桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

国宝観た

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実家に帰省中、親から勧められてアマプラで視聴した。親は劇場で複数回見るレベルでハマっていて、興行収入をみても世間的にもかなり流行っているようだった。

ポッドキャストでも感想を話したいなと思いつつ、視聴中に複数件ツイートしたりプライベートでも感想ログを残したりと地味に語りたい衝動が出続けているのでブログでも簡単に感想ログを残しておく。

直近で舞台に立つことを考えさせられるイベントに立ち会ったこともあり、かなりタイムリーなお話でだいぶ琴線に響いていた。

しかし主役の二人の顔の区別が最初本当につかなくて、一緒に観ていた親に何度も聞き直していた。

映画館だったらもっと画面に集中して観れていたはずなのでもっと早く区別がついていたかもしれない。あとちゃんと演技の雰囲気を見ていれば区別できるはず。ただ、一人だけ立っているシーンで似たような服装になっていると「これはどっちなんだ……?」とどうしても一瞬困惑するのを繰り返してしまって作品に集中する上でほんの少しだけノイズになってしまっていた。
他にも顔が覚えられていない役の人たちがいたので、2週目を観るなら「この人がこの場面にいたんだなあ」と気付いて感慨深くなる体験はありそうではある。

観終わってみて、何かに集中して向き合い続けることで孤独を感じる瞬間が見えてくる描写はちょっと分かってしまった。真剣になれることを見つけてしまったことで、手放してしまったり疎遠になってしまった物事や関係性のことをぼんやり脳裏に浮かんでしまう瞬間は正直あった。
ただ、自分は作中内ほどの苛烈な世界を生きているわけではないので、他に大事にすべきものに対してちゃんとバランスをとりつつ向き合うのが現実的な解なのだろうと思う。むしろやりたいことに一人でがむしゃらに向き合いすぎて孤独の道を突き進んでしまったゆえに得られずに終わってしまう価値観や出会いもありそう。

あと、去年の関西Ruby会議08の登壇で先斗町歌舞練場の花道を歩くという稀有な体験をさせてもらったことで、「そういえばあそこ歩いたな……」というあまり他の人が抱かなそうな感想を持てたのが面白かった。
自分が花道で歩いた時は、緊張しすぎて最初は早足でスタスタ歩いてしまい、さすがに早すぎると気付いてスピードを落とすというちょっとかっこ悪い登場シーンになってしまった。
この映画を先に観ていたら、もうちょっと堂々と歩けていたかもしれない。