桐生あんずです

京都在住大学生のブログです。日常やプログラミングについて書いてます。

Ruby歴1年の文系大学生がRubyKaigi2回目に行って感じたこと

桐生あんずです。タイトルがなんか長々しい感じになっててすみません。

1,はじめに

去年のRubyKaigiでの出来事に心打たれて、5/30(木)~6/2(土)に仙台で行われた今年のRubyKaigiにも参加してきました。

rubykaigi.org

また、今回は永和システムマネジメントさんの学生支援により交通費・宿泊費・参加費等を全額負担していただき参加することができました。本当にありがとうございました。

また、宿に関してもえもり(@emorima)さん主催の貸切ゲストハウスに泊まらせていただくことができ、女性Rubyistの方々と楽しく5日間を過ごすことができました。関わっていただいた方々本当にお世話になりました。去年も行われていたRailsGirlsJapanさんの支援で来られていた方々にもそこでお会いすることができ大変嬉しかったです。

今回の記事では、去年感じたことと比較しつつ個人的な話も含めて思ったことを書いていこうと思います。

 

2,「RubyKaigiはRubyistによるRubyistのための祭典である」

最初から何を言っているんだという話なのですが、登壇されている方全員が本当にRubyが「大好き」なんだなということが伝わってくるカンファレンスです。

去年は正直、Rubyに対する知識もあまりなく「なんだかめちゃくちゃ難しいことをしているんだな…」という気持ちで発表を唸りながら眺めていることがたくさんありました。今回も、難しい内容がたくさんあり、全員の方の発表内容を完全に理解したとは到底言えないのですが、毎回強く感じることがありました。

「ああ、この人たちは本気でRubyに関わるあらゆることに対してよりよく、面白くしようとしているんだ…」

RubyC言語拡張、iSeqへの追求、JITコンパイラの最適化手法、irbに関わる実装など、Rubyの内部のあらゆるものに探求し、よりよくしようとOSS開発や実装を行なっている人たちが何を考えてどんな取り組みを行なっているかを発表を通して生で見聞きすることができるのがRubyKaigiの最大の特徴だと思います。

MatzとRubyコミッターの方々によるトークタイムのイベントもあったのですが、ここでもRubyの機能の実装の裏側でどんなやりとりが繰り広げられているかを垣間見ることができる大変面白い時間でした。

去年は「なんか面白そうなことをしているんだなー!」とワクワクフワフワした気持ちで眺めていることが多かったのですが、「あっこの人たちはRubyに対して本気(マジ)になって向き合っているんだな…」と去年よりもRubyに対する知識が深められていたからこそスピーカーさん達の恐ろしさを知ってしまう場だったと思います。

 

3,技術学習に対するモチベーションが上がった

参加して感じたのは、Rubyのカンファレンスではあるけど「あっこれC言語のこともっと知るべきだな」ということでした。 

Rubyは本当に書きやすい言語で、初心者にもオススメの言語としてよく紹介されており、私も最近、JavaやGoに触れてみてそう紹介されている理由が分かってきました。最初にRubyを始めるのは良い選択だと個人的には思いますが、RubyのありがたさとRuby独自の特徴を根本から理解するためにはのはC言語等の他言語のメリットやデメリットを知ってからなのではと今回のカンファレンスを通して強く思いました。

会期中もRubyの処理のスピードに対してC言語の処理スピードと比較している発表が何個もありました。それらの発表を見ているうちに、Rubyの便利さや特徴をもっと知るためにもまずC言語と仲良くしたいな、という気持ちがじわじわと強まっていき、我慢できずに帰り道に立ち寄った本屋で「苦しんで覚えるC言語」を買いました。

 

苦しんで覚えるC言語

苦しんで覚えるC言語

 

 

今100ページ近くまで読んでいますが、簡単な概要のパートでも「えっこんなことも用意して書かなきゃいけないの…?Ruby簡単に書けすぎなのでは…!?」と驚きの連続にぶつかっています。(こういうこと適当に書いて怒られたら怖い)

 

4,同年代のRubyistと知り合うことができた

会期中は私と同い年のRubyistの子達とも会うことができました。

その中で知り合った女の子の2人は、高校の頃からRubyを知って高校卒業してすぐエンジニアになってRuby技術者認定試験Goldも持っているとのことで、大学4年でRubyを知った自分からするとカルチャーショックを受けました。

そういった比較的早く学習して実際に仕事をしている子と自分を比べて焦るのはあまりよろしくないとは思うのでそれでマイナスなことを考えるのはやめましたが、同い年でここまでやっている子がいるのだから、私もこれからも頑張らなきゃとつい思ってしまいました。

なので先ほどのC言語教本と一緒に「Ruby技術者認定試験合格教本」を買いました。Silverの問題をさらっと見た感じ、そこまで厳しい内容ではなさそうだったので、近いうちに試験を受けてみようかなと思います。(実は前ブログに書いた基本情報技術者試験も就活の忙しさに流されて受けられてないので両方ともちゃんと受けたい)

 

[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書

[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応) Ruby公式資格教科書

 

 また、同年代のRubyistとしてインパクトがある存在はやっぱりそらはーさんでした。同年代として比べて良いかすらも分からない存在のお方なんですが。(中学生からRubyのコミッターをやられている方です)

会期中に会うたびにネットワーク班の人たちと一緒になってワイワイ話したり、ESMのドリンクアップの時に酔っ払いのノリでツーショットで写真を撮りました。すごく楽しかったです。次はKMC(京大マイコンクラブ)のOB会で会えるとのことなので楽しみです。(ブログではまだ言ってませんでしたが最近京大マイコンクラブというコンピュータサークルに入りました。それに関する記事もまた書きます)

 

5,「物作り初心者」じゃなくて「物作りをする人」と言えるようになります

これは個人的な話(言ってしまえば「エモ」い話)なので、そういうのが苦手な人は読み飛ばしてもらって大丈夫です。

去年のRubyKaigiでは当時開発していた「布教箱」の初期段階を見せたところ、様々なフィードバックをもらうことができて、「独学で一人でここまで作ろうとしてて偉い」といった初心者ゆえの頑張りを褒めてもらう機会に恵まれ、今まで頑張ることができました。

最近2週間ほどかけて作った「Crash Chat」(オタサーの姫人工知能APIと会話することができるRailsで動かしているWebアプリケーションです。好意的な会話をしすぎるとブロックされる仕様のネタがあります。)

www.crash-chat.net

のベータ版に対しても会期中に直接好意的な反応をもらえて大変嬉しかったです。実際今の所約800回以上は遊んでもらえている模様でherokuのデータベースの無料枠を超えそうになっていてどうしようか悩んでる状況です。

そんは話は置いといて、プロダクトを完成させてパブリックに公開できることまでやるようになったけど、フロントエンドやデザイン周りのスキルもまだ乏しい状況で、「遊び」で作った感が強いプロダクトしか私はまだ作れていない状況だと思います。

今回のRubyKaigiでもエンジニアの方々に「発想が面白いからもっとフロントやデザインにこだわって作ったらもっと良いものが作れると思う」といったアドバイスをいただくことがありました。

その言葉を受けて、もう「作るのが偉い初心者」の段階は終わって、「高い品質のプロダクトを作ることを心がける技術者」の段階にそろそろいかなければならないんだと気付きました。

そうなっていくとCやRubyの学習意欲も高まってきたけど、フロントエンドやデザインの勉強も必要だという感じです。これに関しては個人開発以外にも今のバイト先でも頑張らなきゃいけない部分なのでまだまだやること盛りだくさんです。

でもまだ学生なのでほどほどに勉強する時間はあります。やっていきましょう。

 

6,終わりに

今回のRubyKaigiを通して思ったのは、すごい人たちと関われて話せるだけでもすごく嬉しいけれど、その人たちともっと深みのある技術の話やプロダクトの話ができるようになりたいということでした。

前回は「初心者なのにすごい人たちと話せてる、めっちゃ嬉しい」という手の届かない人たちと関わって気持ちが高ぶっている感覚で過ごしていたと思います。

でも、前回知り合った方々や今回初めて知り合った様々な技術者の方々と関わってみて「自分もこの人たちのように自分が好きな技術を追求できるエンジニアになりたい」と強く感じ、イベントに参加してすごい技術者の人と仲良くなるだけではなく、今後も良い影響を沢山もらって自分自身が技術のことをもっと追求する人になっていこうと強く思いました。

という感じに、今までは人に触ってもらえるコンセプトのサービスを作ることに焦点を当てて、コードを書いていたけれどプログラミング言語の内部構造や処理速度の話にもアンテナを張って勉強していきたいと思うようになったのが今回参加してみて一番大きな心境の変化だと思います。

その取り組みがプロダクトに直接繋がるかどうか分からないこともあると思いますが、品質の高いプロダクトを作ることにいずれ繋がっていく気がしています。

そんな感じで今後もプログラミングと楽しく付き合っていこうと思ったRubyKaigi2018でした。

 

あと、今年は風邪引いて川に行けなかったので来年は絶対川に行きたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!