暗な事を繰り返しているうちに、コンプレックスやら哲学をどんどんと募らせ、図書館の中で「人は死んだらどうなるか」の議題を2人でマジ喧嘩口調になりながら議論していた所うるさくて先生に怒られたり、
帰り道に建物の窓に映る自分達の姿を見て、
「私達はクラスにいるようなキラキラした子にはなれないよね…ほら。(窓に映る自分達の姿を見ながら)」と、
彼女が言い放って私がもうなんとも言えない気分になったりと鬱屈した1年間をなんとなく過ごしていた。
その1年間の間で、「⚪︎⚪︎(私の名前)は私の親友だもん」と何回も彼女は私に対して言ってくれ、表面上は恥ずかしくて素っ気なく「まぁそうだね」と返すばかりだったが、中学時代の友人達よりもずっと信頼もできて気楽に話せる相手だった。
今だから美化されたように語れるがこの一年の間は何度も喧嘩したり、本気でなんなんだこいつはとお互い思う時が何度もあり衝突してしまう事も多かった。
だが、最終的にはやっぱり気楽に話せる友達がいなくなるのが嫌なのでお互いメールだか会った時にすんなり謝って仲直りしていた。

それから高2になってからは私達のことを心配してくれた自分や彼女のクラス担任の先生が私達2人を同じクラスに配置してくれ、小学校時代何度も遊んでいた友達にも再会する事ができ、なんとなく5.6人ほどのグループを作り上げてクラスに居場所も生まれ高1の時よりは健やかに過ごせていたはずだった…が
親友が恋愛の方でトラブルを起こし不登校になり危うく卒業できなくなりそうになるなど、問題もあった。
それでも、私が毎日LINEを送り続け学校に行けと論理的に説得したところ、
2人ともちゃんと卒業することができ、私は念願だった関西の大学に進学し彼女は県の短期大学へと進んだ。

これで青春の思い出を語り尽くし2人とも新生活を楽しく過ごしています…めでたしめでたしといかないのが物悲しさかな、と思う。

大学に入った当初、「あーやっと気楽に勉強して過ごせるなぁ、これでもうあの子の面倒を見なくて済むし」と思っていた私だったが、なぜか思うように様々なことに対して身に力が入らなかった。(「なぜか」とぼかしてはいても明確な理由は頭の中で何個か思いつくがそれはここでは書きたくない)

それは彼女も同様だったらしい。彼女は高3になってからは私や友人に促されて学校に行くのがほとんどだったため、そのクセが抜けずしかも交友関係の狭い短期大学の環境に耐えられず1年間で学校に行かなくなってしまった。

結局私は、彼女に対して「学校に行け」と言いながら、それで成績も多少上の方に保たなければ示しがつかないと思いある程度学業も頑張れていたのだろうし、
彼女も私のような「学校に行け」と言いいつも一緒にいられる存在がいたからなんだかんだで学校に行ってある程度社会的な生活を送ることが出来ていたのではないかと今になってふと思ってしまう。

実際のところ、お互いを社会的に生かすための共依存の関係性だったのだ。

私がそれを自覚したのは去年の6月ごろで、彼女はもっと早く気付いていたようで「学校に⚪︎⚪︎(私)のような存在がいてほしい」と私に対して独白してきた。

「⚪︎⚪︎のような存在」という所がミソだなぁと思う。私も、全く同じことを考えていたからだ。
でも同じくらい倫理を語り尽くしたりお互い自分達の恋愛話を気遣いなく惚気られるような相手は中々見つからないだろうし、見つけられていたとしても「彼女のような存在」とは思えないんじゃないだろうかと思う。

今の所、私は単位は取れてないせいで留年の危機が迫ってきて頭が痛い状況だし、彼女は短大を休学して様相がよくわからない駅前のゲーセンでバイトしながら10個上ぐらいの男に猫みたいに飼われるような生活を送っている。
多少心配だが、その男性も彼女を社会的に自立させようと取り組んではくれている模様なのでまだ大丈夫ではないかとは思う。

高校時代に比べれば、お互いかなり状況は変わってしまったなぁと思うがまだ20歳なのである。まだまだ色んなことがありそうだ。

とりあえずはお互い成人式で会えたら良いけど…LINEかTwitterで成人式に来いと一言ぐらいは言っておくべきなんだろうか。

宝塚初観劇

先輩と宝塚の公演を観てきた話です。

宝塚歌劇団は初めて観に行ったのですが、多少TVで観たりCMで存在を知っていたと言えども、生で観なければ体感できないものが沢山ある素晴らしいミュージカルでした。

観に行った公演は「GUYS AND DOLLS」という1948年のブロードウェイの裏町が舞台になっているコメディ色の強いミュージカルでした。
パンフレットの情報を見る限り、元は海外のミュージカルで、宝塚なりにアレンジされたものになっているようです。
ストーリーについての感想を述べておくと、(Twitterで言ったこととほぼまんまですが)世界観は時代設定が1948年ということもあり、旧来のジェンダー観に組み敷かれていて、話筋としては男役が主体的に動く場面が多く、その男役達に女役が惹かれてストーリーが展開していくという構成だったのですが、最終的には男役は女性のある選択肢を承諾し従う形でストーリーは終わるという少し観点を変えれば性別による立場の逆転劇として描かれています。(それを女性達が全てやっているのが宝塚だからこそできる良さだと思います)
女性達の決意を表すシーンはコミカルでありながらも今までの抑圧を解き放つ現れを示していて、感動的でもありました。
ただ、惜しいのは男性達がその女性達の決意をどう受け入れたのかが分かりにくく、最後のシーンを見る限り割とあっさり受け入れてしまったように見えるのでそこをもう少し描いたら更にストーリーの厚みが出るのではないかと個人的に感じました。

ですが、歌のシーンはどこをとっても素晴らしいものばかりでした。
とにかくハモりが素晴らしいんですよね。また、演技を意識しながら歌ってるのが分かりやすいので話の飲み込みも大変しやすい。例えば、ハヴァナでサラが酔っ払ってしまいスカイに対しての愛の独白をする際に、声からして酔っ払ってる雰囲気が伝わってきたのですが、それでも美しい歌声を維持していてプロだなぁと思いました。
あと、宝塚の人達はとにかく発声が素晴らしいですね。
開始の際にスカイ役の北翔海莉さんがアナウンスをしてくださったのですが、もうそこから宝塚の公演が始まるのを感じるというか、最初から綺麗な声の張り方をしていて魅力を感じました。

歌のシーンに関しては、男役達がハモりながら歌う「運命よ、今夜は女神らしく」が技術的に一番感動させられました。拍手もダイジェスト前であったらここが一番大きかった気がします。
女性のアルトボイスは、才能があってこそのものであると思いますし、彼女達はその与えられた才能を使いこなしてしました。聴いていて耳が快感を覚えるレベルです。

また、ストーリーが終わった後演者さん達がダイジェストとして続々と登場し、歌ってくださるのですが、正直言ってここが一番感動しました。「こんな美しい場にどうしていられるんだろう…」と思ってずっと耳を傾けて視線を彼女達に向けていたのですが、気付いたら涙が出てました。
何度も行ってる先輩も、初めて来た時にダイジェストの部分で泣くのは仕方ないと言っていて、ここは本当に恐ろしい世界だと感じさせられました。

本当に良いミュージカルでした…まさに沼のようなコンテンツだと思いますし、この感動は何度も味わいたいと思わされる初観劇でした。

女児アニメ鑑賞会をした

今日はサークルの先輩達と学校の映像設備を使ってプリパラ映画、アイカツプリティーリズム37話を見た。

学内にこんな設備があったのか…と驚くほど大きな設備でびっくりした。

プリパラ映画はルートを全部一通り見回してルート4のスタッフ達のオーディオコメンタリーを見た。
やっぱりプリティーリズムは完成された作品というか、女児アニメとしてはシリアスな面は多くあるとも言えども、友情や心の成長、コンプレックスからの自己受容といった女児アニメとしてはかなり完成度の高い内容が盛り込まれているなぁと思う。(話が深すぎて全人類向けなんじゃないかとネタで先輩達と話す時もあるが)
自分はまだDMFを18話までしか見れていなく、ルート2を見ても話の展開はYouTubeケセラセラで見た程度しか分からないのであまり理解できてきないのだが、あまりにも抽象的なシーンというか哲学的なシーンが多く盛り込まれていて驚いた。
プリズムアクトでは、巨大化した春音あいらが地球から生み出されるかのように飛び出してそのまま地球を包み込むシーン、何か別のアニメでも似たようなものあった気がする。
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↑このシーン。


私はプリティーリズムのキャラクターとしては天宮りずむがキャラの造形としてもキャラクター背景としても好きすぎて堪らないのだが、春音あいらは畏怖的なオーラを感じてしまいプリティーリズムを語るためには、必ず欠かせないキャラクターだと強く思う。
一期のADでオーロラライジングを成功させたシーンにしろ、その際に全人類の救済を行っていたり、プリティーリズムの原初かつ『母』的なポジション(ある意味ではRLのりんねに近い)に置かれる存在になってしまっている気がする。
その彼女がDMFではまた何か異変があるようなのでそこまで早く見て自分の考えを整理させたい。

見るべき女児アニメは本当に沢山あると思う(今の所、ウテナ明日のナージャアイカツは一通り見たい)ので、時間を活用してもなんとかして見たい。周りの人たちはアニメを見る時間を作るのがすごくうまいからなのか、見るスピードが早い人達ばかりで羨ましい。私も今の時間の作り方を見直せば少しは改善されるとは思うのだが…。

そういえば話は変わるがTwitterでシェアした結果結構な数の人に見られていてびっくりした。ネットというのはやっぱり恐ろしい。でも見てくださった方ありがとうございます。

最近やった事を今日から順に書いていく

最近あった事を書きます。

今日の活動時間は6時間ぐらいだった。
夕方頃、今年の前期辺りから仲良くしてくださっている伊丹小夜さんという方に沖縄のお土産を渡したくて今出川駅までバスで行った。
ディズニーシーで買ったお菓子もまだ結構な量があったので一緒にプレゼントしたらすごく喜んでくださって嬉しかった。また、ずっと前から伊丹さんが書いた本を買う約束もしていたので本も渡してもらった。(話し込んでいたらお金を渡すのを忘れていたのでまた今度渡す事になったので申し訳ない。。)
沖縄の話をしたり「またゆっくり会いたいね」と約束をした後空も暗かったのでお別れした。また10月に会えたらいいな。
その後TSUTAYAプリティーリズムDMFと旧劇エヴァを借りて帰った。(謎のセレクションっぽくなっているがプリリズは元々見たかったし、旧劇エヴァは勧められて唐突に見たい感情が沸き起こっていたので両方借りたんだ。)

適当にプリリズDMFを流していてMARsがADの時より格段に心も身体も成長してお姉さんになっていたのが感慨深かった。あいらなんて登場した際女の顔してる時のほうが多い。
劇エヴァも見たかったが今は家に母親がまた泊まりに来ているのでさすがに話的にも映像的にも見ずらそうだったので止めた。ああいうのは1人で見た方がいい。

とりあえず今日はそんな感じだった。

昨日はまりうむさんと一緒にプリパラカップと京まふに行き、プリパラ尽くしな事をしていた。
道中、同じくプリパラをやっているサークルの先輩や二条で時折会う方にも2度ほどお会いする事ができお話ができて楽しかった。
京まふでは、抽選ステージのチケットを持っていなかったため迷惑にならない程度に会場前でi☆Risのライブの音漏れを聞いていた。
i☆Risの存在を壁越しに感じる…」とボヤいていたが実際感動だった。
その後オープンステージでまたi☆Risに会う事ができ今度は生で見れて更に感動した。
芹沢優ちゃんはあざと可愛いし、他の子達も魅力のある女の子達ばかりで気付いたらアイドルオタクたちと一緒にコールを送っていた。
アイドルは見ていると満たされて無欲になってくるとまりうむさんが言っていたがまさにそうだと思う。

また、まりうむさんには沖縄のお土産にジンベエザメしろたんを渡した。しろたんを渡した際に「しろたんはみんな違う顔をしてて、これはあんずちゃんの好きなしろたんの顔だね」と言われたのが印象的で今もよく覚えている。

2日前は、沖縄に行っていたのだが余りにもボリュームが多すぎるため書く意欲が起きない。Facebookには少し書いたのだが集団旅行についての自分の考え方を新しくさせる経験(また、他の物事の考え方に対しても刺激を受けた)になった。だから、今回の沖縄旅行は自分にとってすごく良いものだったのは確かで、一緒に旅をしてくださった方々ありがとうとしか言えない。

とりあえず最近あった事はこんな感じです。明日はサークルの人たちと学校で映画を観る予定なので楽しみです。