桐生あんずです

日常やプログラミングについて書いています。

デジタルパーマをかけたらオタク女の髪型をやめることができるのか

お久しぶりです。今日は美容院に行ってきました。

今回はとある野望を果たすためにかなり前から美容院を予約していました。

その野望とは…中高生(オタク女)な見た目から脱却することです!!!

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本来、直毛気味で定期的に縮毛矯正をかけていた事もあり自分は中学校の時から黒髪ぱっつんストレートで通していました。時期によってはボブになったりロングになったりしてきましたが、大抵当時の友人たちからは、

「小学生に見える」(中学・高校の友人)

「日本人形とか市松人形っぽい」(高校の友人)

ちびまる子ちゃんの野口さんに見えた」(高校にいたヤンキー)

「平安美人」(中学の時好きだった男の子)

など、それもう髪型以外の見た目の要素も関係してない?と地味に傷付きながら、厳しい校則や自己肯定感の低さにより茶髪やパーマにする勇気はなく中高時代を過ごしていました。

参考画像

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大学に入ってからは、勇気を出して茶髪にしたことで、大学の一部の人たちから好評を受け調子に乗ってどんどん色を明るくしたところ、色素が薄くなって一部分だけ金髪になったり髪質がキシキシになり始め、終いには地元の友人に「田舎のヤンキー感ある」と指摘を受け、茶髪に飽き始めていた事もあり黒染めをしました。

 

もうある程度のメイクやまつエクを覚えた事もあって、昔みたいなことは言われることはそこまでないだろう…と思っていた矢先のことでした。

去年の10月頃にゼミの同期の人と地獄少女のアニメの話で盛り上がっていたところ、

 

「○○さん(私)も地獄少女みたいな見た目だよね!」

え、あ、マジか…。日本人形ルックな見た目は変わりなかったらしい。自己分析が足りていませんでした。

 

その後、12月に東京に行った時もガールズバーの女の子に「高校生かと思った〜」と言われノンアルコールドリンクを出されたり、友人からは「大学生に見えないし市松人形っぽいよね」と追撃を喰らいました。

 

その後、どうしたら中高生オタク女の見た目から脱することができるのかずっと考えている間、年明けにオタクサークルの後輩と久々に出会うという出来事がありました。

なんと純朴な田舎青年の見た目だったオタクの後輩が、映画版『何者』の岡田将生似のサブカル男子に変身していたのです。

どんな事があったか詳しく聞くと、成人式に備えてイメージチェンジをするために美容師の人に「山崎賢人みたいにしてください」とお願いしたところ、

デジタルパーマなるものをかけられその後普通のメガネを丸眼鏡にしたことで、オタク的な見た目からサブカル男子へと変貌を遂げた模様。結果的に山崎賢人になったかは謎ですが、かなりのイメージチェンジに成功していました。

パーマをする事でここまでオタクを変えることができるのか…!という衝撃を受けました。

この話により、パーマに対する私の関心が爆上がりしました。

今まで私の中でパーマとは高校の文化祭で染髪を禁止された為にクラスカースト上位の女子たちがこぞってパーマをかけたことで逆に没個性になっていたことや、ゆるふわな感じのギャル系モデルがとりあえずかけてるイメージくらいしかありませんでした。

 

いとこの結婚式が近い内にあることも加え、イメージチェンジを図る為に、美容院でとりあえずカラー・パーマを予約しました。(ここまでが導入部分です、長くてごめんなさい)

 

まずはカラーをする為にアッシュブラウンぐらいに染めてくださいとお願いすると、

美容師さん「この前黒染めしましたよね?だからあんまり染まらないかも…。あと縮毛矯正もしたあとがあるからパーマかけてもあんまりかかんないかも」

最初の段階で野望が崩れ落ちようとしていました。

私「じゃあせめて、重い感じになってるのを変えて欲しいです。前髪とかも重たいと思うので軽くしたいです」(直訳:オタク女的な見た目から脱させてください)

美容師さん「う〜ん、せっかくカラーもパーマもしたくてきたのに何もできないのは可哀想だからデジタルパーマかけようか!」

私「ありがとうございます!(デジタルパーマがどんなものか分からんけど!)」

 

早速シャンプーしてもらい、数分後…

 

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脳改造手術みたいなのが始まろうとしていました。頭重たいし、なんかめっちゃコードみたいなの付けられてる。オタク的な見た目から抜け出す為には脳改造からしなければならないのか…と考えながら、電気熱の暖かさを感じていました。

 

美容師さん「デジタルパーマかけると最初超くるくるするけど失敗したわけではないから心配しないでね!最初みんな目が点になるけど!多分超びっくりするよ!」

美容師さんから事前に宣告?を受け、言い方がツボに入ってしまいちょっと笑ってしまいました。最初はかなりくるくるするらしい。

解くまでの待ち時間、他の美容師さんからも「ほんとびっくりするからね〜」と言われました。

 

解くときがやってきました。

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美容師さん「ね!めっちゃくるくるでしょ!サザエさんみたいになって面白いよね〜」

私「え、はい(何度も言われてくるとつまんないな…)」

 

よくわからない液体を塗りたくられると、くるくるが収まりました。

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カットの作業が始まり、ふとした考えが浮かんできました。

(これ、欅坂46平手友梨奈ちゃんみたいにしてくださいって言いたくなってきた…)

私は美容院でカットをする時に、好きなアイドル(声優) の写真を美容師さんに見せて「この子みたいにしてください」 とつい言いたくなってしまうことがあります。

過去の例を挙げると、前髪を切るとき上坂すみれの写真を見せてぱっつんカットをしてもらったりしてました。結果的にそこまで変にはならなかったけど後から恥ずかしくなりました。

最近ではゆるめるモ!のあのちゃんの写真を見せてカットをお願いしてました。

 

後から考えたらチョイスがオタク女のソレすぎて恥ずかしくなる事は分かっていても、ついリクエストしたくなってしまう癖があります。

私「あの…欅坂46平手友梨奈ちゃんって知ってますか…(写真を見せながら)」

美容師さん「うん、知ってるけど?」

私「あ、この子の髪型可愛いですよね〜でも黒髪ボブってほんと可愛い子しか似合わないですよねーハハハ…」

美容師さん「まぁねー、でも可愛くさせるのが僕らの役目だから!」

私「アッありがとうございます」

耐えた結果謎のコミュニケーションになったけど美容師さんの優しさに救われました。

 

その後ムースをコネコネされ、ボリュームをつけた結果、

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 こんな感じになりました。

ちなみに行く前です。(右)変化が分かりにくいというコメントがあったら凹みます。

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縮毛矯正をしてあったこともあり、強くかかったわけではありませんが、ストレートゆえの中高生っぽさや日本人形っぽさは多少薄れた結果になったと思います。

私のイメチェンしたい意思に真摯に向き合ってくれた美容師さんには本当に感謝です。

次はセミロングぐらいになったときにまたパーマをかけてみたいです。

 

余談ですが、私が美容院に行っていたとき実家の犬も美容院に連れてかれていました。

行く前

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行った後

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目が見えないだけで印象変わりすぎな気がします。

 

 

 

東京備忘録

25日〜27日の間、東京に遠征に行ってました。現在新幹線に乗ってブログ書いてます。京都にまで着く約2時間暇すぎるのでここ数日何をしていたか簡単に記していきます。

 

25日

昼 原宿に行く 

クリスマスだったからなのかJKのグループが無限にいた。同行している子とせっかくだから原宿女子的なことをしようということで、竹下通りで買ったクレープを持ちながらプリクラを撮りました。

(もちろん食べ物持ち込みOKなところです。というか持ち込みNGなところってどれくらいあるのかな)

選んだプリクラの筐体機から乙女ゲーチックなアナウンスが流れ始めてビビりました。しかも諏訪部順一ボイス。スタイリッシュタフガイやんけ。

竹下通りを散策していると、可愛いの魔力にやられてあっという間に出発時刻が迫ってしまい、本目的であるプリズムストーンは10分しか寄れなかった…。

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 幼女が店の中にある小さなステージで曲に合わせてダンスを踊っててめちゃくちゃ可愛くて気が狂いそうになりました。そばにいた両親はiPhoneでビデオ撮影してた。

私もあと10年くらい生まれてるのが早かったら子供にプリパラハマらせてコスプレとかをしてもらうエゴの塊になっていただろうなと時折思います。

 

戦利品は黒須あろまのグッズです。オタクなので特典のステッカーをパソコンに貼りたいなと考えています。

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それから明治神宮前駅まで向かい東京メトロなどを使いライブ会場がある舞浜へと向かう。道中、人間が多い&連続的な乗り換えにより気が狂いかける。東京はほんと魔境や。

 

プリスマスライブ

ライブに同行していただける大学の人たちとも合流でき無事ライブに参加する。

プリパラ好きの方はTwitterの方も参照にしていただきたいのですが、ほんとに最高のライブでした。i☆Risちゃん達もいつも通りキレキレのダンスと歌で良かったのですが、今回はPrizmmy☆ちゃんが3月31日に解散という事もあり、感慨深い想いが湧いてしまい、最初に行われた彼女たちのライブの時から涙腺にきてしまいました。

前回も参加されていた方や、今回初登場の声優さんたちみんな声が安定していすぎてビビりました。

山本希望さん、斎賀みつきさん、上田麗奈さんは特に喉からCD音質のレベルで感動してしまった。

オムオムライスとワンダプリは聴いてて幸せな気持ちになりました。ノンシュガーもみんな声の相性が良いのかすごく音がハマってて何度も聞きたくなるライブでした。

アラウンドザプリパランドは、そふぃとシオンの掛け合いのところがカッコよすぎて恐ろしさすら感じました。

 

26日深夜

ライブも終わり、舞浜にあるサイゼでご飯を食べ、その後は西千葉にある先輩のお家に上がらさせていただきました。

その間、総武線に乗ってる時に謎の人間たちに出会いまくって焦る。

https://twitter.com/anzu_mmm/status/813023877727035393

 

西千葉に降りた後もタクシーの運転手も赤信号無視して良いからはよこっちこいと手招きしてきたりと、めっちゃ困りました。

先輩と無事出会えた後は、半額だったクリスマスチキンを食べたり、先輩が授業で作った教育アプリでオタク女のファッションを考えたり、デイリーポータルの自由研究に投稿する記事やコミケの記事についてネタを編み出し合うなどして、気付いたら自分の方は寝ていました。(先輩は1限にTAの用事があるため徹夜されていた)

そういえばここでサンタピカチュウに出会えました。なのでポケモンGO休止します。

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26日昼

先輩と別れてからは、阿佐ヶ谷、高円寺へと向かい、サークラ界隈(?)でずっと会いたかった方とオフをしてきました。

古本、古着を買ったりカフェでお話したりすごく幸せな時間でした。心理学や精神医学の話とかも色々できてとてもタメになりました。上坂すみれのスタイルブックを布教してきました。(実は1日目一緒だった後輩にも布教している)

 

26日 夜

それから、浅草に移動してなんだかんだ付き合いが長いネトゲの友人の人たちともんじゃ焼き食べる。だが胃が終わっていたのであんまり食べれなかった。

秋葉原に移動した後に男装喫茶で食べたアイスが結構美味しかったです。

店員の女の子たちから「超不思議ちゃんだよね〜」との評価をいただいた。10%くらいはマイナスの感情が込められている声のトーンで言われました。

友人たちは自分のことは完全に親目線で接してくるので、言いたい事とかをズバズバ言ってくるのですが今思うとこちらも色々言っていた気がする。(2人で沖縄に行った話をされたのでその行いはゲイカップルにしか見えないとか言ってしまった)

30代独身で結婚願望がほぼない人の話を聞くのは、自分が興味ある分野的にも中々貴重な体験なので色々聞いてしまったんですが、

安定した仕事しつつ、ネトゲとお金で買える女の子遊びとたまに旅行に行く生活をするだけでもう満足みたいなことを話してて、しかもそれをどこでも一緒で遊べる気楽な同性の友達とやっているから、それは確かに結婚しなくても幸せなのかもなあと思いました。40代になったら海外旅行して外国人と一度はしてみたいとか話していた。なるほど。

 

私の進路に関しては「女の子だから結婚が主軸になりがちだよね」とコメントをされたのですが、まぁ、そういう人もいるけど、今の時代はウーンどうなんだろと心の中で思ったり。

私がやりたい職業の1つがその友人の職業と同じ業種なので、それに関するアドバイスをもらう事があったりと今後も長い付き合いになってしまいそうだなという予感がします。

ただ恒常的に会うとかじゃなくて、会う事自体が1つのちょっとしたイベントの感覚なのでまたしばらく会う事はなさそうです。

帰り際に八つ橋あげたら喜んでくれました。

 

26日深夜

さあ東京駅のネカフェに泊まって朝まで過ごすぞ!となって東京駅まで行ったのは良いものの、ほぼ満席で、個人席もなかったので結局秋葉原の女性専用ネカフェに行きました。

最高の宿(自分の中では)なので、東京で泊まるところに困った女の子はぜひここに行こう!!

http://www.kaikatsu.jp/shop/kanto_6/5821.html

 

27日朝

そんな感じで8:30発の新幹線に乗って帰ってます。

なんだかんだ良い旅でした。

 

 

 

『この世界の片隅に』感想(微妙にネタバレあります)

今週は、『この世界の片隅に』がついに公開されたので月曜日に1回目、その後すぐに原作を買って読み、木曜日に2回目を見に行ってきました。

 

京都では、洛外にあるイオンシネマ桂川でしかやってないということにまず驚きました。

普段映画を見るときに利用する京都駅のイオンにあるTジョイ京都や河原町にある河原町MOVIXではやっていないのです。予告はやってたのになぁ。

 

とりあえず思った事を書いていきます。

 

能年玲奈は最高

 

この映画を見ようと思った動機は、まず能年玲奈さんの声が聴きたかったからというのがあるんですが、映画が始まって彼女が演じるすずさんの声が聴こえてきた瞬間に目頭が熱くなりました。

ああ、能年玲奈が演技をしている〜〜〜〜!!正直未だにあまロス(能年玲奈主演、2013年の朝のNHK連続ドラマ『あまちゃん』が終わって喪失感を覚えている人達のことです)にかかっている人間にとっては、まずこの瞬間で涙が出てくると思うんですが、どうなんでしょうか。

能年玲奈ちゃんの演技を噛み締めているうちに分かることがあります。この映画の中での能年玲奈の演技は、「広島生まれで呉にお嫁に行ったすずさん」であるけれど「北三陸の天野アキちゃん」では絶対にないのです。

声質は一緒なので、劇中の彼女がとある物事に怒り出すシーンなどはあまちゃん25週目145回で、アキちゃんが北三陸の人達にお座敷列車のイベントを「真剣にやってもらわないと困るんだ」と本気でキレるシーンのときの演技を彷彿とさせました。

でも、それは「天野アキ」の怒りであって、劇中の「北條すず」の怒りは、形容が全く違うんです。

声が同じなのに、こんなに違うものになるのかと思いました。

劇中で、能年玲奈が演じるすずさんは様々な表情を見せてくれます。

ちょっとおとぼけな女性で可愛いなぁと思ったら、周作さんとキスするときはほんと色気があってびびる。これに関しては演出の方がなせる技だと思います…。

あんまりネタバレをしたくないので言えませんが、幼馴染の水原さんとの関係性も好きです。周作さん演じる細谷佳正さんや水原さんを演じていた小野大輔さんって優しい演技をする時は本当に優しい声質になるなあと感じました。観てるこっちまでドキドキしてしまう。

 

■徑子さん本当に可愛い

 

周作さんの姉であり、すずさんの小姑にあたる黒村徑子さん。初登場時は、ちょっと「いけず」なお姉さんという印象を受けますが、彼女のバックグラウンドを知っていくうちにどんどん好きになりました。カットされてしまった原作のエピソードでも本当に可愛くて優しい人なんだなと分かります。

彼女はすずさんの事は嫌いではないんですよね。後半になっていくうちに、すずさんと徑子さんの関係性はすごく特別なものへと変わっていき、「これは百合なのでは…」と百合センサーがガンガン反応していました。

彼女の雰囲気や生き様は、全く被るとも言えませんが、ちょうどあまちゃんの後にやっていた朝ドラの「ごちそうさん」に登場する、主人公のめ以子さんの小姑である和枝さんを思い出しました。

彼女も、かなり不幸な過去を背負う女性ですがそれでも淡々と生き、主人公のめ以子に人生の教訓を植え付けていきます。

この2人を見ていると、昭和のツンデレ小姑って本当に萌えでしかないよな…と感じてしまいます。

原作未読の一回目の時でも、徑子さんが出てくるシーンは印象深く、泣いてしまうシーンはかなりあったのですが原作を読んだ二回目は更に心を締め付けられ、徑子さんが大好きになってしまいました。

 

■戦争は確かにテーマの1つでもある。でもメインテーマはやはり「日常」なのである。

 

第二次世界大戦時の呉が舞台であることもあって、すずさんたちの生活は戦況が悪化していくごとに捻じ曲げられていきます。

だけど、劇中では「辛い」「悲しい」といった感情が過度に表現されることは絶対にありません。

「それでも生きていかなきゃならんのです」と、毎日すずさんたちは家事をやり、周作さんたちは仕事に出かけて行きます。

この世界の片隅に」の魅力は、声優さんたちの演技や、素晴らしいキャラクター像も関わっています。

だけど、この物語の本質的な魅力は淡々と描かれる「日常」だと思います。

この作品は、感情に直接訴えてくるような話の造りをしている訳でもないのに、見ているとなぜか涙が流れてきます。

すずさんたちが淡々と生活をしているだけなのに、不思議と心に訴えてくる何かがあるんです。

ネタバレ的な話にはなってしまいますが、この物語に登場する人物は全員幸せになる訳ではありません。

物語が進んでいく中で、とある人物があっという間に死んでしまったり、戦争に行ってしまった人に奇跡が起きて生きて帰ってくる訳でもないです。

それでも登場人物たちはその事実のみをただ受け止め、ただ生き続けます。

 

■まとめ

2回目を観終えて、やっと自分の気持ちを文章にできるようになったと思います。

1回目を観たときは、呆然としてしまい泣きすぎて息絶え絶えになりながら帰ってきました。すぐに「原作を買わないと…!」という使命感に駆られ、TSUTAYAで上中下巻を購入し、その3日後には気付いたら桂川にいて2回目を観に来ていました。

あまり書けませんでしたが、劇中では素晴らしい演出が沢山あり、何度も観たいと思わせられてしまいます。たぶん年末までに3.4回目も行ってしまう気がします。そんな映画です。

 

 

最後に言いたいことですが、

 

「京都は早く洛内の映画館でやれ」

 

よろしくお願いします。

 

最近あったこと 夏休み編

夏休みですね。

9月に入り残暑が続いてますが以前よりは過ごしやすくなったと思います。

あまり更新できていなかったのでリハビリがてらに先日の記事に続き、夏休み中あったことを書いてみようと思います。

 

・長野でジムの筋トレとホットヨガにハマる

ホットヨガにちょっとハマりました。

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※ヨガにハマるとこういう事がドヤ顔で言える機会があるかもしれません。女子力マウンティングしたい人にオススメです。

 

私が通っていたホットヨガの流れを説明すると、まずジムに設備されているヨガマットとタオルを持ち込んで岩盤浴室に入ります。

その部屋では普通に岩盤浴するのも可能ですが、時間になると先生が来てホットヨガの指導をしてくださります。

ホットヨガ中はとにかく汗をかきます。40分の間で500mlペットボトル2本を一気に消費するぐらいは汗をかきます。

そのように汗をめちゃくちゃかくことで、代謝も良くなり肌も綺麗になるので良いことがたくさんあるみたいです。

ちなみにヨガの方ですが、最初は姿勢がダメでも2.3回目ぐらいには慣れてきてちょっと綺麗な姿勢でポーズをとる事ができるようになります。慣れって大事。

 

実家にいた際はほぼ毎日ジムに通っていたのですが、筋トレの楽しさを知れました。

ちょうどその時期によく見る漫画サイト「マンガワン」で筋トレと萌えが合体したような「ダンベル何キロ持てる?」という漫画(http://www.urasunday.com/dumbbell/index.html ←ここからでも読めます)が連載され始めたのですが、

この漫画で紹介されている筋トレ方法を参考にしながらトレーニングするとなおさら楽しいです

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エロいし(筋トレ的な意味で)実用的な漫画です。筋トレしたい方はぜひ読みましょう。

 ・プリパラカフェに行った

アニカフェに行ったのは初めてでしたが、予想以上のクオリティでした。店員さんたちがメニューをそのままちゃんと読み上げるのが面白かったです。

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2回行ったのですが無事黒須あろまちゃんのアクキーを手に入れたのでよかったです。ご飯もおいしかった。だがモナカ、お前は許さん。

 

津田大介先生の講義を受ける

長野から京都に戻ってきてすぐ夏季集中講義がありました。

コンソーシアム授業を取っていまして、4日間京都造形大学に通ってました。

実はこの講義の初日まで先生が津田大介さんであることを知らなくて、それが分かった瞬間めちゃくちゃビビりました。

テレビやニコ生で見たことしかなく、最初はどんな人か分からず恐る恐るお話を聞かせていただきましたが、お話も上手くてちゃんと個人個人の生徒に親身になってくれる本当に良い先生でした。4日間の間、編集者として必要なことは何かということをずっと語っていただき、時には有名な編集者の方を授業にお招きして、その方に直接質問させていただけるという機会にも恵まれました。

3日目の授業後には飲み会にも参加することができ、業界の人の裏話的な話を耳に挟むことができたり、飲み会に一緒に参加した他大学の学生の身の上話(大部分は恋愛とか下ネタ話ですが)を聞くことができたりと、普段だったら絶対体験できないような時間を過ごすことができ、この講義をとって本当によかったと思いました。

編集職に就けるかどうかは難しいところですが、自分の進路に対して明確な道を紡いでいく一歩には確実になったと感じるので、この経験を忘れず頑張りたいなあ。

 

また、造形の方とも仲良くなることができて、造形の企画があるときに呼んでくれるとの事なので今後も交流が楽しみです。

 

・シンゴジラ見た

シンゴジラ見ました。いつぞやのポケモンGOブームかのようにTwitterでも街中でも「シンゴジラ見ました」報告に溢れていて心中穏やかではない中、映画館に足を運びました。

映画が始まるまでは、別に流行を追うために見るんじゃないんだからな!!!という気持ちでしたが、実際めちゃくちゃ良かったです。

 

というのもゴジラに関しては正直な話、幼少期に劇場版ハム太郎と同時上映でやっていたメカゴジラしか見てないんですが、破壊シーンとか犬がダンボールに入れられて流されそうになるシーンが見てて辛すぎて途中退室した覚えしかないんです。

そんな記憶しかない人間がゴジラを見ても大丈夫なのかと思って心配していましたが、その心配は杞憂に終わりました。

ゴジラの登場シーンや破壊シーンとかの映像もすごいんですが、会議シーンとかオタクとかはみ出し者たちが対策案を考えるシーンが個人的に見てて楽しかったです。

 

吉田寮に潜入しました

先日、学部の友達と吉田寮に潜入してきましたf:id:kiryuanzu:20160907064249j:image

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予想以上にジブリ感ありました。あとチャボとかニワトリとか猫がいた。ニワトリはいつか食べられてしまうんでしょうかね。

そのあとは京大にあるレストランで日替わりランチを食べました。コスパが良いメニューが多いのですごく好きです。

 

あとはTosにハマったとかアイカツシリーズにハマったとか色々あるんですが書ききれないのでこれで終わります!!!

9月中に劇場版同性愛が見れたらなと思います。まだやってるのかな。。

 

世界性の健康デーなので性にまつわる講演会に行ってきた話

先日、「性と神話」というセクシュアリティ系の講演会に行ってきました。

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9/4は世界性の健康デー(World Sexual Health Day/略称:WSHD)とされていて、性の分野の国際研究者組織である”性の健康世界学(WorldAssociation forSexual Health/略称:WAS)”が2010年に制定した記念日らしいです。

普段見過ごしている「性の健康」を改めて考えて推進する日とされているとのこと。

 

そのような記念日が制定されている9/4に合わせて、世界性の健康デー2016実行委員会が主催されたイベントがこの講演会です。

 

そこでは、4人の方がそれぞれ専門的なトピックに合わせて講演をしてくださりました。

とりあえず適当にレポートしていきますが後半になるにつれ生々しい話がどんどん出てきますのでそれが苦手な人は注意してください。

 

最初の方は京大の院生の方で、「性と神話」について語ってくださりました。

神話と言っても、ギリシャ神話などの古代神話の話ではなく、「信じられているけれどそれに足る根拠のないもの」といった語法で使われている神話(例:エレベーター安全神話 )という言葉を用いて性に関する事柄を説明していくという話でした。

 

ひと昔前は、ロマンティックラブイデオロギー(恋愛→結婚は直接結びついているといった幻想)や男性らしさや女性らしさを押し付けられるといったジェンダーバイアスが根拠がなかったとしても神話として信仰されていて、『恋愛→性愛→結婚→生殖』といった流れを支えており、恋愛結婚というマジョリティーの人々が理想とするような至上の現実に駆り立てる加熱型の神話として顕現していたと述べられていました。

ですが、現代社会において『恋愛→性愛→結婚→生殖』の流れは分離するようになり、かつ性の多様性が認知されるようになったのでそのような神話は解体されたとされています。

(個人的にはそういった思想を持った方々は依然としているので完全に解体されきってはいないと思いますが、昔よりは緩和されたとは自分も思います)

 

既存の神話は権威喪失され、新しい神話が生まれ始めていることを述べられていました。

具体的に説明すると二次元コンテンツやアイドルといった「理想化された性」が信仰されるようになり神話となっているとのことです。要するに現代のオタク文化の台頭を示しているのだと思います。

さらに具体的な神話名をあげると、

処女厨

•バブみを感じてオギャる

•モンスター娘

この言葉だけ見るとバラバラだなあと言う感じですが、総じて言えるのはデータベース的に消費されるという所謂「シチュエーション萌え」や「属性萌え」といったコンテンツを上げています。

彼は東浩紀が『動物化するポストモダン』で述べられていたデータベース的消費についての事柄を引用されていて、(長くなるので詳しいこては省きますが)今の若者は連続的なストーリーが存在する物を消費するよりかは、上であげるようなシチュエーションや属性といった個々のコンテンツを消費し続けていることを述べられてました。

そういった『神話』は、一昔前の人々を恋愛意欲に駆り立てる加熱型の神話ではなく、仮想的な構築物であり至上の現実から逃避させる冷却型であると主張されていました。

最後に、今の若者は、恋愛の現実的な面に幻滅しながらも現実へと還るか、おたく的コンテンツである「神話」に陶酔し現実逃避するかの選択を強いられているという話で終わりました。

 

長文になりそうなのであまり深い言及は抑えますが、確かに「理想化された性」の存在は神話的存在とも言えるだろうなと思います。また、それは2次元に限らず、現実の恋愛においても言えることだと思いました。(好きになった相手や憧れの感情を持った相手を勝手に自分の中で理想化し実際の本人からは大きく乖離させてしまうことも「神話」と言えるかもしれません)

 

人間は無意識下の中にあっても神話に頼りながら生きていく生き物なのかもしれません。知らんけど。

 

2人目、3人目の方々は有名な医療研究者の方で、コンドーム•ピルなどの避妊具の存在意義について語ってくださりました。正直に言ってしまうとこの講演会の中でこのお二人の話が個人的に聞いてて1番楽しかったです。自分の知らない話もたくさんあって勉強になりました。

 

お医者さんなので堅い方かなあと思っていましたが実際はとてもフランクな方たちで、セックスについて楽しく語っていてシュールながらも面白かったです。

 

彼らのスタンスは、「避妊することを強制するわけではないけれど、避妊したいのならこうするべきだよ」といったもので、

自己の正義はあるけれどそれは他者に強要するつもりはないといったもので、ジェンダー系の話題になるとどうしても起きてしまうちょっとめんどくさい質問が来た際も「それはあなたの思想の自由であるし私から批判する事はしません」とのようにサラッと述べていたのが印象的でした

 

セックスの問題性を上げられていた際に印象に残ったのは「たとえ危険であったとしても、ついセックスをしてしまう人はただ単純に快楽を欲しているわけではなく、自己肯定感が低いがためにセックスすることで得られる他者からの承認が欲しい人です」という主張でした。

その主張では現代社会の生き辛さの背景にも述べられていて、居場所がない人や他者との関係性を求める人ほど、強い繋がりを得るために不特定多数の他者とのセックスを求めてしまうのだとか。

この考え方には大変同意ですし、ただセックスに対して快楽だけではなく、心理的な問題についてちゃんと述べられていたことにこの道のプロなんだなあと感心させられました。

 

最後に、講演者の方が「性に関しての話題はどうしてもタブーになりがちですがいずれはコンドームに対して寛容な社会にしたい」とおっしゃられていて目の前にいた聴講者の女性にコンドームを配られていてなんだかすごい光景でした。(女性側も「コンドーム欲しいです」と返答されてもらっていたので決して強要したわけではないです)

ちなみにパンフレットにもコンドームは入っていたし、世界性の健康デーだからかもしれんけどコンドーム尽くしすぎる。

 

講演が全て終了した際には、抽選景品会が始まりました。

正直、インパクトに関してはこれが1番デカかったです。

主催者であるらしい司会のお姉さんがイキイキとしてとても可愛らしかったです。ホリィセンの知り合いの方っぽかったので、終わった後にちょっと話しかけてみてもよかったなと今現在後悔してます。

 

あんまり生々しく述べるのもキツイのでマイルドにお伝えしたいと思いますが、年齢性別関係なしに、当選した人順に大人のおもちゃが景品譲渡される光景はなかなかにシュールです。

TENGAエッグが老夫婦に譲渡される場面とか個人的に記憶に残ってます。

中にはかなり高額な大人のおもちゃが譲渡されていてあれ無料で貰えるのはかなりコスパ良いよなあと眺めてました。

ちなみに私は当たらなかったです。というかもらってしまうと置き場とかに困るので当たらなくて良かったのかもしれません…。

 

横のオタクがイロハ(知らない人は調べよう!)をもらっていて「自分では使えないからね 友達にプレゼントしようかな〜」とボヤいていて、心の中で『それは乳首に当てるとかにも使えると思うから自分で使ってもいいと思いますよ』とアドバイスしました。さすがに言葉には出してませんよ。

 

ここまで性のネタに関して開放的な場に来ることはあまりなかったので新鮮な場だったなあと思います。

普段はタブーになりがちな性の話題ですが、この場に来たことは少なからず性に関しての興味があることは明らかですし、リラックスできる良い場だったなと思います。

様々なことを知れたり、面白い体験ができたので行って損はなかったと思いますしこういった性に関する講演にまた行けたらな良いなという気持ちです。

以上そんな感じのレポートでした。

 

春休みが始まっている

つい数週間前から春休みが始まっている。

最近Twitter以外で文章を書こうという気分になってきたので、自然とこちらのブログでも何か書こうかなという気持ちが高まってきて書き出してみた。
とりあえず最近あった事を述べていきます。

・キンプリを2回観た
たぶん人生で初めて、同じ映画を観るために映画館に2度足を運んだ。まだまだ見足りない部分が多いのであと1.2回ぐらい観たい。できるなら無限に観たい。明日も応援上映会がTジョイ京都であるらしいので観ます。サイリウム買えば良いんですか。3000円ぐらいは出さなきゃなんでしょうか。
2回目はプリリズをまだ見た事のない初見の友達と観たんですが「カロリー指数が高い映画だね」だと評していた。分かる。
でもプリリズを見てる側だとなぜか初めから泣き笑いしながら見る羽目になる。意味わからんけど本当に泣き笑いしてしまう。あと、タイガくん可愛い〜〜ああいうシコれる系キャラ本当に良い。でもシン君から感じるプリズムの煌めきにトキメキを感じずにはいられない。
明日の応援上映会がとにかく楽しみすぎるのでちゃんと体調整えます。どんな異空間が広がってるのか気になる。

・充光館でプリリズDMF鑑賞会した
プリリズネタで続けます。
今回自分は途中参加でしたが、サークルの方が学内のシアターでプリリズ上映会を開いてくださったので喜んで見に行きました。
DMFはグレイトフルシンフォニアが意味わからんと何度も言われてるんですが、やっぱり分からん。言語化して解釈をしていくよりも、心で感じ取るべき作品なんだと思います。
でも、線画の演出はすごく好きです。その後色が戻っていくのが本当良い。
あと、大久保瑠美さんの声どっかで聞いたなぁと思ったらエリーザベトバートリーでした。なるほど。あの子も、いっちばーんとかみあみたいなこと言い出すので驚く。

・東京行ってた
伊丹さんの個展を見に東京に一泊二日してきました。1人で東京歩き回る時間が取れたのはちょうど2014年冬のコミケの時以来だったので久々に自由に回れて楽しかったです。
高校の友達と会って新宿で服や化粧品見たりして、ANNA SUIの口紅買ったりしました。
真っ赤な色の口紅なので、大人っぽく見えるねって言ってくれる人もいるんですが、わざわざアピールして言うと「口から血が流れているね」とか意味わからん事を言い出す人もいる。
似合うかどうかは分からんけどサブカルおばさんの一歩を踏み出したことは明らかなのではないのでしょうか。

あと夜ご飯はなんだかんだで長い付き合いをしているネトゲの友達の人たちに会ってきました。黒龍呑ませてもらいました。やったね。
話を聞いてると彼らは私と同じくらいだった時に明らかにダメな方の大学生活を送っていたっぽいんですが、普通にちゃんとした収入を得られる社会人になっていて、ちゃんとしたご飯食べたり旅行しているんだよなぁ。すごい。本人が言うにはコミュ力によるものだとか。でも新しいネトゲが始まる時に退職してネトゲしまくりながら転職活動するとか言ってて大丈夫なんだろうかと思った。でもたぶん大丈夫なんだろうな。

そんな感じで1日目は行きたいところにも行けて会いたい人にも会えたので2日目は満を持して伊丹さんの個展を見に行けました。
銀座の奥野ビルに初めて足を運びました。あんまりよく分からない人たちの個展も色々やってたの伊丹さんの個展に行く前にうろうろしてたら、管理人の人が「ここはノルウェーの森の後半のシーンの撮影してたんだよ」と教えてくれました。

「あの時はいっぱい人がきて大変だったのよ〜。ほら、ラストシーンでワタナベが一階のポストの前でね、ミドリちゃんに喋ってるじゃない。『ボクは今どこにいるか分からないんだ』って…」
どこって奥野ビルの一階やんけ。(多分そういう意味ではない)
というかそんなシーンがあったことすら覚えてなかったのでもう一回見直す事を考えた。

当時はよく意味を理解しないまま観ていて、さらには一緒に観ていた親にアパートでのセックスシーンを飛ばされるわで、4割くらい松山ケンイチのイメージビデオを見てる気持ちで観てました。

その後やっぱりよく分からない写真家のおじさんと話した後(めんどいので内容は省く 奥多摩の話を適当にしてた気がする)、伊丹さんの個展についに到着する事ができました。

他の個展とはかなり雰囲気が違っていてびっくりしました。他の個展は絵が5.6枚大きな額縁に入れられてぶら下がっているだけなのに、伊丹さんの部屋は絵が一面張り尽くされていて、並んでいる机にはクロッキーが何十冊も展示されていたんです。まさに伊丹さんの世界がその部屋に造られていました。
最初は絵に目を取られてばかりでしたが、机に置いてあったクロッキーを一心不乱に読んでいてしまいました。私の他に個展に来ていた方も、同じように絵に釘付けになっていたり、真剣にクロッキーに目を通していました。
しばらくすると、伊丹さん登場。その日の伊丹さんは島村卯月の髪型をして「島村卯月、17歳です」と台詞を呟きながらやってきました。
今回伊丹さんの素敵な自撮りを何度もTwitterで見ていたからなのか、「伊丹さんに会えたら、一緒に写真を撮りたい…」という気持ちが湧いてきて会ってすぐに一緒に写真を撮ってもらってもいいかお願いをしました。そして快く承諾してくださり無事写真を一緒に撮る事ができました。良かった。
その後もしばらく個展の中で絵やクロッキーを眺めながら不思議な時間を過ごしていましたが話すと長くなるので割愛。でも、本当に素敵な時間でした。

その後は伊丹さんのお知り合いの方たちと銀座駅に行くために道に迷ったり救急車に轢かれそうになりながらも無事に駅に着き、その後は東京駅まで行き新幹線に乗って長野へ帰る事ができました。
良い東京旅行になったと思います。友人に「また夏頃においで」と言われたので今年はもう一度行きたいと思いますが、はてさてどうなるだろうか…。

とりあえず春休み前半であった大きな事は主にこのような出来事たちでした。
今回はあんまり文章構成を気にせず書いてみましたが好きな事を書けている感じで楽しかったです。それではおやすみなさい。

龍潜祭に行ってきた


昨日は京都精華大の学園祭に足を運んだ。

色々やった事があったのだが、一つ一つ列挙していくと書き切れないので写真中心に紹介していく。

・ともチケを生パキしまくった
京都精華大、さすが美大という事もあってサブカルチャーに造詣が深い人々が多い模様であり、プリパラのキャラクターのコスプレをしている人も見当たられた。
また、今回学園祭に足を運んだ理由も以前からプリパラがきっかけで仲良くなった方々に会いたかったからなのであり、その方々とも無事ともチケ交換する事が出来た。
そして、なんと、ともチケ交換ボードを自作されていた。
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首にかける事で「歩くともチケ交換ボード」になる事ができる。すごい発明や。

また詳しく書き記すが、アニソンDJクラブイベント「オタメロ」に参加した最中も、ともチケ交換ボードに気付いてくださった方がパキッてくださった。良い話だ。
そのような幾つかの出来事があり、色々な方とともチケ交換する事が出来たので本当に楽しかった。プリパラする時にまた使いたい。

・アニソンDJクラブイベント「オタメロ」に参加した。
初めてアニクラに参加した。
大学のキャンパス内のライブハウスという事もあって、アットホームであり、みんな気楽に楽しんでいて良い雰囲気だった。
アニメソングばかりかと思いきや、嵐の曲も流れたり粉雪が流れたりとバリエーション豊富だった。
昔のアニソンからつい最近のものまで流れていて、バッチリテンションが上がるプログラムを組んでいて良いなぁと思った。

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ここでもやっぱりキルミーベイベーがネタにされていた。

多分この時期に行われている、全国中の文化祭でキルミーベイベーがネタにされている気がする。(自分の大学でもネタにされていたし)

・出店を回ってきた
出店では、みたらしドッグ、韓国人留学生の方々が調理してくださったチヂミ、100円で値切られていたラーメンなど色々食べてきた。
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みたらしドッグ、ステッカーがとても可愛らしくて2回も立ち寄ってしまった。
味も中がモチモチしていてハマる味だった。

出店を回る最中、コスプレをしてる方を何十人も見かけてさすが美大だと感じた。逆にコスプレしていない人が珍しく感じられるんじゃないかと思わせる数で、自分の大学の空気の差をひしひしと感じた。
(自分の大学の学祭はコスプレサークルぐらいしかコスプレしておらず、たぶん奇異な目で見られるぐらいの少なさだった。だからこそ自己顕示欲を増幅させるのかもしれないけど。)

また、ガーリッシュなステッカーやポストカードを出店している人達がいて、50円のジュースを買うとメイドさんの格好をした女の子たちが集まってきて「おいしくなぁ〜れ❤️」の魔法をかける儀式をしていたのを見てしまい、まさに女性性が売られていると感じた。
あの50円は女性性なんだろうか。


また、なかなか凄い売り物を発見した。
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※念のためモザイク処理はしています。

男根飴だ。男根妄執症のフォロワーさんがとても興味を示しそうなものだと感じた。
ディルドーなどをそのまま使ったわけではなく、手製で練っていたものでありプロ根性を強く感じさせられた。
売ってる方からは「合法的に舐める事ができますよ」と何度も宣伝されたが、値段が高かったため私も同行している方たちも買うのは断念した。
だが、綺麗に形作られていて職人魂の篭った作品だと思う。


とりあえず写真アルバムに入ってあった学園祭に関する話はこれぐらいです。

戦利品も載っけたいのですがそこまで書く気力がない。。(もう眠い)

でも、プリパラ界隈の方々が中心となって作られたキノフェアちゃんアンソロジー「シカをいじめてはいけない。」は寄稿した方々の人格がとても現れていて個人的には凄く良い同人誌だなぁと思った。何度も読み返してしまっている。

また、今回購入させていただいた「CREATORS AT WORK」も、創作を行っている方たちの内面を垣間見る事ができるとても興味深い本だった。

やはり他大学の学園祭に足を運んでみると新鮮な体験が沢山出来てとても楽しい時間となった。
もし可能なら、清華大で行われるイベントにまた行けるようにしたい。