桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

C100 土曜東ぺ-27b で新刊「入門自炊」を出します

桐生あんずです。

概要

C100 1日目で東ぺ27bのスペースで自炊(料理の方の意味です)をテーマにした「入門自炊」を既刊の留年本も500円に値下げして持っていきます。委託本でCTFと謎解きがテーマになった本も置く予定です。 詳しくはTwitter に掲載したお品書き画像をチェックしてみてください。

本の内容を軽く紹介

大学時代に自炊を頑張ろうとしたけれどうまくいかなかった人間が同棲を経て自炊に再入門することを決心してどんな問題にぶち当たって解決したかを紹介していく本です。以下画像が目次の一覧で全50Pの内容となっています。

コラムとして同居人が釣ってきた魚の調理法なども載せています。(同居人のレビューも通して掲載しています)

もうひとつのみどころは料理に関してたくさん教えてくれた師匠のように崇めている友人のらいむさん(id:lime1024)がゲスト寄稿で参加されています。「わがやの夏ごはん」をテーマにして普段のご飯や誕生日や記念日のとくべつご飯についてたくさん書き綴ってくださっています。

よろしくおねがいします

紙本は予算の都合でカラーではないのですが、カラー電子版のダウンロードカードを本のおまけとして配布する予定です。コミケ終了後のタイミングで BOOTH に電子版・書籍版もすぐに売り出す予定なのでチェックいただけると幸いです。

t.co

留年本もそのタイミングに合わせて値下げする予定なのでそちらの方にも手をとっていただけると大変ありがたいです。

それではまた明日!

社内で企画された他己紹介会に参加した

*社内で書いたブログ記事がパブリック向けにも投稿できそうな内容だったので加筆修正して転記したものです。

このブログではちゃんと書いていなかったけれど4月から新卒の方のメンター役をやらせてもらっている。もう1人のメンター役の同僚がこの3人(新卒の方・私・同僚)で他己紹介会をやらないかと提案してくれて参加することになった。

他己紹介会に参加して思ったこと

初めての取り組みだったのもあり相手からどんなフィードバックを受けるのかドキドキしていた。その後参加してみると、自分が持つ良さをすごく丁寧に伝えてくれて照れつつも嬉しい気持ちになっていた。 他己紹介する・してもらうを経て以下のように思ったことを箇条書きで残しておく。

  • 普段から感じている相手の素敵なところを改めて言語化して伝えることができた
    • 日々の中でできるだけ伝えようとしつつも、すぐに話題が変わりがちでじっくりその人の良さを話し合う機会って意識して取らないとできないなと思った
  • 相手からこのようなところでプラスに思ってくれてるんだなと自覚できて自己肯定感が上がる
    • この人は自分のことをこうやって見てくれているんだなと信頼感が上がる作用もある
    • ブログをちょくちょく書いていることをすごく褒められたので改めてちゃんと書いていこうとモチベーションも上がった
  • 他己紹介した後に被紹介者が補足情報を伝えて話題が発展しやすい
    • どうしてこのような行動をし始めたんだろうとすぐに理由を聞けてコミュニケーションが発展しやすい。普段深く話していなかった話題もこの場でちゃんと話すことができた
    • 例: 新卒の方に「人の優しさを受け取る感度がかなり高い」という紹介をしてもらって、おそらくそれは幼少期の頃から親に「人から優しくされたら必ず何かお返しするようにするのよ」的な教育をめちゃくちゃされた背景がありギブアンドテイク精神が良くも悪くも強く根付いたのが関係しているかもしれない……という補足情報を伝えた
    • 自己紹介タイムで質問し合う時よりも緊張感薄めかつ濃密にやりとりできた気がした

次やるならこうしてみたい

  • not箇条書き・口語体で書く
    • 会を企画した同僚が紹介文を喋る時をイメージして書いたとおっしゃっていて、実際そうした方が話してもらうときに相手の良さや紹介者本人の伝えたいポイントがより深く伝わっていた印象
    • プレゼン的な話し方を意識して伝えるとより相手の良いポイントが伝わるはず
  • 3~4人ぐらいの少人数なら全員がお互いについて書き合う会をやると良いように思う
    • 他己紹介例があればあるほど本人の気付いていない良さが発見されたりみんなが共通して良いと思っていることが伝わると自己肯定感の向上につながりそう
    • 大人数だとさすがに全員分書くのは難しいのでグループに切り分けて他己紹介しあってチーム全員で発表しあう形式にすると良いかもしれない
  • 他己紹介初心者向けの定義を用意する
    • 今回は全くそういうことはなかったけれど人によってはここに触れられるとつらい、みたいなポイントもある気がしていてできるだけネガティヴな表現は使わないといった取り決めが明示的にされていると参加前から心穏やかに参加できると思った(これは自分の個人的な意見です)
    • 紹介したい人の良さを本人や周りの人に教え合う、といったイメージを参加者が共有できていればよさそう

最近考えていることシリーズ

ブログ更新する機会が減っていたのでリハビリがてらに最近のツイートを見返しつつ色々書いてみる。

パブリックより社内ブログの更新頻度の方が高くなっていた

パブリックでも工夫すればギリギリ書けるような話題だけれど社内の方が書きやすいし関係者へ伝えたい情報が載せられそうな話題は社内の esa に書く頻度が高まっていた。その方が社内でスムーズにコミュニケーションのきっかけを作れたり特定のリポジトリについての技術tips を書いておくことで引き継ぎドキュメントの役割を果たすこともたまにあるみたいなことがあるので社内の esa をできるだけ書き残しておくと良いことが多いという価値観が固まりつつあるように思う。

パブリックな場所でブログを頻繁に書かない人でも社内や半クローズドなコミュニティではガンガン知見共有してくれる言語化がすごい上手い人が一定数いることに社会人になってから気付き始め、パブリックな場所で発信することだけが全てではないことを度々感じるようになった。ただ、パブリックで書くことでいろんな人から反応をもらえたりアドバイスをもらえるのは楽しいように思うのでやる気がある時は書いておきたいな〜と思う。

SOU・SOU のワンピの着心地が良い

文脈を知らない人から見ると数字が大量にプリントアウトされた服なのだけれど、個人的に気に入っていて着心地も良いし着る頻度が増えている。

せっかくなので数字のやつ以外も気に入る色の服があったら買ってみようと思う。

鎌倉行ってきた

彼氏*1と鎌倉に行ってきた。エルフェンリート聖地巡礼も兼ねている。初めてまともに江ノ電に乗ることができて嬉しかったけれどとにかく人が多すぎて気が狂いそうだった。こういった人混みが地獄なところに信頼値がまだ浅いカップルがデートで行ったらめちゃくちゃしんどい気がして勝手に心配になっていた。

FE風花雪月をメインシナリオ全履修して無双も1周目クリアした

本編感想ブログ書いたので読んでください。

kiryuanzu.hatenablog.com

無双も無事1周目をクリアしたけれど40時間弱ぐらいかかって別のことができなくなる状態だったので8月まで一旦お休みしようと思う……。ゲームの完成度はかなり高めだと思います。

コミケ受かってた

自炊(ご飯を作る方の意味)本を作ります。今回もお誕生日席でびっくりしている……。本を今月中に作らねばならない。あと初めての夏コミで暑さで倒れないかリアルに心配している。

最近の人生の振り返り記事書きたい

Twitter には書いてなかったけれど昇給があったり異動があったりで人生に対して気持ちを入れ直す必要がある期の到来を感じている。それに合わせて今まであったことを軽く振り返っておきたいとなってるけれどまだ書けていない……。無双もひと段落したので今週ぐらいには着手したい。

*1:今まで同居人と表記していたんだけれど、この表記だとたびたびシェアハウス仲間みたいな感じの関係性だと誤解されることが何度かあったのでストレートに書くことにした

FE風花雪月のストーリーを全て履修したので色々感想を書いてみる(完全ネタバレあり)

桐生あんずです。

ついにFE風花雪月のストーリーを全て履修したので色々思ったことを書いていきます。本編プレイ済みの人にしかわからない単語を大量に出している記事なのでその前提で読んでもらえると幸いです。

1周目の時に書いた感想はこちらです。

kiryuanzu.hatenablog.com

ルートごとのおさらい感想

最初に説明しておくと以下のような感じで履修をしました。細かい要素に関しては次の見出しで色々言及していきます。

1周目(教団ルート)

  • 上記の記事に詳しく書いていますがフォロワーからもし最初に赤をやるならこちらのルートからがおすすめという助言を受けたのでそうしました
  • 黒主従組がフェチになり出してからの永久離脱展開を喰らってかなりメンタルがやられたけれど帝国ルートを1周目にしちゃうと更にしんどかったので確かにこれで良かったのだろうと今全てが終わって感じています

空白の期間(金鹿ルート)

  • 1周目が終わってすぐに彼氏も風花雪月をやりたいと言い出したので金鹿ルートをやってもらった(私が2周目で青ルートをやる予定だと話してたら「じゃあこの色黒のイケメンの学級にする」という話になった)
  • 一ヶ月ぐらい横で金鹿やってるのをずっと見てたのでストーリーは完全に知っている(ただしプレイはしてないのでこの記事では全部プレイしたとは言わずストーリーを履修したという表現にしてます)
  • 教団ルートとは打って変わってかなりポジティブなノリで話が進んでいくのでめちゃくちゃびっくりしていた……
  • マリアンヌとリシテアにときめきを覚えて2周目ではスカウトしようと思ったのだった

2周目(青獅子ルート)

  • 1部終了手前でディミトリの裏の顔が判明したあたりで金鹿とは違う何かを感じ取ってかなりワクワクし始めた。その期待はかなり当たって闇ディミトリ期からのフレーチェ復讐展開がかなり熱くてずっとゾクゾクしながら進めていた。覇骸エーデルガルトのビジュアルのグロテスクさも話の重さを際立たせてて最後までずっと興奮しながら進めていた
  • GBA3部作を通った世代としては王道的なストーリーを踏襲しつつ絶妙な陰鬱さも入れ込んでいたのがかなりツボになり一番好きなルートになった

3周目(帝国ルート)

  • 1周目の絶望を越えてエーデルガルトとずっとイチャイチャできたのが大変良かった
  • 青ルートでは感じていた重さはこのルートではあまり感じなくて、思っていたよりもカラッとした雰囲気を感じながら進めていた
    • 別学級のキャラの死に様を見させられ続けるのは心辛いのは変わらないけれど……
  • イェリッツアが仲間になってからシリアス要素とギャグ要素が渋滞していて情報過多になっていたのが面白かった
  • 先生が人間に戻る展開やED曲に歌詞が入らなかったり(エーデルガルトが救われたことの暗示だと思っている)と他ルートとは一線を画した世界線となっていて最後に履修するストーリーとしてちょうど良かった

キャラクター・支援周り感想

まず支援周りの感想について。

1周目の黒鷲組にはかなり思い入れがあってベルナデッタやドロテアが関わっている支援A会話は好きなものが多かったです。ベルナデッタが関わるとどんな闇を持ったキャラでも少女漫画特有のおもしれー女空間に投げ込まれてデレていくのがすごい好みでした。カスパル子沢山ENDもフェルディナントの許嫁発覚展開もユーリスの過去のわだかまり浄化展開がかなり好きです。もし次周回やるならフェリクスENDやイェリッツアENDもさせたいぐらいベルナデッタの人間関係模様は好きでした。

ドロテアも同様で黒鷲組との支援Aやシルヴァン・フェリクス・マヌエラ・ユーリスなどいろんなキャラと未来の話をしていく姿が本当に好き。彼女のキャラ背景的に絶対に孤独にさせたくなかったのでどの世界線でも誰かとペアエンドになるように意識的に組ませていました。(1周目主人公、2周目フェリクス、3周目ヒューベルト)

次にキャラクターメインとペアエンド周りの感想について。 1周目はとにかく絶対にこの子が一番!みたいな感情が湧くキャラはいなかったんですが、マリアンヌにじわじわと惚れてしまい彼女をあんな手段(ダンス大会に無理矢理出場させる)やこんな手段(サウナイベントへの大量連行)で可愛がっていました。踊り子の格好のマリアンヌが大変かわいい。回避最強のエピタフにさせたり魔力ドーピングヴァルキュリアになってもらっていました。

突然の思い出シーン紹介

しかし女主人公だとマリアンヌとは結婚できないため、ペアエンドは別のキャラを選ぶ必要があります。 以前書いた1周目の感想記事でも書いているように百合婚ENDを渇望していたのでドロテアを選びました。2周目の青獅子でもメルセデスを選ぼうかと思っていたのですが、一部後半のディミトリの豹変シーンを見たあたりからちょっとこのルートの物語の重さを感じ取り、先生が懸命にディミトリを支えようとする姿を見て「これはディミトリを選ぶしかないのでは……?」と2人の関係性の強固さにやられ始めて気付いたらディミトリとのペアエンドになっていました。

そのような衝撃があり、夜な夜な pixiv のディミレスタグの絵を巡回する女オタクに当時になっていました。

3周目ではエーデルガルトを選ぼうかと一瞬思いつつも、3度の世界線でほぼ最初から行動を共にしているシルヴァンが先生に救われるところを見てみたい気持ちが強くなりシルヴァンENDにになりました。(3回連続で妬憎殺の会話を見ると癖になってきませんか?)

1周目終了時点ではエーデルガルトを選びたいと言っていたはずが気付いたら青獅子勢に飲み込まれたオタクになっていて想定していなかった展開でした。エーデルガルトがリシテアと擬似姉妹っぽくイチャイチャし出してこの2人のペアエンドをみたくなったというのもあるんですが……。

過去の記事でも触れたように、異性との恋愛要素のあるゲームだとまだキャラに思い入れがない時点で異性のキャラをがんばって選ぶのがどうしてもしんどかったんですが風花雪月ではそういった不安やしんどさを全く持たずプレイできてすごい良いゲームだなと思いました。 百合展開を摂取したい気持ちで同性婚プレイも選ぶこともできれば、物語に馴染み始めてから特定の異性キャラが主人公とどう未来を歩むのか気になり出して相手に選ぶことができたりと、幅広い選択肢を持ってプレイできたのがかなり満足感が高かったです。(風花雪月の場合は先生のキャラがちゃんと確立されているので自己同一性をあまり感じずプレイングできるというのもありそう)

総括

こう振り返ると戦略シミュレーションゲームというよりかはがっつりシナリオゲー・キャラゲーとして遊んでいる感じがある……(実際早くストーリー追いたくて全部ノーマルでプレイしてまっていた)。

ただしすごい満足感はあって、高校生の頃に装甲悪鬼村正を半年以上かけて全ルート攻略した時の余韻と同じかそれ以上のものが得られた気がしている。村正のシナリオやキャラに対しても未だに強く思い入れがあるけれど、風花雪月に対しても同じくらい作品愛が持続していく自信があるぐらい良いゲームだった。

メインシナリオは全部見てはいるけども、まだまだ周回要素は楽しめる自信があるので時間ができたら触り出そうかなと思っている。さすがにハードぐらいは一回クリアしたいし、無双青ルートを先日クリアしてから本編もまたやりたい気持ちが湧き出してきている……。

無双に関しての感想もまた別エントリで書こうと思います。プレイすればするほど愛が高まってくるゲームってなかなか出会えないと思うのでやってみて本当に良かったです。

麻雀を再勉強したら思いのほかハマって2日半溶かした

数年に一回麻雀をやりたくなる周期があって、ちょうど連休で時間があったのでやり出していた。昔はMJモバイルというアプリでやっていたけれど今は雀魂という萌え萌えソーシャル麻雀ゲームが世に出てきたおかげでそっちの方で遊んでいる。

今までの麻雀経験の話

麻雀を知ったのは大学1回生後期の頃。サークルで麻雀好きな友人が何人かいて、家飲みをやるついでに宅麻*1をしようという企画が持ち上がり何度か開催されていた。他にも、麻雀サークルに通っていた友人に誘われて自動卓のある施設にも行って教えてもらった記憶もぼんやりとある。

どれも6,7年前ぐらいの話で、その記憶を頼りにしてネット麻雀を触ってみても基本的なルールを覚えておらず役を作れないまま負けまくっていた。具体的な例を挙げると、試しに鳴いてみようとするもののタンヤオか役牌の揃え方を覚えてなくて死ぬといったパターンである。

麻雀を再勉強してみる

ルールをほぼ全て忘れきっていることに気付いたので、適当な本を一冊選んで一から覚えることにした。 Amazon で良さそうな本を調べてみたところ以下の本が目に入ったので Kindle で買ってみた。

麻雀に対しては「役が色々ありすぎて覚えられない〜」みたいなイメージを抱いていたのだけれど、この本ではまずは最初に覚える3つの役として「リーチ」「タンヤオ」「役牌」を上げていて丁寧に解説されていた。その後に覚える役として「ピンフ」「メンゼンツモ」等の役を紹介していて、最終的にレア役に対して言及されていてこういう序列があったのか! と頭の中が整理されていった。

とりあえずそのページを横に見ながらゲームを繰り返すと役を覚えていって上記の具体例で述べたミスは全くしないようになった。そもそもリアル麻雀を友達とやっていた頃はちゃんと上がれていたはずなのでおそらく覚えていたはずなのだけれど、あまりにも忘れすぎててびっくりしてしまう。

本の中では役の説明の後にゲームが一巡するまでの解説・点数計算の説明・攻め守りの際の基本的なテクニックも紹介されていて一通り読むことで麻雀の解像度をかなり上げることができた。

再勉強した結果

基本的なムーブとして、牌を揃える時にできる限りドラを押さえておくこと・対戦相手がリーチをかけていたりテンパイになってそうな時は安全そうな牌を捨てて守りに入ることからまず意識し始めるようにしたところ、ロンされる確率が以前に比べて減り、アガった時には満貫や跳満も普通に取れるようになっていった。

今までは適当に役を作ってしょぼい点数を稼いでいたところから、意識的に高得点が取れるようになるとここまで気持ちが良いものなのか……とアガる度に脳から快楽物質が出ているような感じがする。自分の点数が低い時点から高得点でアガって一位になった時が恐ろしいほど気持ち良い。

プレイを重ねていく中で、点数が既に高くて逃げ切りたい時は鳴きをとにかく活用して早くアガる戦法を目にしたり、流局前にテンパイに揃えておくことでほんの少しでも点数を稼いだりする小技など、一つ一つの所作の意味を理解していくようになっていった。

麻雀の面白さ

先ほど述べたように高得点が出た時や逃げ切れた時の気持ちよさやもあるけれど、個人的には頭の回転をとにかく早くして牌の並びを整えていく時間もかなり好きな気がする。特に雀魂はリアル麻雀よりも時間制限がきついので短い時間で決断する必要があるのでその中でより良い選択ができた時が大変気持ち良い。

アガりやすさを考えるならリャンメン待ちを意識した方が良いのだけれど、思い切ってそれ以外の待ち方を試した時に成功した時もかなり好き。 こうやって改めて言語化していくと、麻雀の仕組みの各所に気持ちよさを感じてしまっていてこれは知れば知るほどやばいな……と感じてしまった。

まとめ

という感じで、上記に書いたことをやってたら2日半ぐらい溶けていた……。

これ以上のめり込むと他のことができなくなりそうなのでGW中はアプリを開くのをやめようと思いました。ここから更にやり込めばもっと段位が上がりそうな気がするけど大事なものを喪ってしまいそうな気がする……。

自分の手で麻雀に触れる代わりに、ピザラ雀やMリーグを見ながら作業しようと思います。(それで麻雀やりたくならないのか?という気もするけれど……) ピザラ雀は途中まで見たところ、解説の土田さんがもこうに対して色々ツッコんでいるのがめちゃくちゃ好き。

www.youtube.com

麻雀の熱がある程度落ち着いてきたら、お勧めされた科学する麻雀を読む予定です。

せっかく再勉強できて楽しさがわかってきたので麻雀好きの友人たちとも遊びたいな〜と考えていますがきっとみんな既にこの道を通っていて普通に強いんだろうな〜という予感がしています。でも遊んでみたい……。 そんなわけで、桐生あんずを麻雀でボコボコにしてみたい人もそうでない人もぜひ誘ってください!!!!

*1:家で麻雀をやること

HELLO WORLD 観た

GWに突入したことによるノリと勢いで NetFlix を再契約して観た。

hello-world-movie.com

ストーリーは一旦置いておいて、見覚えのある京都スポットが破壊されまくるシーンが大量に出てきたのが懐かしさと新鮮さが入り混じっていてよかった。鴨川と京都駅はよく見るけれど、出町柳駅前と201番系統のバスが出てきたのが個人的に懐かしさMAXだった。あの201番系統は3桁回数は確実に乗っていたはずで、作中の映像を通して捏造された記憶を見ているかのようで面白かった。京都は関係ないけれど髭男の知ってる曲が突然流れてきて青春っぽさを出していたのも印象的。

ストーリーに関してはまだどう受け止めたらいいか分からないけれど、電子世界にいる過去の自分に対して現実世界にいる現在の自分が介入するといったシチュエーションは大学時代に何か小説ネタを出そうとした時に思いついたものと近くてちょっとテンションが上がった。ただ、中盤にかけてテンションが上がったところで後半につれてどんどん難解になっていて追いつかない感じになっていた。話は追いつかないけど破壊シーンがたくさん出てきて楽しい〜と思っていたら終わってしまった。

観終わった後に感想記事を調べたところ、重厚感ありそうな考察記事が色々出てきたので繰り返し観て理解することで楽しむタイプの作品なのかもしれない。スピンオフとかもあるっぽい。ちゃんと原作やスピンオフ作品を追うまでのモチベーションはちょっとないのだけれど、考察記事は暇な時に読んでおこうと思う。

2021年クレしん映画「謎メキ!花の天カス学園」がすごく良かった & 歴代のクレしん映画ランキング

桐生あんずです。

ここ数週間は試験やら業務の方に気持ちを寄せていた結果ブログを書くタイミングを逃していた……。ただ、時間置くと書きたいことが増えてくるものなので書いていきます。 週報みたいに雑多に書こうと思ったんですが、タイトルで述べたクレしんネタの話で1000字くらいいきそうなので今回はそれで。

たまに Twitter でぼやいていますがクレしん映画を観る行為が趣味の一つと言えるぐらい大好きでスイッチが入ると過去作を延々と見返しています。

近年のクレしん映画はうえのきみこ先生脚本の話(カンフーボーイズ, オラの引っ越し物語等)がお気に入りで、担当された天カス学園は異様に前評判が高くて一体どんなものか逆に心配になっていたのですが想像以上に出来が良くてびっくりしました。

クレしん映画は年代によって結構雰囲気が変わっているのですが、近年のスタッフの方々はクレしん特有のギャグをちゃんと盛り込みつつも程よくシリアスや人間ドラマも綺麗にやろうとしてくれているのでかなりバランスが良くて好きです。

自分は主に水島努監督・原恵一監督のクレしん映画を子供の頃劇場で見ていた世代で、それはそれですごく良い体験だったのですがいつものクレしんよりシリアス要素が強めで子供目線だとほんのりと怖さを感じながら見てた記憶があるんですよね。親側のキャラクターが洗脳・誘拐・記憶改変等される描写見るの普通に怖くないですか?(と言いつつもヘンダーランドに異常にハマった時期があって、当時5回ぐらいレンタルビデオで見返してひろしとみさえの偽物の人形が襲ってくるシーンとか普通に見たりしていました)

そんな思い出を抱えつつも、近年のクレしん映画を見ていると思ったより怖くないんですよね。題材としてはゾンビパニックものやミステリーものなので一歩ズレたらシリアス度が高まりそうなんですがくいつものクレしんを維持しつつやり切ろうとしてるんですよね。

そんな感じで最近のクレしん映画(特にうえのきみこ氏脚本)はバランスよく子供も大人も楽しめる話作りを意識しているのが好感的です。ただ、最近の作品全てが100点!!という感じではない難しい塩梅で天カス学園もどのように感じるかかなり怖かったんですが想定以上のクオリティを出してきてホッとした流れでした。今後もうえのきみこ氏を推していきたい……。

歴代クレしん映画ランキング

最近公式が「#私の好きなしんちゃん映画」というハッシュタグを押し出していて、ぜひ参加したい〜と思いつつも子供時代見た作品と大人の頃改めて見た作品で印象がかなり変わってしまっていて決められずにいました。しかし天カス学園を経てクレしん映画への熱が新しいゾーンに入った感覚があるのでこれを機に頑張って決めてみました。ネタバレ多めなので履修予定の方は気をつけてください。

7位 ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん

ひろしが謎の組織に改造されてロボットになる話から始まるやつです。設定がとにかくずるいのでその時点で面白くなっちゃってるんですよね。

ただ、ネタバレを少し含んで述べると野原ひろしの記憶を持ったキャラクターに対してあの展開をやってしまうのは残酷すぎて真面目に考え出すとかなり辛い気持ちになって子供向けで押し出すにはヘビーすぎる要素を感じてしまいます。話中でも敵役に対して「あなたの一番の罪は、人の心をおもちゃのように弄んだことです!」と指摘するなど、その行為。分かった上で話を作ってはいそうですが素材はすごく良くてもクレしんでやるにはしんどすぎたな……と考えさせられる作品です。

サイエンスSARUの人たちが手がけたシュールすぎるラストの戦闘シーンは一見謎なんですけど、シリアス要素をできるだけ緩和してクレしんらしさを出そうとした結果な気がします。 話の重さに関しては思うところがありますが、記憶に残る映画であることは間違いないで紹介しました。

6位 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ

子供の頃に劇場で見たのをよく覚えてます。斉藤彩花さんが演じるつばきちゃんの声が本当に可愛いんですよね。天カスでもろろ役で出てきてくれたのも嬉しかったです。

あの終わり方はびっくりする間もなく幕を閉じてしまった印象で子供時代に見た時も驚いたはずなんですが、しんちゃんと同じように劇場から離れて日常へと戻った時に既にあの驚きは消えていってしまったような気がしています。 みんなが記憶を取り戻してから列車で闘うシーンは見ていてすごく気持ち良いんですが、それまでの展開が重すぎて苦しい……。苦しいんだけどたまに見たくなってしまいます。

あと、最近 SHIROBAKO の映画版を見た時話の構造がカスカベボーイズ的だなと感じて懐かしくなりました。ネットで賛否は多い印象ですが水島努監督らしさが色んな意味で詰まっている面白い作品だと思っています。

5位 嵐を呼ぶジャングル

子供の頃初めて劇場で見たクレしん映画はこれでした。今見返すと敵役が猿を使役して大人達を誘拐して洗脳アニメを作らせたりしながら国家形成をやろうとしているのすごいシナリオだなと思います。

かすかべ防衛隊のサバイバルシーンやアクション仮面の戦闘シーンなど見どころがかなり多くて全体見通して飽きない作りになっていて大人になってからも好きな作品です。

4位 オトナ帝国(同率で嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦)

同率ってなんなんだよという感じですがオトナ帝国のことを考えるとセットでアッパレ戦国についても考えてしまうんですよね。 どちらも原恵一監督が手がけた作品で、とにかくシナリオの強度がすごいです。

何度観返しても特定のシーンで必ず泣くぐらい心を揺さぶられるんですが、たまに挙がる「これをしんちゃんでやる意味はあるのか?」という意見にも少し分かる所があって全肯定するのはちょっと難しいと思ってしまうめんどくさいオタク心があり1位にしづらいめんどくさいオタクになってます。

そういえば父親が「意外としんちゃんの映画ってよくできてるよね」と何度か話してたんですが、ここら辺の作品のことなんだろうなと思ってます。色々書きましたが、オトナ帝国を子供の頃に一度観てから大人になって改めて観るとやはり何かを思わずにはいられないです。

3位 暗黒タマタマ大追跡 (同率で電撃! ブタのヒヅメ大作戦)

また同率かよという感じですが、実はこの2作品は大人になってからちゃんと観た作品でどちらも全体通して面白すぎてびっくりしました。この2作品のおかげで大人になってからクレしん映画を見返す趣味が誕生したかもしれません。

この世代のクレしん映画はカッコかわいくてちょっとセクシーなお姉さんキャラを映画ヒロインに立てる流れが定番と化してきてそれも好きな要素です。 暗黒タマタマの方はしんちゃんがお兄ちゃんになりたての複雑な心情も描いた上で成長を見せているのも印象的でした。

2位 ヘンダーランドの大冒険

正直3位群の作品と1,2位は同じレベルで好きなんですが、収拾がつかなくなるのでヘンダーランドを2位にしました。

先ほど書きましたが、子供の頃にヘンダーランドを何度も見返すぐらい好きで大人になってからも大好きな作品です。 子供目線で見ても不気味な描写が多々あるんですが、なぜかトラウマにはならずずっと繰り返して見ていました。しんちゃん映画ヒロインの中でもトッペマが一番のお気に入りです。

暗黒タマタマはしんちゃんがお兄ちゃんらしさを見せていく作品なんですが、それと対照的にしんちゃんがまだ一人っ子的な雰囲気が強くちょっと怖がりな性格として描かれている気がします。まぁでも、5歳児が親が拉致されて1人で遊園地に救いに行かなきゃいけないってかなりえぐいシチュエーションですね……。

クレしん映画、序盤から進んで人助けを行うわけではなく組織の陰謀等に巻き込まれた結果しんちゃんが勇気を出して「○○をお守り/お助けするゾ!」という流れが形成されるパターンが時折見られるんですがヘンダーランドは完全にこのシチュエーションな気がしています。

1位 爆盛! カンフーボーイズ ~拉麺大乱~

何を1位にするかめちゃくちゃ迷いましたが、その中でカンフーボーイズを選びました。 天カス学園の脚本を手がけたうえのきみこ氏が関わっており、先ほど言及した近年のクレしん映画の良さが詰まりに詰まった映画だと個人的に思っています。

しんちゃんの天才性に対してマサオくんや映画の重要人物が苦悩する展開など、その他にも今までのクレしん映画にありそうでなかった展開を色々混ぜ込んできて新鮮味を感じつつも話の軸はブレずに最後まで楽しめた作品でした。ぜひ一度は見て欲しい作品なのでネタバレ控えめで感想を終えます。

まとめ

正直まだ書きたいことが山ほどあるんですがまとまりがなくなりそうなのでこれで一旦締めます。もしGW中に時間がある方は NetFlixクレしん映画の履修をぜひやってみてください。